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☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

映画「不毛地帯」 壱岐正と仲代達矢

2010年12月13日 07時30分53秒 | 映画
1976年に上映された映画「不毛地帯」

をBSで観る。

ご存知、原作 山崎豊子、監督 山本薩夫

上映時間は181分の長編である。

「二次防の主力戦闘機選定をめぐり暗躍する商社とそれらと

癒着する政財界の暗部を描いた」社会派ドラマである。

主人公壱岐正は、元軍人でシベリア抑留の経験で、

商社の嘱託という肩書きで、映画は進んでいく。

やはり、名作である。

展開にあたっては、思わず、引き込まれていく。

観終わった時は、

暖かいものは無く、1970年代と2010年との政財界の比較

だけが残った。




(2010年12月の冬の陽射し)

それにしても、映画の大作には欠かせない存在である。

仲代達矢の演技、やはり、上手い。

とりわけ、眼に間をもたせた、彼独特の演技である、眼での演技。

怒り、悲しむ、喜ぶ、寡黙、

これらを眼で演じきる表現力は、彼唯一のものであり、

天性的と言わざるをえないであろう。

しかし、既に惜しくも亡くなられた俳優さんも多い

作品であるが、やはり、皆さん。

上手い。

プロの役者さん達である。

出演:

仲代達矢
丹波哲郎
山形勲
神山繁
仲谷昇
滝田裕介
山口崇
石浜朗
日下武史
山本圭
北大路欣也
田宮二郎
大滝秀治
内田朝雄
小沢栄太郎
小松方正
加藤嘉
井川比佐志
永井智雄
高橋悦史
八千草薫
藤村志保
秋吉久美子


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