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肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

陣取り合戦へ☆

2015年12月05日 | おいしんぼうネタ

 業績低迷で閉鎖に追い込まれた日本マクドナルドの店舗跡に、競合するハンバーガーチェーンが出店攻勢を仕掛け、陣取り合戦の様相を呈している。

 バーガーキング・ジャパンは1日、電気街で知られる大阪・日本橋の一等地に国内99店目を開業した。マクドナルドが9月まで運営していた場所で、集客を見込みやすく、既存の空調設備などが使えて費用も抑えられるという。

 「味では勝てる。課題は知名度だ」。国内事業を率いる村尾泰幸社長は、生え抜きでマクドナルドの取締役を務め、2014年2月にバーガーキングに入った。ほかに数カ所のマクドナルド閉鎖跡で出店を検討中だ。

 ファーストキッチンも11月20日、福岡県古賀市のマクドナルド閉鎖跡に、九州では約7年ぶりの店を構えた。12月10日以降、北九州市と横浜市でもマクドナルドだった店舗をファーストキッチンに転換する。

 マクドナルドは期限切れ鶏肉使用や異物混入などの品質問題が響き、既存店客数は、今年10月まで30カ月連続で前年実績を下回っている。元社員は「顧客から完全にそっぽを向かれた」と嘆く。

 年内に不採算に陥った計150~160店を閉鎖し、ブランドの刷新を目指して約2000店を改装する方針だが、18年ごろまでかかる見通し。

 サラ・カサノバ社長が成果を出せない状態が続けば、社内外にくすぶる交代論が現実味を帯びる可能性がある。



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