今朝は、遅くまでスヤスヤと眠っていたayameちゃん・・、ばあちゃんに起こされて慌ててヨーグルトを食べて保育園へ出かけて行きました。
さて、今日の朝刊に「新型インフル備えたけれど… 期限切れで薬大量廃棄へ」という記事が載っていました。
鳥インフルエンザなどが変質して人間を襲う新型インフルエンザの発生を危惧して備えられている抗インフルエンザ薬「タミフル」「リレンザ」の期限切れで新規の薬品に入れ替えなければいけないというもので、常備されているものが大量に廃棄処分(愛知県で約28万人分金額は6億4000万円以上)されてしまいます。
有効期限切れまでに使用された量は2011年1月の鳥インフルエンザ騒動で、作業員の感染予防に2800人分を使用した以外は未使用とのことで、ほとんどの薬品が使われないまま捨てられることになります。
国は、国民の45%が使用できる量を常備することにしていますが、都道府県が薬品を購入した後で国から交付金が出るというお金の流れになっていて、厳しい財政状況にある地方自治体では、この予算をとるのに四苦八苦しているようです。
じいちゃんは何年か前に愛知県だったか、名古屋市だったか忘れましたが、鳥インフルエンザなどが変質して新型のウィルスの発生によるパンデミック対策を地方自治体はしっかりやってますという広報ビデオの企画をしたことがあります(企画だけで採用されなかったけど)。
その時思ったのは、「タミフル」などの既存の薬品で本当に大丈夫かということです。
新型のウィルスにこれらの常備薬で対応できるのかどうかは難しい問題です。
多分何の効き目もないんじゃないでしょうか???
なのにそんな薬を常備し、さらに期限切れで大量廃棄処分というのは、政治家と薬品会社がつるんで利権をむさぼるための政策じゃないかと勘ぐってしまうのです。
国民の45%分ということは、1億2千万として5400万人分です。どえらい金額です。
それを簡単に処分しちゃっていいんでしょうか???
期限切れっていうことは、製造時の効果が全くなくなっちゃった時でしょうか?
それとも効き目はもとのままだけど、厚労省が決めた薬品基準があるからでしょうか?
じいちゃんは、賞味期限が切れそうで安売りしているお惣菜を買ってきて、期限が切れた翌日にチンして食べることがよくありますが、これまでにお腹を壊したことなんてありません。
廃棄処分する薬品を第三者の検査機関でその効力低下を検証して、製造時の効力が保てている薬品は、そのまま備えておくということはできないんでしょうか?
例えば、効力が保ててなかったら廃棄するとか???
じゃなきゃ、予算の無駄遣いです。
使わない薬を大量に作る製薬会社を儲けさせるだけじゃ、世の中不公平というもんです。