これもトレーニング

社会的、身体的、心理的に健康でありたい!日々、転んでも立ち上がるトレーニングを綴ります。

金時豆

2020年10月27日 16時55分35秒 | 食いしん坊

現在、好き嫌いのない私

子供の頃、甘いものが苦手だった。

母は、羊羹を1本ペロリと食べてしまうほど甘党だった。

時々、和菓子を買ってきて

「美味しいから食べなさい。」

促されるまま和菓子を口に入れるが

何度食べても美味しいとは思わなかった。

「ね、美味しいやろ?」

親の言うことは正しいはず、私が間違っているのかも。

当時から自分の味覚を否定した。

幕の内弁当に甘い金時豆が入ってるが、これも苦手だった。

金時豆って、御飯のオカズ?

母だけでなく、周りの友人も甘い金時豆を

「美味しい!美味しい!これ好っきぁゃわ~。」

と言って美味しそうに食べる。

ますます自分の味覚に自信を無くした。

 

人間、大人になると嗜好が変わる。

苦いブラックコーヒーが飲めるようになったと同時に、和菓子も不味く感じなくなった。

 

両親の看取りを終え、コボン(息子)も巣立たせて

現在は、自分独りの気ままな食事・・・

手を込んだ料理を作らなくなった。

洗い物を減らすため、炒め物などは皿に盛らずにフライパンごと食卓に並べてしまう。

 

 

生野菜も洗いざらしのザルごと食卓へ・・・

この日の主菜はレトルトシュウマイ

 

 

人に見せられない食卓・・・。

 

スーパーの総菜売り場で金時豆が売っていた。

母と同様、父も甘党だった。

父は生前、甘い煮豆をよく買って食べていた。

懐かしくなって、金時豆を買った。

カボチャと一緒に煮てみた。

 

 

決して、美味しいとは感じないけれど

寒くなったこの季節、昔の懐かしい思い出が心を温かくしてくれる。

 

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自分のいきたい方向へ進んでいく

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