どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

二日間にわたる伊勢神宮特別参拝概要

2018年04月29日 19時49分40秒 | Weblog
私は過去に5回くらい伊勢神宮にお参りしたことがあるが、
今思えば、観光の域を抜けていないものだった。

もちろん、それも決して悪くはないが、
今回本格的な参拝を初めて経験し、身の引き締まる思いがした。

天気は二日間とも良すぎて・・
頭が暑く、日射病になるかと思った。
来年は帽子が必須だ。

初日は午後から外宮(げくう)。
皇學館大学のM教授に案内していただいた。
参加者は約30名。

M氏はとても活舌がしっかりしていて、
落語家のように朗らかでテンポが良いので、
とても理解しやすかった。

来年、天皇の即位式が行われるが、
伊勢神宮に即位の報告をすることで、
即位のすべての儀式が完了するそうだ。

平成の即位の時は、新天皇が馬車にのり
表参道から正宮(しょうぐう)へ向かわれたそうだ。

また、20年に一度行われる式年遷宮では、
現在は古い建物を壊し更地にしているが、
江戸時代までは、
火災などで正宮が使えなくなった時の保険として
壊さずに残していたそうだ・・・などなど・・・

それぞれの建物や施設、石や樹木の説明を聞いていると
とても興味深かった。

夕方、宿泊先の神宮会館へ移動し
皇學館大學のH教授による講話を聞いた。
テーマは「日本書紀と風土記~万葉集の伊勢」

万葉集の中に、伊勢が歌われているものが
22首あるらしい。
そこから当時の伊勢の風景や位置付けを考察するものだ。

こちらも大変興味深く、
当時の風景がうかんでくるようだった。

夕食のあと、さらに講話があり、
21時30分入浴。

その後、部屋で飲みながら会話をした。

私の部屋は4人部屋だったが、
世話人のM氏と同部屋だったので、
みなさんが集まる部屋となり、
約20人が膝を突き合わせ語り合った。

二日目は内宮(ないくう)
こちらも案内をしていただいた。

一番印象に残ったのは、神楽殿でのお神楽だ。
雅楽と舞はとても神聖な気持ちになった。
ちなみに専属の楽団があるのは伊勢神宮と宮内庁だけだそうだ。

また伊勢神宮では巫女といわず舞子というらしい。

大変興味ぶかい30分だったが、
正座をしていたので、
足がしびれてしばらく立てなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・

かなり長文になってきたので、この辺りでペンを置きたい。

いずれにせよ二日間
とても貴重で有意義な経験だった。

ぜひ来年も参加したい。


笑智号(えみともごう)・・皇室での役割を終え、
神様が乗る神馬(しんめ)として伊勢神宮に贈られた。


さざれ石・・小さな石という意味。
君が代の「さざれ石の巌となりて」は、小さな石が集まって大きな岩となるように
という意味があるそうだ。

伊勢神宮では、自然の状態を重視するということで解説のボードは一切ない。
なので、知っている人に教えていただかなければ、そのまま通り過ぎてしまうだろう。


2014年4月、ケネディ駐日米大使が植樹した「ハナミズキ」


2016年5月、G7伊勢志摩サミットで訪れた首脳たちにより植樹された「神宮スギ」


<伊勢神宮 お神楽のご案内 official site>






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