晴れたら、エエなぁ

こんどの休みは晴れるかな?晴れたら何しよ?やりたいことが・・・いっぱいあることの幸せ?を噛みしめるイヌ人の独り言

ハートロック 3

2011年04月05日 | 小笠原・出張編
中断した「小笠原編」山のツアーの報告さ

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さあ、ハートロックまであと少しだ・・・

展望が開けて来た!





南島も近くに観れる。
この南島は、1日限定100名の上陸しか許可されていない。
滞在もたしか2時間と決められていたハズである。
東京都知事が決めたことなんだが、人数限定は悪いことではないが、
先着順なのである。だから朝の開門?開島?時に「殺到する」らしい。

で、100名が一度に上陸してあたりを散策するので、その方が悪いんじゃない?
と地元の人からは言われているらしい。

午前午後各50名とか、「抽選」にするとか工夫が必要ではなかろうか?


ところで、写真に見える赤土の部分はヤギによる食害で表土が流されてしまったトコロである。
植物が枯れ、根が腐り、表土を留めることができなくなってしまい、赤土が出てしまった、ということ。
ヤギも駆除されているが、どうにも止まらない(リンダ)


この展望の望めるところからいったん下る・・・と、そこには小さな黄色い花



「シマウツボ」という花?で、固有種である。
ヤギくんが喰ってしまうので、観た後は枯れ葉を被せて隠さないといけないらしい。

シマウツボを保管する壷は?「シマウツボを仕舞う壷・・・」
という、まるでどっかの誰かさんのような「オヤジギャグ」をガイドさんから聞く・・・
(道中、よくオヤジギャグを吐くガイドであったな、楽しかったけど
 ・・・どうにも止まらない・山本=リンダ?AKO?)


そんなありがたい?ダジャレを聞いて、いよいよ到着「ハートロック」

ハートロックは岩の色に違うところが「ハート形」に見えるからハートロックというのだが、
当然海からは見えても、岩の上からはハートは見れないのである。

近づき過ぎると「ハート」は見えないのである。
親しき仲にも「距離感」が必要なのである。

で、舌をから・・・下を見下ろす

「イイね」


しかし、ヤギくんの食害は目立つねぇ

ここにも



そして驚いたのは、この断崖にもヒロミ・ゴウ(=「壕」)が。


ジャパ~ン軍の置き土産?である。どうやって掘ったんだろう?


この「ハートロック」の上でランチ(といってもスーパーで買ったおにぎりだが)して、
小1時間ほど休憩し(クジラ・ウォッチングをしたんだな)、帰り道へ・・・ ・・・
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新しい・・・ということ

2011年04月04日 | イヌの独り言
小笠原編の途中なんだけど、先週末ショッキングなことがあったので、
少しだけ「趣向」?をかえて・・・


ワシは、飽きっぽい性格というわけでもないが、これまでいくつか会社を変えている。
言い訳っぽいが、自分の力が発揮できるところ、やりがいがある仕事ができなければ
モチベーションはたもてない。


大学を出て新卒で入社した会社は「東証一部上場企業」であった。
「新人」だからなのか?研修期間の間は、くどいくらいに
「新しい人は、既成概念がないから、常に新鮮な目で会社の中を見るように。
 長く働いている連中は、当たり前のこととして何の疑問も持たずに以前からの
 作業を繰り返しているが、慣れてしまうとそれが『おかしい』ことでも
 気付かなくなってしまう・・・」
なんてことを言われていた。


転職し、姫路にいた頃のことである。
「開発」なんて仕事を担当していた。
自転車で10分もかからないところにある「本社」に原料が届いているのに、
開発部署になかなか届かないことがあった。
工場責任者に「自分でとって来た方が早いぞ」なんてへらへら笑われながら
言われたときは、「どうなってんだ?この会社」と思ったものである。

ワシは、どうせ中途採用の地方採用だから、江戸の大名でいえば「外様」である。
ということで、嫌われようが、睨まれようが「変なコトは変だ」と堂々と言って来た。


5年ほど前にまたしても転職し入社したところは、かつての同業他社。
その仕事のやり方、考え方がずいぶん違うと思ったが、最初のうちは、
単に「会社が違うから」「業界のトレンドも変わった」なんて思っていたが・・・

あまりにも「合理的でない」やり方、「非効率的な」進め方に?マークいっぱい・・・

ワシが最終的に感じたのは、「親会社の生え抜き社員が出向してきて威張っているだけ」
「子会社に親会社同様の金、ヒトの投資をするのはもったいない」
「子会社の連中なってないな、アホやなと言ってるが、具体的な指標は示さない」
そんな「社風」てなところ。

「今回はおとなしくしとこ」と思っていたので(工場長とケンカしそうになったことはあるが)
「外様」というより「無様」な感があったが、まあ・・・

そこで、これから新しいスタートをきるような人には
「新しい人は、古い規則を変える力です」

そして、ここに出てくるバナナを取れないサルの話を読んでみて。


福島原子力発電所の「東京電力」の経営にも通じることではなかろうか?

そのほか様々な業種、業界にも言えることではなかろうか?

どこかで狂った歯車を直すのは、なかなか難しいが、せめて自分の周り、
手の届く範囲は「正しい姿」であるようにと思うし、常に自分を顧みたいと思う。



                                旧暦も弥生にはいり春本番
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ハートロック 2

2011年04月03日 | 小笠原・出張編
さて、元トラック道を進んでいくと・・・

そりゃあ、いろんなモノが観れるワケで。



こちら「わらび畑」

新芽がチラリと




ここに



立派な「持ち物」(角だよ、ツノ)のヤギさんが・・・ ・・・
開拓当時に家畜として持ち込まれたが、そのうち「や~めた」となって、野生化。
これが、いろいろな問題を引き起こしているんだが・・・ワラビは食べないみたいだね。




問題児は「ヤギ」君だけではないみたいで、これは「ネズミ取り」であるが
「ネコ」用の罠もあった。ネコは飼い猫かノラ猫かわからんので、まず島の「ねこ待合所」
なるところに預けられ、飼い主が見つからない場合は、内地へ送られるとかなんとか。


さあ、ずんずん、ずいずい行きましょう!


ゴムの木




シダ




マルハチヘゴ

なんで「まるはち」か?というと



枝が折れた跡が「丸」に逆さまの「八」になるから。これも固有種らしい。


戦跡もあって日本軍の

とか



ここから銃で「バーン」と・・・ ・・・やったかどうかは知らん。

こんな感じの壕は道中にいくつかあり、なかには「発電設備」と思われる残骸が残っていた壕もあった。

そして、さらにツアーもGO!とうことで、ここらでひと区切り。

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山の方にも・・・

2011年04月02日 | 小笠原・出張編
海にも潜れば、山にも登る!

遊びに見境は無い!オンナに見境は・・・ ・・・?


さて、父島の陸上の見所は、やっぱりたくさんある。
どんなツアーに行くべきか?迷うところでもあるが、日数は限られている。
今回は(次があるのかよっ?)、1日しか無い。

その前に、どこの「ガイド」さんにお世話になるか?である。

これもHPなんぞ参照しながらいくつか候補をあげてコンタクト・・・結果

「オガツアー」 に決定。

選んだ理由・・・ ・・・ う~ん

1 ガイドさんが若そうだった
2 大げさな会社じゃなさそうだったから

ワシは、小さなこじんまりとした店の方が、なんとなく好きである。
ダイビングショップなんかもそうである(← 「こじんまり」という表現はある意味失礼か?)。


で、陸上ツアーには
「森歩き」とか「戦跡ツアー」「ナイトツアー」とかあって、
ワシは「ハートロックツアー」という1日コースをお願いした。

はっきり言って、どれも行きたいのであるが・・・

ハートロックは「千尋岩」という岩の上、というか山に行くツアーである。
山といっても標高は・・・いくつだっけ?そこらへんの低山より低いくらいだから、
子供の遠足並みだ、というには少し行程が長いかな?


何はともあれ、「オガツアー」さんに朝ピックアップしてもらい、GOである。
ちなみに「オガツアー」は、民宿「たつみ」のとなりであった。


先ずはクルマで父島南部へ(30分も走らなかったように思う)。
登山道入り口へ行くと・・・



外来種(の種子など)を持ち込まないように、靴底の泥を落とし、
コロコロ(カーペットの埃をとるヤツね)でズボンの裾あたりをコロコロする。

小笠原諸島は海洋島で、過去一度も大陸とつながったことが無いため、
固有種が存在するのだが(故に東洋のガラパゴスなどと呼ばれる)、
開拓以来さまざまな形で持ち込まれた外来種が固有種を駆逐されている。
したがって、山などに入る場合は、このようにしなければいけないのである。

山にはいるとすぐに



豆科の植物(外来種)


こちらは



固有種「たこのき」
根っこがタコの足のようだから「たこのき」
葉っぱは、けっこう丈夫らしく、「たこのは細工」に使用される。
「たこのは細工教室」とか「民芸品」がお土産として売られていた。

ちなみに、たこのきの「実」はこんなの



なんとなく整備されたような登山道は、こんな感じで


いかにも山の中、森の中という感じではあるが、実は「道路」であった。
その昔、戦前の頃に整備され、トラックが走っていたとのことである。
今となっては、そんな道幅があったとは想像できないのだが・・・ ・・・

その証拠というわけでもないが、道中何カ所かに置き去りにされた「名残」が


人間の凄さというか、業というか・・・


長くなったので、ここでいったん・・・


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ホェールウォッチング

2011年04月01日 | 小笠原・出張編
小笠原では、2月~4月頃はザトウクジラのシーズンで、夏はマッコウクジラのシーズンである。

冬のザトウクジラは、繁殖・子育て何かをしているらしい。

ということで、この時季のダイビングは、ダイビングの合間にホェールウォッチングをする。
ごくまれに?水中で遭遇することもあるらしい・・・うらやましい・・・


韻を踏んだね(トータルテンボス風)


一日目も少し観ることができたが、すぐにクジラは深く潜ってしまった。

で、2日目は?というと1本目のポイントに向かう途中で・・・エエモン観れましたよ~

どうも1頭のメスクジラに、4頭のオスが求愛しているような・・・そんな感じらしかった。

群れ群れだね。


(注;ビデオのキャプチャー画像なので鮮明でない)

ザトウクジラだけに五頭クジラだね。

韻を踏んだね(トータルテンボス風)


あっちで潮吹き、こっちで潮吹きてな感じで、まあ激しいワ。
(本格的なオスの争いになると、水中で泡の吐き出しっこをするので、
 海がジャグジーみたくなるんだとか)

ボートでクジラを観る際には、ある一定距離まで近づいたら、減速・エンジン停止などしなくては
ならないのだが、しばらくするとクジラは少し潜り(姿が見えなくなる)、そしてまた現れる。
ドコで出てくるか?わからんのだが、けっこうボートの近くまで来ることもあるので大迫力である。


で、またしばらく姿を消して・・・ワシらはクジラ捜索。

すると少し離れた水面になにやら黒っぽい物体が・・・


近づくと


マンタ! であった。

ヒレ(っていうのか?)の端っこをピョコンと反らせたときに裏側(お腹側)も黒いことが判明。
ひょっとしてレアアイテムの「ブラック・マンタ」では?

ああ、水中で観たかったね。



そして、ダイビングの2本目を終えて帰港中にも捜索。

すると今度は親子(母+子クジラ)

この子クジラが、よくまあシッポで水面を叩くこと(テールスラップと言うらしい)




お母さんの方は、胸びれをピンと立て




バシャン!

とやっていた。


クジラってそんなに簡単に観れるんだろうか?と思っていたが、けっこうフツーに観れるもんであった。
ただ・・・景気のいい「ジャンプ(ブリーチングというヤツね)」は観れなかった。

残念だ。


ホェールウォチングは、ボートで行くのが一番であるが、
速度を落としたボートは当然ながら揺れる。
別のボートでは、約2名ゲンナリしていた(気の毒)。

船に極端に弱く、薬を飲んでも自信がない、というひとは「ウェザーステーション」という展望台から
観るのも手である。そんときは「双眼鏡」なんぞがあるとなおよろしい。


しかし、まあ、近くで観れて満足満足!


ダイビング・ホェールウォッチング編終了
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