出口戦略とロードマップ

　今朝のワイドショーも「新型コロナウイルス」の話題で持ちきりです。

　日本は、なんでいつもこうなんだろう。

　1局ぐらいこの話題から離れて、コロナ禍で疲弊してたり、ストレスを解消してくれるような番組をつくる勇気ある制作者たちはいないもんでしょうかね。

　緊急事態宣言で家に閉じこもってなさいと言われていた国民が、ＧＷ明けに感染者が減ってきて、街中に少しづつ戻っているようです。

　大阪の吉村知事が「大阪モデル」として発表した「感染拡大防止と社会経済活動の再開を両立するプラン」（出口戦略）に対して、小池都知事が噛みついています。

　小池さん曰く「出口、出口というと、もうすべてクリアされたような雰囲気が漂ってしまう」と否定的に述べています。

　確かに、東京ではＧＷ以降、感染者数が減ってきていますが、今「ステイホーム」を解除すれば、第二波が襲ってくることも懸念されていますからね。

　吉村知事は、あくまで大阪でのモデルケースを述べたのに過ぎませんが、新型コロナウイルスの感染拡大で小池さんは「ロックダウン」とか「ステイホーム」とかいうはやり言葉をかましてたのに、吉村知事の「大阪モデル」や「出口戦略」（西村さんも言ってますが）という我々になじみ深いワードを使った分りやすい説明が彼女の琴線に触れたのでしょう。

　東京都では、今後の感染状況の変化を想定してロードマップの策定を進めているようで、この「ロードマップ策定」という英語交じりの小池さんが好きそうなワードを出す前に、吉村さんの「大阪モデル」が出ちゃったから、カチンと来てるのではないかなぁ～。

　「出口戦略」でも、「ロードマップ」でも、どっちでもいいから、早くコロナ禍が過ぎ去って、以前の生活ができるようになって欲しいもんです。