不明男児発見される！

　先月の２８日から行方不明になっていた７歳の男児が発見されました。

　よかったです！

　両親は「遊びに行っていた公園で悪さばかりしたので、躾だと思って置き去りにした」と言ってましたが、子供が一週間近くも行方不明になってしまい肝を冷やしていたことでしょう。

　いくら悪さをしたからと言って、山林の中に置き去りにするとは…。

　じいちゃんも子供たちが言うことを聞かない時に家から放り出したことはありますが、さすがに森の中に置き去りにしたことはありません。

　男児が発見されたのは、行方不明になった山林から約６キロ離れた陸上自衛隊駒ケ岳演習場内の小屋でした。

　発見された時、男児は「水は飲んでいた」ということでしたが「お腹が空いた」と言ったそうです。

　そりゃ、約一週間もほとんど何も食べていなかったのだからお腹がすいてて当たり前です。

　それにしても、元気で見つかって本当によかった。

　連日、捜索活動が行われていましたが、じいちゃんも「もうダメかも」と思っていた矢先の発見の報道でした。

　捜索していた人々もホッとしたことでしょう。

　子育ては本当に大変です。

　自分のことを振り返ってみると「子供が悪さ」をした時、躾のために叱っているのか、自分が頭にきたから怒っているのか、どっちか分らないことがよくありました。

　今もayameちゃんを叱るとき、「汚したらキレイにする」とかいう「当たり前の躾らしきこと」から始まるんですが、何度言っても言うことを聞かずに「口答え」を繰り返しているとダンダン頭にきて怒るというケースがよくあります。

　気をつけるようにしてるんですが、どうしても厳しく怒鳴ってしまうことがよくあります。

　男児の両親も、そんな感じだったんでしょう。

　捜索願を出す際には「山菜採りをしていて、はぐれた」ということで届けを出したのが、証言がチグハグで問いただしたら置き去りにしたと話したそうです。

　車から降ろして５分後に戻ったらもういなくなってたということは、この子はすぐに歩き出したということでしょう。

　熊も出る森の中を歩き回っていた男児の恐ろしくて、怖くて、心細い気持を考えると…。

　子供の躾は親（＋周りの大人）の役目ではありますが、度が過ぎると不測の事態を招いてしまうことを改めて思い知らされた事件でした。