Ｕ-23サッカー五輪代表、南アに快勝！

　リオ・オリンピックに出場するＵ－２３サッカー日本代表が、同じく五輪に出場する南アフリカと国際親善試合を行い４－１で快勝しました。

　前半にＰＫで先制されましたが、その後は素晴らしい展開でゴールを奪い続け、気持ちいい勝ち方で五輪に向けていい練習になりました。

　このゲームは、五輪の１次リーグ初戦で当たるナイジェリアを想定したもので、アフリカ勢を圧倒した内容はイレブンに自信を与えるものになったでしょう。

　この調子で１次リーグを勝ち上がり、メダル目指して頑張ってほしいもんです。

　さて、リオ五輪では開催前からいろんな問題点が浮き彫りになってきています。

　ロシア陸連の長年にわたるドーピング問題では、ロシア選手は出場できないという世界陸連の結果を受けてプーチン大統領が怒りの声をあげていましたし、不況のせいで競技場の建設が送れていたり、ルセフ大統領の不信任で大揺れしている政界、ジカ熱や治安の悪さといった問題も起こっています。

　こんなことでリオ五輪は成功するんでしょうか？

　４年に一度のオリンピックに合わせて必死に調整してきた各国代表選手にとって、不安だらけの五輪になってしまうのでは…。

　あまりにも規模が巨大化して、莫大な投資を必要とするオリンピックは、本当に今の時代に必要なものなんでしょうか？

　招致運動だけでも巨額の予算が必要だし、決まったは決まったで東京五輪のように当初の予算から大幅にお金が必要という予測も出てきて、招致が決まった瞬間にはみんな大喜びしましたが（じいちゃんもご多分にもれず）、現実にエンブレム問題や国立競技場建設問題、各種競技場の整備予算の大幅アップなど、困ったことがいっぱい起こっています。

　こんなことなら、４年に一度世界中の参加国がお金を出し合ってオリンピックの発祥地アテネで永久に行うなんて方法はダメなんでしょうか？

　開催都市は観光客や選手団を迎えることやインフラ整備などで雇用が増え、税収もアップなんて考えているんでしょうが、国民の税金を使って開催都市だけが潤うというヘンテコリンナやり方は、最早時代にそぐわない歴史の遺物のように思えてなりません。