ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

台風30号で凄い被害が・・・

2013-11-11 10:35:10 | 日記
 フィリピンやベトナムを襲った巨大台風30号で物凄い被害が出ているようです。

 フィリピン中部のレイテ島では1万人以上の死者・行方不明者が出ていると伝えられ、その他の地域でも多数の人々が被害にあっています。

 今日は朝刊がお休みなので詳しい情報は入ってきませんが、朝のワイドショーを見る限りでは町や村は洪水で滅茶苦茶に破壊されている様子が映し出されています。

 気象衛星から写された台風の写真を見たら、30号のくっきりとした台風の目とその周りを渦状に取り巻く分厚い雲の塊が何百キロに渡って繋がっていました。

 あの雲の下は一体どうなっているんだろうと思うと恐怖しか感じられません。

 今年は日本もたくさんの台風に襲われて様々な地域で被害が出ていますが、秋も深まってやっと日本付近に台風が北上してこないと思っていたら、東南アジアの国々がえらい目に合っています。

 なんだか地球が悲鳴を上げて、傲慢な人間に仕返しをしているように思えてなりません。

 海水温が異常に上がっているから台風の発生件数も多いし、巨大化しやすい状態にあると専門家は言っていますが、一体これから地球の気象状況はどうなってしまうんでしょう?

 NASAのゴタード宇宙研究所の元所長が、地球規模の気象異常の原因は海水温の上昇だと言っています。「ここ100年間で海水温は0.5度上昇し、この結果地球の温暖化で今後も数年間、猛暑など異常気象を頻繁に引き起こす」なんて予言をしています。

 「海水温が上昇すれば海から蒸発する水蒸気の量も増え、わずかな海水温の変化でも、大気は大きな影響を受けて大規模な気象変動に繋がり、地球のエネルギーバランスを大きく崩し、これからも確実に暑くなっていく」ということです。

 そして最新の研究では、世界規模で起きている異常気象は互いに連鎖して起こる「テレコネクション」の仕業だとも話しています。気象変動のメカニズムを研究している東大先端科学技術研究センターの中村尚教授は、「世界のどこかで異常気象が起こると、遠く離れた地域で別の異常気象をもたらす」と指摘しています。(JCASTの記事より抜粋)

 ということで、地球上のあるところで異常気象が起こると、それに連動して全く違うところでも異常気象が起こってしまうというメカニズムが地球で起こっているというんですね。

 今年は大西洋の海水温が上昇してヨーロッパで初夏に雪が降ったり、洪水がおこったりしました。

 これは大西洋の海水温が上昇したために温帯低気圧が例年より北にズレて偏西風が蛇行したためで、日本ではこの偏西風の蛇行で梅雨時に雨が降らなかったり、東日本上空で暖かい空気と冷たい空気がぶつかって集中豪雨が起こったりしたということです。

 台風が9~10月にいっぱい来たのもこの所為(せい)らしいです。

 なんで大西洋の海水温が急上昇したのかという原因は諸説あって、よく分かりません。

 でも地球のエネルギーバランスが狂って異常気象が発生する原因になっていることは間違いありません。

 20世紀~今日に至るまで化石燃料を燃やし続けて来たためか、単なる宇宙の摂理による変化なのか?

 もし、人間が無茶な自然破壊を行ってきた、たった100年の仕業が祟っているとしたら、地球って物凄く柔で繊細な惑星だということです。

 何千年も人間は自然と共に暮らしてきたのに、たった100年で壊してしまったのだとしたら、それは地球と神への冒涜ではないかと思います。

 ただ、エネルギーを使いまくって豊かな暮らしをしてきたのはじいちゃんも同じですから、何とも言いづらい状況です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする