ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

ドラマのセリフにドキッ!

2022-01-18 10:15:26 | 日記

菅田将暉主演の新月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」を見ていて、ドキッとしたセリフがありました。

このドラマは、主人公の久能整がなんやかやと屁理屈?を並べている間に事件を解決していくという漫画原作ものですが、昨日放映された第2話の中でのセリフです。

犯人にバスジャックされた被害者の中に、犯人の妹を殺した人物がいるという設定でお話は進みますが、被害者の一人が犯人の「これまで犯した最大の罪は?」という問いに「子供の頃、ずっとイジメられていた」と答えたところ、主人公の整が「日本では、イジメられた被害者に弱かったから、もっと強くなれというけど、外国ではイジメる側に深い闇があり、セラピーの対象になる」というのです。

確かに、現状の日本社会では、イジメられた側にも原因があるという風潮が蔓延っています。

「精神的に弱いから」「体力的に弱いから」「気が小さいから」など、まずはイジメられた被害者に非があるように言われます。

「イジメた側」が罰せられるのは当たり前ですが、これまで「イジメる側が精神に闇を抱えている」という見解は、ほとんど聞いたことがありません。

表面に現れないところでは、イジメた側の精神的な綻びが認識されているかもしれませんが、表だって世の中に浸透しているものではありません。

イジメられる側には、何の落ち度もないのにイジメる人がいる。

先日、ayameちゃんが「ママのことを悪く言う友達がいた(ある意味イジメか)」とじいちゃんに打ち明け、その友達に向かって中指を立る仕草をしてやったと言ってましたが、このぐらい強気でないとイジメがエスカレートしていくのでしょう。

イジメた?友達は、ママの病気のことを誰かから聞いて、ある意味優位に立ち言ってきたんでしょうが、イジメられる側に強い意志がないともっと酷い状態になっていくのは分かります。

ある意味、ayameちゃんが強い精神力の持ち主でホッとしました。

ただイジメる側にも弱い部分があって、もっと弱い人に自分の方が強いんだとアピールするためにイジメをするというややこしい精神構造があることも事実でしょう。

だからこそ、イジメた側に罰を与えるだけでなく、精神的なケアをするセラピーが必要なんでしょうね。

イジメられた人には、その精神的苦痛を和らげるためのセラピーが必要なのは知られていますが、日本ではイジメた側のセラピーなんて今までじいちゃんは聞いたことがありません。

このところ連続して、放火殺人や殺傷事件が続いていますが、こんな事件を起こす人たちも心に大きな闇を抱えているのでしょう。

他人をイジメてやろうという気持ちがどんどん膨らんで、殺人の動機になってしまうこともあるのでは?

精神的なケアをするセラピーの文化が発達していない日本では、表面上の事件だけを見て形式的な罰則を与えるだけ…。

人間の内面を直視することが日本では置き去りにされていることを政治家たちは、もっと考えるべき時期にきているのではないでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする