60_60_30 零半乗

50ccバイクでの走行記録

北海道 一周 2013(5)

2014年04月10日 | 北日本
北海道 一周 2013(5)



 6日  7:00出発、曇り。糠平国道から三国峠
テントから出て駐車場方面を眺め目を見張る、派手な塗装のフェアレディZが小型の
トレーラーに乗せられキャンプ場横の農道へ進む、30年以上前のスポーツカーではないか。
朝食を摂りながら見ているとスポーツカーを積み込んだトレーラーが次々とd337からスロ
ープを下りて来る、大半がフェアレディZで、どのトレーラーにも子供を含めた家族連れ
が乗っている。キャンプ場西側の農道を北の奥に向かうのを見て思い出す、たしかこの
辺りには常設のラリーコースが有った筈、土曜日で何かイベントが開催され近在の同好の
士が集って来ているのだろう、観察しているとメンバー同士はほとんど顔見知りのようだ。
出発点検で右のウィンカーが点滅しない、後ろのランプに問題が有りそう、工具を取り
出しチェック、ウィンカーの中に水が満杯に入っていてショートしていたようだ、ランプ
は切れてなくセットすると点滅する、全てのランプを点検して水を出す。今日は軽装で置
戸から三国峠・然別湖と長距離を走るつもりが出足を挫かれる、昨日の往路を辿りd337
からd660に直進して畑地を東に向かい、国道の案内に従い農道に左折して北上、R241に
出合うと乗り換えて芽室に到る。国道から芽室市街に下りスタンドに寄ると閉鎖している、
早朝で開いていないのか土曜日で休業なのか不明、小集落は人の気配は無いしスタンド経
営者の自宅らしき家を訪れるが留守のようだ。置戸まで60kmはとても持たない、何時に
開店するか分らないのも待てない、糠平にスタンドが有ったようなので予定を変更して糠
平に向かうことにする。d88に乗り芽室から出るとすぐにd468に乗り換える、d468は山
間ルートで左右にはグンナイフウロなど高山植物が咲いている、コースは芽室川に沿った
1.5車線から1車線で路面は凸凹が続き速度は出せない、通行車両はほとんど無い。しばら
く走ると左折して川沿いを離れ小さな峠を越え清水谷でR273に乗る、国道は緩い登りで交
通量は少なく走り易い。山間部に差し掛かると左手を並走する音更川沿いに旧士幌線の遺
構が続く、勾配がきつくなりトンネルを幾つか抜けると糠平ダム展望台が在る、案内に
従い左手の高台に登る、雲が多くダム湖の眺めは今一つ。

R273沿い 旧士幌線遺構

 国道に戻り更にトンネルを抜けると糠平温泉に到着、スタンドは見つからない、博物館
の職員に尋ねると最寄りは上士幌で22kmとのこと。R273を引き返し上士幌のセルフで給
油、d660に乗り西に向かいキャンプ場の手前からd806に乗り換えナイタイ高原牧場に向
かう。小さなアップダウンを続けながら高度を上げると霧が流れ眺望が利かなくなる、牧
場に入り展望台へのコースに乗るが更に霧は濃くなる。展望台は霧に包まれ何も見えない、
小さなレストハウスは開いているが利用者がいるようには見えない、早々に退散して往路
を下り三国峠を目指す。d806に乗りナイタイ川との出合で農道に入りR273へのショート
カットを探る、多少迷走したが旅宿「かぶとむし」前でR273に乗る。雨が降り出すかと
思われる空模様の下R273を快走、気になる天候も糠平に到ると晴れ間が広がり期待が持て
る。糠平から北上してタウシュベツ展望台に寄る、対岸の旧タウシュベツ橋梁は好天で
良く見える、水量がやや多く橋梁の上部が現れているだけだが僅かな靄も懸からず鮮明に
見える。

旧タウシュベツ橋梁

 再び国道を北上して三股を通過して勾配がきつくなった林間を進むと前方の山腹に橋が
見える三国大橋のようだ。きつくなった勾配だが広く走り易いコースを快走して松見大橋
を渡り大きくUターンをすると三国峠PAに到り休憩、土曜日のため車もバイクも自転車
も多い。十勝側は雲が広がり遠くは薄い靄が懸かるが景観は良好、松見大橋や樹海が鮮明
に見える。

松見大橋

 三国トンネル北側の眺めが気になり向かう、何時もはほとんど交通量の無いトンネルも
今日は行き交う車が多く左端には自転車がいるため慎重に進む。トンネルを抜けると北側
は雲が重く垂れ込め景観は期待できない、早々に引き返し往路を快走して途中の旧幌加駅
に寄る、数組の観光客が居る。

旧音更川橋梁 5の沢附近

 糠平からd85に乗り然別湖に向かう、お馴染みのスキー場の急勾配を登るコースだが軽
装備の今日は快調に走る、やや交通量は有るがマイペースで小さなヘアピンをクリアして
行く。然別湖北岸に出て湖畔のワインディングコースを行く、乗用車より快調で後ろから
煽っているようになる。然別湖畔から南方を見ると晴れていそう、白樺峠に登り十勝側に
下ると青空が広がり眺望は良好、扇ヶ原PAに下り停車。ここから十勝平野を眺めるのは
初めて、いつも濃霧の中を走りパスしていた、眼下には自衛隊の演習地が広がる、しかし
遠くは霞んでいる。

扇ヶ原PAから (1)

扇ヶ原PAから (2)

 扇ヶ原PAから下り坂を快走して瓜幕で「森のキッチンかわい」北側の農道に左折して
乗り換える、麦・豆そしてジャガイモ畑の中の直線を東に走る、左手には畑の彼方に下っ
てきた山並みが連なる。東瓜幕で南下してR274に乗ると更に東に向かいd337に乗り換え
る、このコースも直線で小さなアップダウンを繰り返し北上する、前方にナイタイの山
並みを眺めゆっくり登る、交通量は結構有るが走り易いコース、しかし10km近い直線に
はいささかウンザリする、かなり疲れが出ているようだ。

瓜幕附近農道から

d337の直線路

 山際でコースは直角に右折するとまたも長い直線路、何回かの大きなアップダウンの後
キャンプ場前を通過して上士幌市街に到り、朝のセルフで給油しA-coopで食料を調達して
キャンプ場に戻る。好天で気持ちの良いサイトで寛ぐ、温かいためかキャンプ場上空には
ヤナギの雄花が舞う、陽に透けた白い花は青空を雪が舞うように美しい。今日も利用者は
数組、垂水のカブ110も連泊、夕方昨日とは別の女性が集金に来る、夜は近くに設営する
少し年下の青森のライダー飲んで話す。

 7日  7:10出発、晴。十勝平野から襟裳岬
 青森のライダーに挨拶をして出発、襟裳を目指すが直接向かうと早く着き過ぎる、池田
方面を経由して向かう。キャンプ場からd337に乗り南下してそのまま農道に直進して更に
南下、すぐに車がほとんど走らないR241に乗り換えて南下し士幌でd134に乗り東に向か
う。十勝平野北部の丘陵地帯に広がる畑地をアップダウンの繰り返しで走る、広く走り
易いコースは交通量皆無、人家も皆無で畑が広がるばかり、畑にはジャガイモの白い花が
満開。下居辺の小集落に到る、道の駅や温泉の有る集落だが早朝のためか人の気配は無い、
ここでd496に乗り換え東南に走る。下居辺から少し走ると池田町に入る、道路は凸凹が
多く走り辛い、周囲の畑は色付き始めた麦畑となる。もちろん交通量皆無、丘陵地の
アップダウンとコースの凸凹による振動で積荷を気遣いながら麦畑を走る。

d134 ジャガイモの花

d496 麦秋

 利別川にぶつかると右折して南下、高島でR242に直進して国道を更に南下、麦畑の広が
る中を走る、交通量の少ない快走路を進み道東道の池田ICを通過して利別に到る。R242
は利別から西に方向を変える、車の少ない国道で畑地を行き十勝川を渡りR38と合流する
とすぐに幕別市街。幕別からd15に乗り南下する、丘陵地帯の林間コースで穏やかな
アップダウンを繰り返し直線的に約40km走る。空港へのアクセスにもなっているためか
交通量は少なくは無い、ヤナギの雄花が飛び交う広く走り易いコースをひたすら走る。糠
内でd62が空港方面に分離して行くと交通量は皆無、展望が開ける訳でもない丘陵林間で
集落もほとんど無い単調さに飽きて来た頃R236に出合う。忠類市街のすぐ北からR236に
乗り南下、北海道で最も多く走った国道の一つを快走して豊似でR336に乗り換え広尾に
到る。広尾から久しぶりの海の香りを楽しみながら海岸沿いを走る、海は青いが靄が出て
おり水平線や遠望は駄目、日曜日のためか通行車両は地元の乗用車が中心。長いトンネル
が連続するコースを走る、新しいトンネルで明るいが後方に絶えず注意を払いながら緊張
して走り、庶野から岬公園線d34に乗る。海岸段丘上の草原は快走路だが今日は横風が
強い、油断しているとセンターラインを越える辺りまで流される、交通量は少ないが前後
のチェックは怠れない。襟裳岬は晴天だが物凄く風が強い、駐車場には乗用車やバイクが
停車しているが数は少ない、岬見物をする観光客は更に少ない。

d34 百人浜附近

襟裳岬

 岬から西側コースを北上、段丘上の草原は吹き曝しで今度は右側から強風が来る、油断
すると路肩から落とされそうで緊張する。えりも町の中心に下り給油後、R336に乗り海
沿いを走る、風向きが変わり左手の南西側から強く吹く、海上遠くは靄が広がるが海の色
は青い。打ち寄せる波の飛沫を強風が巻き上げ海霧として陸地に流す、晴天のため霧は内
陸に到ると消滅するがコース上は薄いベールとなっている。様似を通過して日高幌別から
R236に乗り換える、牧場地帯を走ると雲が重く広がり始める。山間に掛かるとオロマップ
展望台が在り立ち寄る、眼下にはオロマップの馬牧場が広がる。再びR236を登り野塚トン
ネルを抜けると晴天が広がる、天馬街道の下りを快走して田園地帯に到ると農道石坂紋別
線に乗り換える、大樹へのショートカットで走り易いコース、通行車両も有る、しばらく
畑地を走ると案内に従い別の農道に乗り換える、何処を走っているか不明だが案内は要所
に有る。案内に従い農道を進むと大樹市街の南部でR236に出合う、国道を走り大樹市街の
スーパー「フクハラ」で食料を購入しd55に乗る。牧草地と林間を東に走りR336に乗り
換え北上、この国道は何時もほとんど車が走っていない、快走してナウマン象発掘地の案
内を通過すると晩成温泉の案内に従い農道に右折して晩成温泉に到着。何時もの場所に設
営して食料や飲み物を持って温泉に出掛ける、閉館間際まで休憩室で寛ぐ。

 8日  7:15出発、晴。十勝平野から狩勝峠
 駐車場に駐車していた京都№キャンピングカー夫婦の同年輩男性から水場で声を掛けら
れる、二人はつい先日苫小牧から走り始めたようで「さくらの滝」を紹介する、彼らは
すぐに出発して行った。バーベキュー棟の傍にソロテントが張って有り駐車場に東京№の
バイクが停車している。出発時に住人が出ていたので声を掛ける、若いライダーだが北海
道はベテランでしばらく話をした後、出発。起床時は海霧が出て涼しいと思っていたが内
陸に少し走ると霧は晴れ暑くなる、ナウマン遺跡を経て中東農免農道を走り忠類に到る、
カッコウの声を聞きながらR236に乗りると国道を北上、走り慣れた国道を快走して道の駅
「中札内」で休憩。中札内からd55に乗り麦や豆の畑を走り十勝中部広域農道に乗り継ぐ、
大きなアップダウンを繰り返し長い直線路を進む、周囲のジャガイモ畑は白や紫の花が
咲き、麦畑は黄緑に色付き黄色になった畑も有る。

ジャガイモ畑 十勝中部広域農道中札内附近

 靄が広がり遠望は利かないが十勝平野の広さを堪能する快走路。d216を渡ると八千代で
広域農道は右折して北上する、すぐにd55と出合い乗り換えると再び西に向かう。d55を
少し走ると農道に乗り換え再び北上してd62に乗り継ぎ、更に北上して途中の農道に左折
して美生に到る、この付近の農道は2車線のフラットで全て直線、碁盤の目で交差するが
信号は無く走り易い。地図では美生にガソリンスタンドのマークが着いているが小さな集
落には見当たらない、近くの道路工事現場の警備員に尋ねるとスタンドは10kmほど南の
上美生に有るとのこと。予定では美生から西に走り御影に向かうつもりだったが、芽室で
給油して根室本線に沿って御影に向かうコースに変更。美生からd317を北上して芽室駅前
のセルフで給油、根室本線沿いの農道を走り残雪の十勝山脈をバックにした丘陵地帯の
ジャガイモ畑を眺めながら行く、御影の手前でd55に乗り換え北上して根室本線を渡り御
影駅で休憩。

御影附近農道より

 今後のコースを確認してR38に乗り北上、正面には残雪の十勝連山が聳える、清水で
R274と交差すると大半の車両はR274に進みR38にはほとんど車を見かけない。シーズン
オフで閑散とした新得の市街を通過すると更に車は減少、ほとんど観光客の乗用車のみ、
勾配は厳しくなるが路肩は広く走り易い、カーブのコース取りもマイペースで入れトップ
でも30km程度で走れる、本日エンジン快調。好天下の狩勝峠への登りは速度が出ない
ためかなり暑い、峠で停車して景観を楽しむ、靄で遠望は利かないが眼下に広がる十勝平
野の眺めは良好。

十勝平野 狩勝峠より

 狩勝峠からの下りを快走して落合の市街に到る、かつては鉄道の要衝として繁栄した街
も今はゴーストタウンのように静まり返っている、人の気配は無く国道を行く僅かな
車のみ。緩い勾配を快走するがとにかく暑い、道の駅「南ふらの」で休憩し今後のコース
を検討、南富良野は今栗の花盛り。R38に乗り北上して樹海峠に向かう、上りで速度が
出ないと暑さに参る、日陰を探して走るが正午の日差しに日陰は無い、樹海峠を越えると
右手遥かに雪を残した十勝岳の山並みが美しい。

十勝岳 R38樹海峠附近から

 峠から下った小盆地の白い蕎麦畑の広がる小集落で余りの暑さに気分が悪くなる、速度
を上げてもヘアードライヤーの熱風を吹き付けている状態、吐き気を催す暑さに閉口して
農協の大きな倉庫の軒下で休憩。水を飲み塩飴を舐めしばらく休憩して出発、川沿いの
コースを西に向かうと右手に東大演習林が続く、正面に残雪の芦別岳が大きく聳える、富
良野に来たと実感する。金山湖畔のd465経由コースよりも景観は良く走り易い。R237が
合流して来るとすぐに山部に到る、駅前からd985に乗り西に向かう、キャンプ場周辺の果
樹園ではさくらんぼ狩りのシーズン、幾つも案内の幟が立っている。何時もと同じ場所に
荷物を降ろして富良野に行く、d985で富良野に到りコープさっぽろで食料を購入、キャン
プ場に戻ると日陰を求めながら寛ぐ。夕方設営を終え寛いでいると管理員がやって来て
ゴミ袋セットを購入するようにと、ゴミは少量だから自分で始末すると言ってもしつこく
勧めうるさいので購入、200円也。

 9日  7:15出発、曇り。花人街道・旭川
 曇天、所々に青空が見える、雲は高いが走り回るのには余り適していない、にわか雨の
予報も出ている、旭川に出掛けガスカートリッジの補充をする。出発点検をすると右後部
ウィンカーが切れている、いつ切れたのかは不明、農道を東に走りd985に乗り北上。北の
峰からR38に乗り空知川沿いを北上、岩美橋からお馴染みの農道に乗り換え東に向かう、
この頃から霧雨に包まれる、d759に乗り換え北上して麦畑やジャガイモ畑を進むと時折蕎
麦の白い花畑が混じる。d581に乗り換え東に下り千望峠に到る、雨が降り出し眺望は駄目、
数台のキャンパーが駐車している。雨具を着用して上富良野市街を目指し出発、上富良野
に入り青山サイクルに到着すると開店準備中、ウィンカーのランプを交換してテールと
ウィンカーの予備ランプを購入。しばらく大将と話していると雨も小康状態となったので
出発、R237に乗り小さな峠や丘陵地を越える、国道は交通量は多く路肩は荒れていて走り
辛い、大型トラックや乗用車に次々と追い越しを掛けられるので絶えずミラーを見ながら、
そして前方の路面状況を睨み走るのは緊張する。国道から美瑛市街に入り給油してツルハ
ドラッグに寄り休憩、再び国道を走り丘陵を越え北美瑛に下ると旭川の平野が広がる。雨
は上がり曇天の田園地帯を車の流れに従い走る、西神楽からは旭川近郊農業地帯の様相が
広がり直線路が旭川へと北上する。環状道路の案内を見て環状道路の高架を潜り市街地に
直進、環状道路は予定コースのd90だったようだ、神楽岡で左折して西に向かい平成大橋
を渡りd90に乗る。d90は広く交通量は比較的に少なく走り易い、しかし碁盤の目の旭川
では信号でしばしば停止させられる、R12を渡ると目的のスポーツ店は近いはず慎重に
進む。道路の左手に秀岳荘は在った、かなり品揃えの良い店で平日の午前中から結構客が
入っている。往路を戻り雨紛からd219乗り換え更に南下、ゴルフ場などが在る丘陵地帯を
走り西神楽からR237に乗る、帰路も交通量が多い。北美瑛からぜるぶの丘を越え国道から
美瑛市街に入り道の駅で休憩、山梨№の同年輩原付スクーター男性から声を掛けられる、
群馬№キャンピングカーの男性も加わりしばらく話す。美瑛からは線路に沿った農道を南
下しd824に出合うと乗り換え西に向かう、美馬牛駅前から農道に乗ると国道を渡りジェッ
トコースターの道を走る。ジェットコースターの道は有名な農道のせいか観光客の乗用車
が沢山停車して記念撮影している、10%~13%程度のアップダウンコースを走り丘陵の畑
地を大きく回り上富良野で国道に戻る。少し南下するとd581に乗り千望峠を経て往路を
走りR38を南下してラベンダーの森に寄る、ラベンダーは全く咲いていない、周囲の森は
栗の花の盛り、ハイランドフラノで温泉に浸かる。ラベンダーの森から富良野市街に向か
いコープさっぽろで食料を購入、d985に乗りチーズ工房東の分岐から一路東の農道に乗り
換える、この農道は路面が悪く走り辛い、d985のままチーズ工房方面からキャンプ場に
向かうべきだった。キャンプ場に戻り寛ぐ。

 10日  雨で停滞、午前中は持参の詰め碁の問題集で時間を潰す。
   13:20出発、曇り。雨が上がったので富良野に向かいコープさっぽろで食料を購入。

 11日  7:45出発、曇り。美瑛・富良野
 予報では午後から晴れるようだ、北の峰から千望峠に向かう、峠からはシルエットの十
勝連峰が美しい、千望峠からd581を戻り北上するとd70に乗り継ぎ更に北上、ガス欠の
ため美馬牛駅前のスタンドに寄る、閉鎖しており給油の人はこちらへの案内板が出ている、
傍の民家に行くと年配の婦人が給油してくれる。国道を渡りジェットコースターの道を撮
影、今日も観光客が多い。

十勝連山 千望峠より


蕎麦畑 d70

ジェットコースターの道

 国道からd70に戻りd580に乗り丘陵の畑地を北上、蕎麦や麦畑の中を走ると丘陵からの
眺望は良好、旭日岳が時折大きく見える。丘陵から林間コースを下り美瑛川に沿って走る
と五稜橋でR452と出合う、国道とは気付かずにそのまま直進、畑の広がる中を行く交通量
皆無の快走路、しかし何かおかしいと気付き地図で確認して国道と判明、道道より侘しげ
なコースだった。五稜橋に戻り交差点を確認すると国道側に一時停止の標識が立っており
ア然、五稜橋から広域農道に乗るとすぐに左折してパッチワークの道に乗る。パッチ
ワークの道は丘陵地の農地の間を進む、波打つ丘陵の畑は蕎麦・麦そしてトウモロコシ畑
で丘の頂からその先まで広がる、残念ながらパッチワーク模様は見られなかった。

パッチワークの路

 ケン&メリーの木に寄り美瑛市街に向かう、この付近に点在するTVコマーシャルで有名
になったポイントには乗用車や観光バスが駐車し多くの観光客で賑わっている。美瑛から
d966に乗り正面に残雪の美瑛岳を見ながら走る、白銀温泉の上部からは残雪の旭日岳が
美しい、十勝連山の眺めは頂上付近に雲が懸かり今一つ。望岳台に到るが雲が広がり景観
は今一つ、しばらく眺めていたが晴れる様子は無いので退散。

旭岳 望岳台より

十勝岳 望岳台より

 吹上温泉を経てd291に乗り上富良野に下る、上富良野市街東方の後藤美術館付近から農
道に乗り南下、d298に出合い乗り換え麓郷に向かう。鳥沼公園からd253に乗り換え
ハートヒル展望台で休憩、靄が懸かり芦別岳から夕張岳への山並みの眺めは今一つ。八幡
丘を通過して布礼別の市街地に到る、ベベルイの案内に従い左折して農道を走る、2車線の
走り易いコースでベベルイの泉を通過して、高原農耕地域を走り山裾の林間に入ると左右
には自衛隊の演習地が続く。峠を越えベベルイに下る、麦やジャガイモの畑が丘陵に
広がり下り斜面の彼方に中富良野の市街が横たわる。


中富良野 d298

麦畑 ベベルイ附近

 ベベルイの湧き水を通過して畑作地の緩い下りの直線路を西に走り、d290に乗り換え上
富良野に到り青山サイクルでオイル交換。再びd290に乗り南下、富良野の東方から農道に
乗り換え富良野市街に到りコープさっぽろで食料を購入。富良野からd985に乗り南下して
山部に到り給油後、キャンプ場に戻る。サイトで寛いでいるとヤナギの雄花が舞い、逆光
に白い雄花が透けて美しい、何とかカメラに収めたいと挑戦するが納得できる物は撮れ
ない。

太陽の里キャンプ場


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