パリオリンピック2024開会式

パリオリンピック開会式。
舞台はセーヌ川一帯パリの街並み・・感動した。

屋外での開会式は初らしい。
雨が降っていたが、それも演出かと思うほど素敵な式典だった。

雨のダンスもたいへんだが、個人的には楽器が心配だった。
グランドピアノにオーケストラ。
パリ国立管弦楽団という世界的にも有名な楽団員が使う楽器が
雨に濡れるという事態がどうも心配だった。

エンディングは気球に聖火が点灯され、宙に浮かぶなか
セリーヌ・ディオンの歌う「愛の賛歌」

花火などなく、静かに幕を閉じた。


パリオリンピックは施設の95％が現存するものを利用するそうだ。
活用できる施設があるのに、
ほとんどを壊し新設した日本とは歴史と文化の度合いが違う。

さらにセーヌ川沿いの観覧席は無料で開放されている。

文化という意味では、日本はまだまだ後進国だと思った。

フランスの人口は日本の約半分（6,800万人）。
5週間の有給休暇（内2週間の連続休暇）が義務付けられているにもかかわらず
一人当たり国民所得は日本の1.4倍。

日本は人口減少を嘆くよりも、フランスのように
健康で文化的な生活をするにはどうすべきか
学ばなければならない。



＜パリオリンピック開会式＠NHK＞