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54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

カルシウム不足

2006年06月06日 | パラソル
400万年前の猿人の化石がみつかったり、何十億年も前の恐竜の化石がみつかったり、
これはよく考えてみたらすごいことで。
骨というのはずっとずっと残っていくものなのだ。
人間が死んだときも、肉体は朽ち果てても骨だけは残る。

さて、現代人のカルシウム不足は問題だ。
骨粗しょう症になる人が増え、骨はスカスカ、若いのに骨年齢は老人、ちょっと転んだだけで骨折、、なんて事態だ。

しかし、カルシウム不足というのは当然の帰結ではないだろうか。
化石に見られるように、骨というのはずっとずっと残っていくものなのだ。
カルシウムが化石という形で保存されてしまい、自然界に存在する生きたカルシウム自体が不足してしまっているのだ。

いずれカルシウムは枯渇し、骨を持った生物は滅びるだろう。
そんな未来世界では軟体動物が地上を支配するに違いない。

2億年後の地球の生物を描いた「フューチャー・イズ・ワイルド」では巨大イカが地上を支配すると描かれていたが、
それはまさにカルシウムの枯渇した未来世界での軟体動物の支配ということであろう。。

骨まで愛して。。

今日のヘビーローテーションはHIGH and MIGHTY COLOR「傲音プログレッシヴ」です。
シングル「一輪の花」もいい曲だけど、それ以上に「for Dear」「ガーデン オブ MY ハート」が好き。
ハイカラらしい、ギターとシャウトのヘヴィなサウンド、前作「G∞VER」よりも進化してる。

フジテレビの「PRIDE」放送中止ってどういうことや!
今年のプライドはヘビー級ミドル級関係ない無差別級GPってことでかなりおもしろくなるはずなのに!
まあね、あんな殺し合いを放送すべきでないといえばたしかに放送すべきではないけどね。。

アフリカ人は低脳なのか?

2006年06月03日 | パラソル
人類進化には「アフリカ起源説」と「多地域進化説」があるそうです。
私はアフリカ起源説しか知らなかったので、人類はみなアフリカ人なんだ!と自信満々に言っていたのでお恥ずかしいしだいです。
結局どちらも仮説に過ぎないのだけどね。
しかしながらアフリカ起源説の方が有力なわけです。
だからやっぱり人類はみなアフリカ人なのです!

ところで、黒人差別ってあるでしょ。アフリカ人を低脳とみなす偏見。
でもみんなもともとアフリカ人なのにねえ。
しかしながら、テレビでボビー・オロゴンなんか見ると、アフリカ人は馬鹿なんだとすり込まれるわけです。
アフリカ人なんかに国家を運営できるはずないと思わせるのです。
実際ボビーはかなり計算高いのですが。
先進国に働きに来ているアフリカ人はみんな頭いいですよ。

でもアフリカの教育水準はかなり低いのも事実。
やはりアフリカ人は低脳なのか?
遺伝的に?
そうではないと私は思う。

暑いと馬鹿になる仮説

というものを提唱したい。
暑いと衝動買いしたりして馬鹿になるという経験ありませんか?
そもそも夏休みというのは暑いから勉強なんてできないから休みなのです。
アフリカはかなり長い期間暑いわけですから、勉強なんてできないのです。
暑さのせいで思考力が慢性的に鈍っているのです。
アフリカ人が馬鹿に見えるのは、その暑さのせいなのです。
遺伝的要因ではなく、環境要因なのです。
だから先進国にきているアフリカ人は頭がいい。
おそらく我々がアフリカに行ったら馬鹿になるでしょう。
アフリカ人が低脳なのではなく、アフリカという暑い大地が脳を鈍らせるのだ。

南北問題というのも気候のせいではないかと思う。
南の地域は暑いので馬鹿になるから経済的にも発展できない、北の地域は涼しいので効率よく勉強でき経済発展できた。

さて、地球温暖化で世界的に気温が上昇したら、みんな馬鹿になるのではないか。
そもそも東京の気温はヒートアイランド現象ですでに数℃上昇しており、実際、近年の日本の学習レベルは低下してきている。
地球温暖化はそういう意味においても人類を破滅に導くかもしれない。
そうならないためにもみんな北海道に移住したらいい。。

遺伝子のスープ

アフリカの大地でサルはヒトへと進化した。
なぜ他の地域ではなく、アフリカだったのか。
答えはその高温にあるのではないか。
現在においても、これは南米の話だが、ジャングルでは多くの新種が誕生している。
そもそも生物は、原始の地球の超高温、原子のスープから誕生したのである。
高温は遺伝子をドロドロに溶かし、化学反応を引き起こし、新種を生み出すのではないか。
古代のアフリカ大陸は遺伝子のスープだったのではないか。

もしも地球温暖化で地球の気温が急激に上昇したら、世界規模で遺伝子のスープ状態になり、新たな人類が誕生するのではないか。
人類の更なる進化。
温暖化は人類進化をもたらすかもしれない。

いや、アフリカではすでに進化した人間が生まれているかもしれない。
たとえばロナウジーニョ。
ブラジルはもともとアフリカだったのだよ。。

暑さは身体能力の高さをも生み出すのだろうか。。

この記事のもともとのアイデアは3週間前にあったのに、ずっと書けずにいた。
長い記事を書く気がしなかった昨今、モチベーションの低下の原因は五月病か、なにか。
表現することは生きること、だとしたら死んでいたのか。
微妙に暇がなかったのと、刺激がなかったのと、バイオリズムも低かったのと、さまざまな要因の相互作用のせいだったのでしょう。
これから書けるだろうか、小説を書ける気はしない今日この頃です。

夜中にチャリのベルを鳴らすのは誰だ、と思って窓から外を見たりしていたのに、
ドリカムの「JET!!!」の効果音だったと気づいた昨日の夜。。


「This Is Love」とは何か

2006年05月31日 | パラソル
宇多田さんのブログを発見してみた。

くまちゃんが「This Is Love」について語っていたよ。

「人間っていつも考えすぎちゃってものごとをややこしくしてるから、ぼくはくまでよかったなっていつも思ってるけど、いろいろ考える、っていうのが人間のいいところでもあるよね。」

人間が考えることはものごとをややこしくしてしまっているだろうか?
人間はなぜ考える脳を進化させてきたのだろうか?

僕的にはやはり脳科学的に考えてしまう。

脳が考えるように進化してきたのはやはり生存に有利だからであろう。
ヒトは考えることによって、かなりの危険を回避してきたはずだ。
ヒトは動物が回避できないような危険をも、高い知能によって回避できる。

しかし、高い知能によって生み出された新たな危険もたくさんある。
自動車はその最たるものだし、銃もそう。
戦争は大量の人間を殺してきたし、環境破壊は新たな危険を生み出そうとしている。
また、精神病なんてものは、脳があまりにも精密すぎるから、壊れやすいということも示唆している。
脳の進化は本当に人間の生存を有利にしているだろうか?

「人間の生存」ということなら、
人間は自然界を人工物に変えてきた。コンクリートで舗装された道路。
人間界に入り込める動物は少なくなってきているはずだ。
自然を破壊することによって多くの種を絶滅させてきた。
考える脳は人間が生存するには有利にはたらいてきたといえるだろう。

では人間の一個体としてはどうだろうか。
考えすぎるあまり自殺してしまう人はどうだろうか。
考える脳が死を招いたのではないだろうか。

人間の自殺は、より優れた個体の遺伝子を後世に残すという、自主的な選抜なのではないか。
自殺するような人間は社会に適応できない、劣った人間である。
そのような人間の遺伝子は後世に伝えるべきではない。
そんなことを脳は考えているのではないか。
自殺もまた、人間という「種」がよりよく生存していくための機能なのかもしれない。

何の話をしていたのでしょう?

そうそう、「ものごとをややこしくしているか」
確かに、人間の社会機能はややこしい。法律とか規則とか、政治とか経済とかいろいろ。
どこかの原始民族が先進国にやってきても、おそらく適応できないだろう。
逆に先進国の人々がジャングルの奥地での生活に適応するのも難しいが。

たしかに、人間はものごとをややこしくしているけれども、それは人間の生存を有利にするのに役立ったから、社会は進化してきたのであって。
この「ややこしい」社会では他者がいないと生きていけないわけで。
自己の生存のためには、おのずと他者の生存が必要なわけで。

「This Is Love」とはだから、他者に対する愛ではあるが、それはイコール自分に対する愛でもあるのだ。

、、と無理やりまとめてみた。

いろいろ考える、っていうのが人間のいいところでもあるよね。。

カラスとゴミ

2006年05月31日 | パラソル
朝ゴミ捨てに行ったら、カラスが思いっきり食い散らかしていて、、
そいで思いつきました。

カラス対策。

カラスは別にゴミを散らかしたくて散らかしているのではない。
袋に詰められ、網にくるまれた残飯を食べるためには、つつかなくてはいけないのです。

カラスは食べるために、生きるために、食い散らかさざるをえないのです。

じゃあどうすればいいかというと、
生ゴミは袋に入れずに、食べやすいように置いとけばいいのです。
食べるものを食べたらわざわざゴミを散らかしたりなぞしないのです。
カラスは頭がいいのですから。

どうせ捨てるだけの残飯なんだから、カラスに食わせてやればいいのです。
それを意地悪にも袋に入れ網に入れするからカラスも怒ってしまうのです。
圧力ではなく対話です。
対立ではなく共生です。

しかしながら、それによってカラスが大繁殖したら嫌ですね。
私はカラスについばまれたことがあるので、カラスは大嫌いです。
(バイオハザードでカラスに食い殺されたことがあるのです。)

カラスのDNAを操作して、黒から白にしてしまえばいいのです。
カラスは嫌悪ですが、ハトなら愛着でしょう。
白遺伝子が生存に有利だと判断したら、自然とカラスは白くなっていくでしょう。。

白カラス。。

「日本VSドイツ」2-2やった。高原2ゴールすばらしい!
クロアチア戦でもタカゴールを見せてほしいね!

今日のヘビーローテーションはジャンヌダルク「HEAVEN」です。
ラルクアンシエルの「LINK」を思わせる雰囲気やと思う。

時間泥棒

2006年05月24日 | パラソル
作家は「時間泥棒」だ。

小説の世界に引きずり込んで、読者の時間を盗んでしまう。

短い小説数十分、長い小説数時間、超大作数日間。
私は読書にどれだけの時間を費やしているだろうか。

小説は読者の時間を吸い取り、自らの寿命を延ばす。
小説は多くの読者に読まれれば読まれるほど、広く長く読まれることになる。
まさに、読者の時間を奪い、小説の寿命を延ばしている。

そう考えると、本当の「時間泥棒」は小説の方かもしれない。

読者の時間を盗んだところで小説の寿命は延びても作家の寿命が延びるわけではない。
むしろ、売れてる作家ほど早死にするなんてこともある。

小説は作家の時間をも盗んでしまうのだ。

作家は小説に自らの生命時間を注ぎ込み、小説は生命をもつ。
そして、読者に読まれることによって読者の時間を盗み、小説は寿命を延ばしていく。

私は今日も小説に時間を盗まれている。。

DROW 4。。

今日のヘビーローテーションは影山ヒロノブ「WE GOTTA POWER」です。
ドラゴンボールZが懐かしい。。

原爆とチョコレート

2006年05月20日 | パラソル
憲法に愛国心を盛り込むかどうか
米軍再編のために日本がアメリカに3兆円払うのかどうか

中国人の愛国心。
中国の若者はえらいですよね。ちゃんと歴史を勉強して、日本が中国を侵略した歴史を知っていて、さらにはそれについて強い意見も持っていて、反日デモに参加したりする。

日本の若者はどうだ。
歴史をちゃんと勉強しているか?ニュースを毎日見ているか?それに対して自分の意見を持っているか?
どう見たってちゃらんぽらんなやつばっかだ。
授業中寝るし、くだらないバラエティ番組ばっかり見ている。
これは愛国心以前の問題だろう。

でもどうなんでしょうね。
意外と中国の若者もちゃらんぽらんなやつばっかでさ、歴史なんか勉強してないし、ニュースも見てないし、反日デモが起こってることさえ知らないんじゃないか。デモに参加するのは一部の熱心な人たちだけでさ。
若者がちゃらんぽらんになっているというのは世界的な流れなんじゃないか。
生活が便利になるにつれて、自分で考えるということをしなくなったから。

なんで日本はアメリカの「ポチ」なんて言われているのでしょうか。

アメリカの犬なんだから「ジョン」とか「シルバー」とかじゃないのかね?

日本だってアメリカに原爆落とされてひどい目にあってるんだから、反米感情があったっておかしくないのにさ、何もないでしょ。
むしろアメリカが大好きでさ、アメリカナイズされてる。政府はアメリカの犬だしさ。

原爆だぜ?何十万人の人が死んだんだぜ?原爆ドームのあの重い空気感、資料館にある人間の影が焼き付いた壁とか見たらさ、いたたまれないでしょ?
なんで日本人はアメリカ人を許しちゃったのかね?

第二次世界大戦終結後、マッカーサ率いるアメリカ軍がやってきたとき、アメリカ人兵士は貧しい日本人にチョコレートを配りました。
日本人はうれしくなって「ギヴミー ア チョッコレート」とアメリカ人兵士におねだりしました。
アメリカ人兵士は親切にもたくさんのチョコレートをくれました。
そして日本人はアメリカ人に感謝するようになりました。

チョコレートで原爆をチャラにしてしまえる日本人の心の広さは何なんでしょう。
それに比べて中国や韓国は過去のことをいつまでもいつまでもウジウジウジウジと、、、

日本人も中国に行ってチョコレートをばらまけばいいんだ。。

金じゃなくてモノなんですよ。。

神様は人間を泥からつくったと言います。
道理で人間世界はドロドロしているわけだ。。

アリの行動のメカニズム

2006年05月08日 | パラソル
授業中、机の上に現れた一匹のアリ。
ノートの上を歩き、ペンケースの上を歩き、さらにはペンケースの中に入って歩き回った。
私はその様子にみとれてしまった。

触覚を絶えず動かして進むアリ。
まるで小型ロボットみたい。
どんなアルゴリズムで動いているのか、興味深い。
その小さな頭は何を感じ、何を考え、行動しているのだろうか。

おそらくアリのような単純なロボットなら現在の技術でも作れるだろう。
アリ型ロボット。
単純なメカニズムであれ、そのロボットにはアリと同等の知能が備わっているのである。
そのアリ型ロボットを生命と呼んでよいものか。

私はそこにロボットの生命を見てしまう。
いずれはネコ型ロボットが出現するだろうし、ヒト型ロボットも出現するだろう。
そのとき、ロボットの生命というのはどうなるのだろう。。

有難ロボット。。 

と書いてみたけれど、ネットでちょっと調べてみると、アリの行動をシュミレートする研究があるけれども、アリの行動を完全に再現する方法はまだないらしい。
アリは思っている以上に複雑だ。

アリ型ロボットさえ作れないのなら、ヒト型ロボットなんて果てしない、、
アイボはイヌ型ロボットだけど、あれはイヌの形をした異物だ。

いや、アリのあの小さな体には最先端科学でも把握できない生命の神秘があるのだ。
生命ってすばらしい。。

「ダンス=思考」「気晴らし」

2006年05月08日 | パラソル
身体に張り巡らされた神経回路。
それを脳の延長と見るなら、、、
「ダンス=思考」になるのかしらん
と思った。
思考して身体を動かし、
その身体の動きが新たな思考を生み出し、
次の身体の動きへつながり、また新たな思考が、、
身体が勝手に動くというのは、
脳ではなく身体の方で勝手に思考して動いているからではないだろうか。。


気晴らしについて。
本ばっかり読んでいると、気晴らしに音楽を聴きたくなる。
音楽ばっかり聴いていると、気晴らしに本を読みたくなる。
その両方に飽きたら外に出て散歩でもしてみたり、、

気晴らししたいという衝動は、脳の警告なのではないか。
何かひとつのことに没頭し、思考がひとつに凝り固まってしまわないように、もっと他のことも考えろよという警告。

だとしたら、時代が求める「専門家」「スペシャリスト」とはなんなのか。
ひとつのことに秀でた能力があればいい。その分野においては誰にも負けない。しかし他の分野はできない。
それじゃ「マシン」ではないか。

人間をマシンにしてしまおうとする現代社会への、脳からの警告。
気晴らしましょう。。

茂木健一郎先生の「クオリア日記」で書いたコメントの再利用です。

踊る思考。。

音楽思考が「癒し」に向かっている中、B'zのバラードを聴いております。
「東京」「消えない虹」「ハピネス」「ONE」、、
稲葉さんの優しい歌声、松本さんの優しいギターに心癒されます。。

消えない虹を見つけてくれ
そしてもう泣かないで
何かを変えられなくても
何かは始まるから

  (B'z「消えない虹」より)

料理男2

2006年05月07日 | パラソル
文章を書くクリエイティブ性が発揮されないので料理をクリエイティブしました。
のその2。

題して「クリームなんとか」。
材料的にシチューといってよいものか、、なので。
某番組とは関係ありません。

作り方は、
じゃがいも、たまねぎ、鶏肉、しめじ、キャベツを牛乳で煮て、卵、チーズ、小麦粉を加えてさらに煮て完成。
分量は適当。

なんだ、このレシピ。
適当すぎるぅ!

まあね、料理なんて
贖罪を斬って否を通すだけですから。
食材を切って火を通すだけですから。

焼くか煮るかですから。

さて、ここで問題発生。

オレ、チーズ嫌いやねん、、、

食べましたよ。おいしかったよ。
自分で作ったもんやったら嫌いなものでも食えてしまうマジック。

日本人はカルシウムが不足しがちといわれるけど、それもそうやなと思う。
ヨーロッパでは、パンとともに牛乳を飲み、コーンフレークを牛乳に浸して食べ、パスタを牛乳やチーズで煮る、、
ヨーロッパの食卓にはカルシウムがいっぱいなのだ!
と気づきました。

日本の食文化も欧米化するなら、肉ばかり食べるのではなく、乳製品をもっととるように欧米化すればよいのに。

ちなみに、
私は小学生の頃牛乳が嫌いで給食の牛乳を飲みませんでした。

だからno tallなのです。。

毎日ヨーグルト食べてます。。

その後、一青窈の「一青想」を聴いて癒されております。
なるほど、今必要なのは狂気のロックではなく、静かな曲だったのだね。
たまには泣いてもいいんだよ的発想。

心の振動数が下がっているとき、無理やり上げようとするのではなく、静かな曲で心の振動数と同調させながらゆっくり上げていくのがよいのかもしれない。。

色の人類学

2006年05月05日 | パラソル
人は生活している地域の環境に影響される。色の好みもしかり。

ラテン系の民族(イタリア、スペイン、ラテンアメリカ)は赤橙黄などの暖色系を好む。強い太陽光線によって赤色視覚が発達したからだといわれている。
ラテン系は赤を見ると歓喜し、性格は外向的、率直、衝動的なのである。

北欧系民族(スウェーデン、フィンランド、アイスランド)は寒色系嗜好で、とくに薄紫スカイブルーエメラルドグリーンなどのパステル調を好む。
性格は内向的で、落ち着いたもの静かな人が多い。
北欧では白夜もあり、太陽光線は弱い。それによって目も弱くなり、色彩の好みもパステルトーンに変わってしまう。

私たちの色彩嗜好は太陽光線と空気の透明度によって影響されている。


色の好みは食生活の影響も受ける。

欧米人の食生活の中心は肉食である。牛肉の赤い色。さらに野菜類も、トマト、にんじん、赤カブなどの赤色野菜が優勢。ジャムや、ワインなど、欧米人の食生活に占める赤は多い。欧米人は赤を好む。

日本人は白を好む。米飯、豆腐、うどん、餅、根菜類などの白。欧米人が食品の色と考えない黒でさえ、ノリ、こんぶ、黒ゴマなどがある。
日本人の食生活は多彩であり、それは世界でも有数である。日本人は彩り豊かな食生活を心がけている。

参考文献:色の秘密―最新色彩学入門野村順一

さて「おしゃべりなアフリカ人、おとなしい日本人」では、言語によって国民性民族性が決まってくるのだと書いたけれども、今回は色彩に見る民族性である。

赤を好むラテン系、欧米人はだから外向的でアグレッシブな性格なのだろう。
寒色系、パステル調を好む北欧人はだから落ち着いた雰囲気をもっている。
日本人は白を好み、だからおとなしい。いつも冷静なのだ。

色の好みは環境によって左右されるという。ラテン系が赤を好むのは強い日光の影響であり、北欧系がパステル調を好むのは日光が弱いからである。
動植物の色も、低緯度では色が濃く、高緯度になるにつれて色が薄くなっていくそうだ。アマゾンのオウムの極彩色、北極の白クマ。人間も肌が黒から白へ。

色は光の振動であり、性格は脳内物質の振動であるから、色が性格に影響を与える。
色は光の振動であり、日光の強さは地域によって異なり、ゆえに色の好みに地域差が出てくるし、そもそも存在する色に地域差が出てくる。

なるほどすべては環境要因か。
暑い環境がアフリカ人を早口にし、寒い環境が北欧人を無口にした。すべては太陽光の振動数の影響だ。

しかし現在では、人為的にあらゆる色が生み出され存在している。街に行けば人工的な色彩に溢れている。夜のネオンは自然界にはありえず、ビジネス街のビルの色は人間を無機質に変えていく。

色彩豊かな自然の中で、豊かな精神が形成されてゆく。
豊かな芸術が生まれていく。
緑の木々に囲まれて、私は創造する。

緑は心に安らぎを与える色だという。。

都会を色彩豊かに塗りつぶせ。。

今日のヘビーローテーションはモトリー・クルー「ON WITH THE SHOW」です。
モトリー・クルーの1stアルバムを久しぶりに聴いてみて、「ON WITH THE SHOW」がかなりね、完璧な曲だと思って。
ヴィンス・ニールの声は美しいし、ミック・マーズのギターはかっこいいし、やっぱりモトリー・クルーは最高だわ。エアロスミスを超えるくらい。
昨年モトリー・クルーのLIVEに行けて本当によかったと思う。。

最初の記憶

2006年05月03日 | パラソル
あなたが思い出せる一番昔の記憶は何ですか?

私の最初の記憶、それは私がまだ母親の胎内にいた頃の記憶、、

あの頃はよかった。母は私の思うがままに動いてくれた。
それに気づいたのはふとしたきっかけから。

私の母はどこで聞いてきたのかは知らないが、胎教にいいとか思ってクラシックを聴いていた。
私はクラシックなんかよりも、テレビで流れていたロックを聴きたかった。
それで、ロック聴きたい、ロック聴きたい、、と思っていたら、母は急にモーツァルトの曲を止め、サザンオールスターズを聴き始めた。
私は喜んだ。そして、母は私の思い通りに動くかもしれないと気づいた。

ケーキ食べたい、と私が思えば母はケーキを食べたし、メロン食べたい、と私が思えば母はメロンを食べた。
たばこを吸いたい、と私が思えば、母はたばこを吸ったし、酒を飲みたい、と私が思えば、母は酒を飲んだ。
これは難しかったが、麻薬をキメたい、と私が思うと、母は一週間後にロシアマフィアからコカインを仕入れて一発キメた。私は生まれる前からヤク中だった。
でもこれは明らかに自分の成長に悪影響を与えると思ったので、酒たばこドラッグは所望しないことにした。
それでも私は普通より小さめのサイズで産まれてしまったのだが。

胎内にいた頃は母は私の思い通りに動いてくれたのだが、産まれてしまったあとではそうはいかなくなった。
腹が減ったと思っても伝わらない。大声で泣かなければならなかった。しかし母は泣いてもほったらかしにすることが多かった。もう母は私の思い通りには動かなくなっていた。

歩けるようになり、ある程度自由に行動できるようになってもうまくいかなかった。サザンオールスターズを聴こうと思ってCDプレイヤーをいじっていると、母に勝手に触るんじゃないと怒られた。思い通りにロックを聴くこともできなかった。

私が成人した今でもそうだ。ちょっとしょう油取って、と私が言っても、自分で取りなさいと言われる。逆に、ついでにマヨネーズも取ってきてと言われる。
今では逆に私が母の思い通りに動かされている。

私が思い通りに母を動かせたあの頃、胎児だった頃に戻りたい。
ときどきそう思う。。

まるでガンダム。。 

今日のヘビーローテーションは森高千里さんの「雨」でした。バイト先でかかってて懐かしいな~と思って。懐かしいと言っても、リアルタイムでは聴いてないですけど。
森高さんのベストアルバム「DO THE BEST」を聴いてまして。
「渡良瀬橋」「Memories」「夏の日」が好きです。心が和みます。

脳の中の幽霊

2006年04月19日 | パラソル
あなたは幽霊を信じますか?

私は科学的な観点から幽霊なんてものを信じておりません。

しかし、、、

ホラー映画を見たり、ホラー小説を読んだりした夜はトイレに行くのが怖くなります。
墓地とか、道路わきに花が供えてあったりとか、猫の死骸とか見ると怖くなります。

これって、幽霊を信じてますよね。
とすると非常に多くの人が幽霊を信じているはず。

人間が簡単に人を殺せないのは、道徳的に間違っているとか、法律で禁止されてるとかじゃなくて、
人を殺したら呪われるのが怖いから、
ではないだろうか。

しかしながら、幽霊は科学的には証明されていない。
物理的に幽霊は存在していないのだ。

では幽霊はどこにいるのだろうか?

頭の中である。

幽霊というのは人間の想像上の存在なのである。

だから脳のなかの幽霊。

幽霊に関する知識、幽霊に対する恐怖が心理的に幽霊を生み出しているのだ。
あるいは幻覚を見るかもしれない、幻聴を聞くかもしれない。
それは紛れもなく脳から来ているのだ。

生まれてから一度も幽霊の話を聞いたことがない大人がいたら、
幽霊の存在を信じるだろうか?幽霊を見ることがあるだろうか?

「ブログに心が宿るか」では
人間が心を与えると書いたが、

人間は何か物質的な対象なしに心を生み出すことができるのである。
それが幽霊。。

頭の中に幽霊がいるんじゃ逃げられないね。。

霊感が無いやつに幽霊を信じろというのは無理な話だよね。霊感が無いやつにとっては幽霊なんてものは存在しないんだから。
逆に霊感があるやつにとっては幽霊は確実に存在しているわけで。
住む世界が違うのかもしれない。宇宙の法則が違ってくるのかもしれない。
側頭葉の研究が霊感を解明するだろうか?

太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中

2006年04月15日 | パラソル
「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」
こんな番組がゴールデンでやれるなんて、すばらしい。
Mステの裏なのが困る、、、

太田さん、「毎週はきつい」と言ってましたが、声がガラガラです、、
でも太田さんのあの表現力はすばらしいなと思うんです。思いが伝わってくる。

太田さんのマニフェスト「ネット掲示板の書き込み 1文字100円にします」

掲示板に書かれる悪口を減らすために、掲示板の書き込みを課金制にしようと。

そんなことされたら困ります。ブログが1文字100円だったら
俺はいくら払えばいいんだ!?恐ろしい、、、

僕は悪口言うのがわからないんです。悪口言うのも聞くのもいや。
何で言うんでしょうね。言う方も言われる方も嫌じゃないですか。
掲示板の誹謗中傷とかもうわけわかんない。
「氏ね氏ね氏ね氏ね、、、」って
漢字間違ってますよ?

でもネットにはいいところもたくさんあるわけで。
僕なんて太田さんのいいところばっかり書いてますよ。
プラスマイナス合わせたらプラスの方が強いでしょ。

よって否決

悪口を判定して自動削除するシステムを開発すればいい。。

今日のヘビーローテーションは林原めぐみ「VINTAGE S」です。
「Give a reason」「~infinity~∞」「Fine colorday」「Proof of Myself」を特に。
アニメオタクまではいかないが、アニメ好きだったので、林原さんは好きやった。
アニメソングって普通にいいやん。
林原さんの詞もいいやん。

ばらまいたおはじきの中から
好きな色が見つかるまで
ゆっくりと探していこう
いつか
似合う色に逢える
  (「Fine colorday」)


料理男

2006年04月06日 | パラソル
文章を書くクリエイティブ性が発揮されないので料理をクリエイティブしてみました。

私はこう見えて料理します。
なぜなら自炊した方が食費が安いからです。
そして健康的ョ。

タイトルは「肉とニラともやしとしめじをしょう油で炒めた物」です。

しかし、ここで問題発生。

オレ、ニラ嫌いやねん、、、

食べましたよ。おいしかったよ。
自分で作ったもんやったら嫌いなものでも食えてしまうマジック。

ところで、一人暮らしのみなさん、
食事をするとき、「お皿」は使いますか?

私はNOです。
洗いもん増えるんが嫌なので、ご飯の上に乗せます。

だから正確には
「肉とニラともやしとしめじをしょう油で炒めた物丼」
です。

料理を作るのはそれなりに楽しいけど、
皿を洗うのが面倒くさいです。

誰かオレの皿を洗ってくれ。
もしくは
アライグマをプレゼントしてくれ!

そしてクリエイティビティをくれ

今日のヘビーローテーションは大黒摩季の「POWER OF DREAMS」でした。
「OH-MENI-MITE-YO!!」って感じです。
あぁ 君のように輝いてみたい

コメントよりの使者2

2006年03月25日 | パラソル
(シャラララ~シャララララ~♪)(BGM ハイロウズ「日曜日よりの使者」)

コメントよりの使者2回目です。今回は茂木健一郎先生SPみたいなことになってますが。茂木さんは他にコラムの連載があって、だからブログは軽く書いていると思うのですが、だけど何かしらのキーワードが私の想像力を掻き立てて、創造的なコメントをさせるのですよ。だから不思議です。脳科学はおもしろい。

ではいってみましょう。


>>これからも変わりうるということ(茂木健一郎クオリア日記)に対する私のコメント

睡眠時間がもったいないと思って、眠らなくてもいい方法はないかと睡眠について研究していたことがあります。
起きながらにして、脳や身体の疲れをとることができるなら寝なくてもいいんじゃないか。睡眠の機能を分析すれば何かわかるかも、、と。

で、夢の機能的意義。記憶の整理だと理解してました。それも仮説なんですか。
夢のダイナミクスは感じます。夢日記というか、夢を基にしたショートショートをいくつか書いたのですが、普通に考えても出てこないアイディアがたくさん。夢の中ではとってもクリエイティブなんです。
それはダイナミックな相互作用のなせる業なんでしょうね。
優れた小説家というのは起きながらにして夢を見ているのかもしれませんね。
常に夢を見ていられるなんてすばらしい。。

・・・・・・

>>春の香りがいっぱいで(茂木健一郎クオリア日記)に対する私のコメント

「子どもの創造性」について考えてみました。

子どもの発想の豊かさにはいつも驚かされる。そのクリエイティビティはなんなのか。

「大人は先入観をもっているので見えるものも見えない」というのがありますが、それ。

子どもは先入観をもっていないので、既存の知識に邪魔されずにあらゆるものを結びつける。そうすることによって、大人には想像もつかないような発想が生まれてくる。

私も既存の概念に縛られずに奇想天外な発想をしようと心がけていますが、やはり知識がいくらか邪魔をする。
もっと頭の中をぐしゃぐしゃにかき回したい。

良質なファンタジー小説を読むといいですよね。常識が壊されるから。
最近「アラビアの夜の種族」古川日出男著を読んで、頭の中がリセットされた感じ。
もう一度クリエイティブになれるかな。。

・・・・・・

うれしい。(茂木健一郎クオリア日記)に対する私のコメント

「書きたがる脳」といえば、悲しいことやつらいことがあると、脳内でドーパミンが分泌されて、それが創作的活動を誘発する、というようなことを何かの番組でやっていました。
確かに私にも経験があって、たとえばテスト前によく曲ができたりしました。
それはテストがイヤなので、現実逃避の方向として、創作活動があったのではないかとも思います。
ドーパミンのせいなのでしょか?
クリエイティブ性をコントロールできたら便利だろうなと思っています。
夜眠くなると、クリエイティブなアイディアが出てきたりするのは何か関係あるのだろうか?

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>>この本が世界に存在することに(カンガルーは荒野を夢見る)に対するコメント

「私」というのは一冊の書物なのかもしれない。私が本を読むたびに、その内容が私の一部となり、私という書物に新たなページが加えられていく。
私が誰かと話すとき、誰かは私を読み、私は誰かを読む。そしてお互いが書き加えられていく。
こうして私がこのブログを読んだことによっても私は書き加えられ、そしてこのコメントを読んだ貴方も書き加えられていく。
そんなことを考えました。。

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>>場の理論(並木たより)に対するコメント

人間がもっている雰囲気というか、その人のオーラみたいなのは、場といえるだろうか。
たとえば、血液の流れや神経を伝わる電気信号の流れが、磁場に似たものを作り出しはしないだろうか。
血液や神経信号が作り出す磁場こそが、魂なるものではないだろうか。
SFです。。

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第2回コメントよりの使者、いかがだったでしょうか。

創造力というのはいろんな想像がぐちゃぐちゃに混ざり合ったところから生まれてくる、そんな気がします。だから、眠いときや思考回路が完成していない子どもや悲しくて混乱しているときに創造性が発揮されるのではないか。
私という書物のページをバラバラに切り裂いて、ぐちゃぐちゃになったものをぐちゃぐちゃに貼り合わせていく。その中で偶然すばらしい文章が立ち現れてくる。
それを制御するものこそが「場」なのかもしれない。。