54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

MONSTER'S GARAGE

2006年08月14日 | 音楽
B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"
東京ドーム3日目。

1階スタンドの前の方の席は、ネットが邪魔だった。ファールボールが飛んでくるから危ないからね。LIVEのときは外せるようにしてほしいよ。
でも、そのネットごしに見るステージはまるで、動物園のオリの外から見るような、MONSTER'S GARAGEな感じがした。

VELVET REVOLVERの「DO IT FOR THE KIDS」が途中で切れて、暗転。でも18時のドームはまだ少し明るかった。
スクリーンにはモンスターをイメージさせるアニメーションが。そしてメンバー登場。

1曲目は「ALL-OUT ATTACK」。「ALL-OUT ATTACK!」で叫ぶ感じ、LIVE-GYMがはじまったんだなと。
2曲目は「juice」。2曲目からテンションが最高潮。ぶっ倒れるまでやりきる。1塁側6通路という席はやや斜め横な感じがしたけど、ステージから近くて、ステージサイドに来たときは稲葉さんも松本さんも結構近かった。

「B'zの、、、B'zの、、、え?ちょっとヘンな人がいます。あれ」
カメラが映し出したのは、熱狂する巨乳ちゃんと取り押さえようとする警備員。10日12日はここで、警備員が巨乳チャンのジャケットをはだけると、シャツに「B'zのLIVE-GYMにようこそ!!」って書いてある、、という演出だったけど、13日は、警備員が帽子を脱ぐと、ハゲ頭に「B'zのLIVE-GYMにようこそ!!」

3曲目「ピエロ」。イントロのギターがかっこいい。
稲葉さんがブルースハープを吹く。渚園などでも見せたあのフレーズを吹き、ファンとの掛け合いもありで、4曲目「ネテモサメテモ」。ギターソロのとこで松本さんがファンをあおる。
5曲目「ゆるぎないものひとつ」。歌詞をかみ締めてた。「絶望の真ん中を見つめましょう」そこには光があるような、そんな気がした。

MC。「夏なので、久しぶりに振り付けがある曲もあるので、一緒に踊って、歌える曲があれば歌って、、歌えなくても口を動かして、歌えてる感を出して、、そしたら自然と歌えるようになるので、、。やっちゃいましょうか!恋の?恋の?恋のサマーセッション!」

6曲目「恋のサマーセッション」。制服着た女子高生ルックスのダンサー登場。こんなのもありなんや!?と思ったよ。ギターソロのとこで、稲葉さんと女子のショートコント(?)。最後、稲葉さんは女子ダンサーと同じポーズをとってみせる。
7曲目は「MVP」。制服ダンサーがはけたら、今度はチアダンサーズ登場。う~ん、ディスコティック。サビのとこで会場全員で踊る。大人も子どもも、男も女もみんな踊る。間奏では、稲葉さんの振り付けと一緒に踊る。
8曲目、またディスコチックなリズムが聞こえてきてなにかと思ったら、「Well.... I really don't know how to say it. But I guess I love you.」、「BAD COMMUNICATION」だ!この曲の盛り上がりはすごい。「HEY!HEY!」「WOW WOW WOW...」。松本さんのギターソロ超絶で、稲葉さんは最後「BAD COMMUNICATION~OH↗OH↗OH↗OH↗」を聴かせてくれた。
さらに9曲目「ultra soul」。こんなに早くに来るのか。最後の「ultra sou!」「Hi!!」の連発はすごいね。東京が揺れる。
この時点ですでに汗だくです。

松本さんのブルージーなギターソロ、に増田さんのキーボードが重なる。松本さんと増田さん、長いお付き合い。
そこから10曲目「雨だれぶるーず」。なんの小細工もない、等身大の演奏。6人の男達が東京ドームでブルースを聴かせる。こんな画は他では見られないだろう。アンプは男達を大きく見せる聞かせる。

MC「え~真ん中にちっちゃいステージがありますけど。やっぱこっから行っちゃいましょう。」
アリーナの外周を左右に分かれて歩いてゆくメンバー。1塁側にきたのは、松本さん、徳永さん、シェーン。スタンドの一番前の人らはすぐそこにメンバーを見れただろう。シェーンはアリーナのファンとハイタッチしてた。
メンバーがセンターステージにつくと、その円形のステージが上昇。
「すごいでしょ。近代的でしょ。最新式です。でもここまでです。」

恒例の質問コーナー。
「目の前に炊き立ての白いご飯があります。何をおかずにしたいですか?」
稲:じゃ、増田さん。
増:鮭。
稲:鮭ね、いいですね。次、大田さん。
大:肉。
稲:肉って、、
大:焼いた肉。
稲:焼肉ってことですか?そうでもない?
大:焼いた感じの肉。
稲:焼いた感じって、、。はい次、徳ちゃん。
徳:オクラ。
稲:ネバネバした感じの?夏はそれでもいいかもしれませんね。シェーンは、、これは説明するのめんどくさいな、、。シェーンさんはしろいごはんなにでたべますか?
シ:Fu,,,わからない。
稲:Bowl of rice,,,///
シ:みそ汁!
稲:また日本人みたいな!
松:シェーンはだって、分けないからね。ご飯にみそ汁かけて、その上にありえない量の七味唐辛子をかけて、、真っ赤だもん。
稲:ほんと真っ赤。会場のみんなにも見せてあげたいよね。(見たい~)。ここにはないですよ~。じゃ、松本さん。
松:俺は最近はねえ、、ザーサイ。うまいんだよ。稲葉君は?
稲:僕はお母さんが作ったようなたくあん。白菜じゃなくて。

「自分を動物に例えると何ですか?」
稲:え~、たまには順番変えますか?増田さんが毎回一番に答えるのが嫌だっていうんで。じゃあ、徳永さん。
徳:動物ですか、、虫なんですけど、カブトムシ。すいかが好きなので。
松:でも徳ちゃんはどっちかというとカブトムシよりクワガタっぽいよね。
稲:シェーンさんは、、また、、。じぶんがもしどうぶつだったらなんですか?
シ:・・・・
稲:If you are animal,,, What animal do you think,,,
シ:Moose
稲:ああ、カナダにいるムースっていう、、ヘラジカ。ヘラジカって知ってますよね?かっこいいそうです。
シ:北海道、、
稲:え?北海道にもいる?それはトナカイ、、はい、シェーンはムースね!次、大田さん。
大:ナマケモノ、、
稲:うまいこと言いますね。え~、、増田さん。
増:う~ん、、時間あっても難しいね。あの、僕は自分が猫だと思うんですよ。でも人からは犬だと思われるんですよ。で、どっちですかね?
稲:え~犬だと思う人、、(ぱちぱちぱちぱち、、)。猫だと思う人、、(ぱちぱち、、)。犬です。
増:はい、、
稲:5万人に聞いたんですよ?
増:ありがとうございます。
稲:じゃ、松本さん。
松:ほんと、順番とか関係ないね。何にも浮かばなかったよ。何?俺はなに?
稲:動物占いとかなんでしたっけ?
松:動物占いだと、黒豹。
稲:ガルル、、
松:ガルル、、稲葉君は?
稲:僕は動物占いだと象だったんですけど、、。あの、オカピって知ってますか?顔の骨格が似てるそうなので調べてみてください。歌いきましょう。


11曲目「Happy Birthday」。みんなアコギもって。シェーンや増田さんも。手拍子しながらみんなで歌って、今日が本当に誕生日の人がうらやましいね。
あわただしく全員エレキに持ち替えて、、
12曲目「Brotherhood」。イントロのギターを聴くと、いろんなことを思い浮かべる。「true meaning~」のDVDの映像や、雨の横浜国際(行ってないけど)、台風の渚園、「Brotherhood」を聴いたいろんな瞬間がよみがえってくる。松本さんのギターの音が本当にかっこよく聴こえる。日本にこんなすばらしいギタリストがいることがすばらしい。
「We'll be allright!」と叫べることがうれしい。稲葉さんの最後の「We'll be allright!!」は自分がどんな状況になっても大丈夫だと思える。「生きてゆくだけ」なんだ。松本さんのギターも、ギターがこんなにも感情を表現できるとは、、というくらいエモーショナルだった。
13曲目、シェーンのあのドラムから「BLOWIN'」。「Pleasure」じゃなくても聴けるんだね。センターステージでこんなに盛り上がれる曲をやるなんてすごいでしょ!回転するステージは昨年の「CIRCLE OF ROCK」を思い出させる。
「Blowin' in the wind!」を合唱しながらメインステージに戻るメンバー。今度は中央の通路を通ってゆく。全員そろってるか確認するように振り向く稲葉さんがなんかおもしろかった。

14曲目「OCEAN」。ストリングスと青いライトが美しい。僕は心臓をその美しい音にさらして、少しでもその美しい振動を受け取りたかったんだ。松本さんのギターソロがまた美しい。あんなきれいな音が出せるものなんだね。

ヴァイオリンの音が響く。一瞬「LOVE PHANTOM」を思わせたが、あのイントロに「HEY!!」、15曲目は「MONSTER」。「HEY!!」のとこで火柱が上がる。その熱が僕のとこまで伝わってきた。重低音がかっこいい。これぞROCK!松本さんのギターはここでもすごい。白いDouble Cutaway 。ステージの後ろにはモンスターのオブジェが現れる。「MONSTER!」って叫ぶところは会場すべてがモンスターだった。この瞬間、東京ドーム全体が「MONSTER'S GARAGE」になった。
そして松本さんのあのかき鳴らすギターから、16曲目「衝動」。MONSTERはさらに暴れる!「しょう~どう!!」は大絶叫です。腕が疲れようが、足ががくがくになろうが、どうなってもかまわないくらいに暴れまくる。「go for it!go for it!愛情こそが衝動!」。
畳み掛けるように17曲目「愛のバクダン」。この連続はすさまじい!走りまくる稲葉さん松本さん。徳永さんと稲葉さんの2ショット。
ヴァイオリンの音が響く。高く大きく、、18曲目は今度こそ「LOVE PHANTOM」。

MC「東京どうですか~?」(最高~!)「東京まだ歌えるか~!」(YEAH!)「東京BABY!」(東京BABY!)「ミヤビなSPLASH!」(ミヤビなSPLASH!)「みだらなSPLASH!」(みだらなSPLASH!)「東京SPLASH~!!」
19曲目は「SPLASH!」。

MC「LIVEのときのみんなの顔を思い浮かべながらつくった曲があります。でも、今日ここに集まってくれたみんなの顔は、想像してたよりも何倍も何十倍も何千倍も、、すてきでした。本当にありがとう!」
あの気持ちのいいギターフレーズ、20曲目は「明日また陽が昇るなら」。とても幸せな気持ちになれる曲。2番のAメロの松本さんのギターがすばらしい。
ここで本編終了。


アンコール1曲目は「ギリギリchop」。タオルを振り回す稲葉さん、ファン。この曲のノリはもう、速すぎてわけわからないくらい凄まじい。稲葉さんの早口なヴォーカル、松本さんの速弾き、シェーンの力強いドラムス。間奏での徳永さんのベースソロ、そして松本さんのギターソロはすさまじい、指が見えないもん。限界超えて腕を回したよ。

MC「MONSTERというアルバムをつくるときに、MONSTERってなんだろう、って考えてたんですけど、MONSTERというのはなんか、自分の中にあってそれが大きくなってときに自分ではできないようなとんでもないことをさせてしまうような、誰かを傷つけたりとか、そういう危ない力、暗くて怖くて、そういうのを想定していました。
でもMONSTERは自分の一部で、一部ということは自分自身であって、そのMONSTERというエネルギーを、どう使うかというところで、人を傷つけたりとか、そういう悪い方向じゃなくて、人を幸せにするような、そういういい方向にMONSTERパワーを使って欲しいなと思ってます。それで今回LIVE-GYMをやってみて、MONSTERのそういう使い方が本当にできるんだなと実感しております。みんなの体から出たMONSTERが僕らのところへ押し寄せてきて、僕達は本当に幸せな気持ちになれました。見てください、この幸せそうな男達の顔、顔、顔。
LIVE-GYMというのは現実とはかけ離れた空間ではありますけど、でも普段の生活でも、今のこの感覚を思い出して、MONSTERパワーをいい方向に出してほしいなと思います。そういう使い方ができるんだから、みんなはその使い方を知ってるんだから。
たしかに現実世界は厳しいですけど、伝えたいことがうまく伝わらなかったり、誤解を生んだりして、誤解誤解誤解ばっかりですよ。でも、伝わらない苦しさよりも、伝わったときの喜びのほうがずっとずっとずっと大きいから、伝えていって、生きて生きて生き抜いて、いつかまたここで会いましょう。会おうぜ!会おうぜ!本当に今日はありがとうございました。」

ここであのギターイントロ。アンコール2曲目ラストは「RUN」。このイントロを聴くとまたいろんなことを思い浮かべます。いろんな会場で聴いた「RUN」の記憶、B'zとともに走ってきた思い出が湧き上がってくる。そしてやっぱり渚園のラスト、10万人のサイリウムがつくった光の草原がフラッシュバックしてくる。
最後、稲葉さんは東京ドームを一周する。「Let's run, run for your life」。走る稲葉さんは本当にすぐそこにいた。これほどまでに近づいたのは渚園以来だ。走り抜ける稲葉さんのエネルギーはすごい。毎回こんなことをやるなんて、まさにロックアスリート!LIVE-GYM!!

最後は「せ~の」「おつかれ~!」

エンディング曲は新曲。「僕らは~終わりじゃないぜ~」ってフレーズが印象的な曲。

今年のLIVE-GYMはかなりパワフルな感じで、聴きたい曲をたくさん聴けた気がします。稲葉さんは走りまくりで、一体いつまでこんなパワフルなステージを見せてくれるんでしょうか。何度でも言いましょう。B'zのLIVE-GYMは日本一のパフォーマンスです!

帰り道、水道橋駅が死ぬほど混んでいたので、東京駅まで歩いた。というか、走った。なんかね、LIVEでかなり疲れてるはずなのだけど、体が軽くて、走れたんだよね。頭の中では「RUN」。稲葉さんが走ってるイメージ。B'zのLIVEはすごいエネルギーをもらえる。音楽のパワーはすごいね。ロックのパワーはすごいね。

家に着いた頃には満身創痍でしたが。。にほんブログ村 大学生日記ブログへ

次の日、つまり今日これを書いてるとき、窓の外からみえる巨大な入道雲は光に照らされて神々しくて、その巨大さと迫力はまさにMONSTERだった。
真夏のMONSTER。

まさかまさかの東京ドームB'z3DAYSでした。(チケットくれた人たち本当にありがとう!)。
本当に、この数日間はB'z一色で、夢空間にどっぷりでした。現実世界から完全に飛んでいたよ。
そしてこんなに体を動かしたのも久しぶりだったし、こんなに叫んだのも久しぶりで、エネルギー出しまくり、MONSTER出しまくりで、心が軽くなりました。
MONSTERの出し方ですね。ポジティブな方向へ。

やっぱり音楽が好きだ。ロックが好きだ。振動エネルギーを感じていたい。

あんな風にエネルギーを発散できる大人になりたい。。


セットリスト(東京ドーム3日目)

01.ALL-OUT ATTACK
02.juice
 
03.ピエロ
04.ネテモサメテモ
05.ゆるぎないものひとつ

06.恋のサマーセッション
07.MVP
08.BAD COMMUNICATION
09.ultra soul
10.雨だれぶるーず

11.Happy Birthday
12.Brotherhood
13.BLOWIN'

14.OCEAN
15.MONSTER
16.衝動
17.愛のバクダン
18.LOVE PHANTOM
19.SPLASH!

20.明日また陽が昇るなら

en
21.ギリギリchop
22.RUN



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