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流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

【社説】週のはじめに考える 国防は節度踏み越えるな

2013年07月07日 18時23分15秒 | 我国の政治
「週のはじめに考える 国防は節度踏み越えるな」
社説 7月7日 東京新聞Webより

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日本防衛の指針「防衛計画の大綱」が十二月改定されます。

敵基地攻撃能力や海兵隊機能の保有が浮上、改憲手続きなしで

自衛隊は変わるのでしょうか。

 現在の大綱は二〇一〇年十二月民主党政権下で改定されました。

昨年十二月、自民党政権が復活すると安倍晋三首相は早々に大綱見直しを指示します。

安全保障環境が劇的に変化したわけではありません。

防衛白書は中国、北朝鮮を含め、「不透明・不確実な要素」と同じ書き方を

しています。

大綱見直しは「安倍カラー」を打ち出すことが狙いと考えられます。

◆敵基地攻撃と海兵隊機能

 これまでは政府の有識者懇談会が出す報告書が大綱に反映されてきましたが、

今回、初めて懇談会が設けられませんでした。

意見を聞く必要はないというのです。

 その一方で自民党はこれまで通り、大綱への提言をまとめ、政府に提出しました。

有識者懇談会がないのですから、たたき台はこの提言だけです。

「憲法改正と『国防軍』の設置」や集団的自衛権行使を容認する

「国家安全保障基本法の制定」など「国のかたち」を根底から変える提言が並びます。

憲法や法律のもとでつくる大綱に反映できるはずがありません。

しかし、これがたたき台なのです。

 防衛省は所掌を超える項目は棚上げして、国会で取り上げられたり、

防衛省の考えと重なったりする部分を新大綱に盛り込もうとしています。

自民党提言の目玉でもある敵基地攻撃能力と海兵隊機能の保有が有力候補です。

 敵基地攻撃能力は、敵の弾道ミサイル基地を攻撃できる巡航ミサイルや

弾道ミサイルなどを保有することで、

北朝鮮のミサイル基地攻撃を念頭に置いています。

海兵隊は艦艇や航空機を使って強襲上陸するので「殴り込み部隊」とも呼ばれます。

◆軍事力強化でいいのか

 ともに先制攻撃につながり、専守防衛の自衛隊はこれらの機能を持たずに来ました。

 万一の場合、どうなるのでしょうか。弾道ミサイルが撃ち込まれたり、

離島が侵略されたりする事態は日本有事と考えられます。

自衛隊は日本防衛に努め、敵基地攻撃や離島奪還は米軍の打撃力に頼ることに

なっていました。

 安倍首相は、この役割分担を見直したいようです。

「日本を攻撃しようとするミサイルに対し、米軍に攻撃してくださいよと

頼む状況でいいのか。

自民党でずっと議論してきた」(五月八日参院予算委)と敵基地攻撃能力の保有に

言及し、「島しょ防衛で海兵隊機能をわが国が備える必要性はやはり

議論しなければならない」

(同)との考えを示しています。

 敵基地攻撃について、政府見解は「相手がミサイル攻撃に着手した後」

ならば憲法上許されるとしています。

先制攻撃は違憲との立場ですが、自民党は「改憲して国防軍をつくる」と

主張しています。

そうした中で敵基地攻撃能力を持てば、周辺諸国は先制攻撃を疑い、

日本への警戒を強めるのではないでしょうか。

 財政上の問題も無視できません。

地形を読み、情報をやりとりしながら飛ぶ巡航ミサイルには、

偵察衛星と通信衛星が欠かせず

、巨額の防衛費が必要になります。

 コストを節約するため既存のロケット技術を組み合わせて

弾道ミサイルを持つとします。

弾道ミサイル保有国の多くは核弾頭を搭載しており、

日本は核弾頭に使える大量のプルトニウムを保有しています。
意図が疑われ、地域の不安定要因になりかねません。

 海兵隊機能が必要な理由について、防衛省関係者は

「尖閣諸島が武力侵攻される事態を想定している」といいます。

中国は領有権を主張して領海侵入を繰り返しています。

安倍政権は「領有権問題は存在しない」というだけで、

日中の緊張が緩む気配はありません。

だからといって、軍事力強化でよいのでしょうか。

問題解決に政治や外交の力が不可欠なのはいうまでもありません。

 海兵隊機能には陸海空の三自衛隊による統合運用が欠かせないことから

「大規模震災に役立つ」と主張する防衛省幹部もいます。

それなら純粋に災害救援のための統合運用を考えればよいのです。

◆安全保障の原点忘れるな

 勇ましい方向にかじを切れば、日中関係が改善したり、

北朝鮮が核開発をやめたりするでしょうか。

むしろ北東アジアの安全保障環境を悪化させ、米国との関係まで

ぎくしゃくすることになりはしないか。

「日本国憲法の下、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような

軍事大国にならないという基本理念に従い、節度ある防衛力整備に努めています」。

これは外務省のホームページに書かれた日本の安全保障政策です。

戦後日本の原点を忘れてはなりません。

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非常識な政治家たち

2013年05月28日 00時13分39秒 | 我国の政治
情けない時間のなかで、怒りと未来への顛末が観れる昨今。

とりあえず、今日は、橋下 徹という政治家。

タイミングよく。

朝日さんが、時系列的に、発言記事をまとめてくれたので、全文転載。

見やすく改行等は編集実施。

橋下氏の慰安婦などをめぐる発言の変遷 13日~25日


朝日新聞WEB版
2013年5月26日(日)21:39

【13日】

●銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で、命をかけて走っていくときに、
どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのは
誰だって分かる(昼、記者団に)

●慰安婦制度じゃなくても風俗業は必要だと思う。沖縄の普天間に行ったときに、
司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と言った。
性的なエネルギーを合法的に解消できる場所はある。
真正面から活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをきちんと
コントロールできないじゃないですか(夕、記者団に)

【14日】

●アメリカはずるい。アメリカは一貫して公娼(こうしょう)制度を否定する。
しかし米軍基地の周囲で風俗業が盛んだったことも歴史の事実(ツイッターで)

【15日】

●僕は日韓基本条約があるから、すべてこれで終わり、後は話しませんという
つもりはない。
法的賠償は難しいにせよ、きちんとした配慮はしていかなきゃいけないという
思いがあるから。
僕は慰安婦の方を傷つけているとは一切思っていません(昼、記者団に)

●もっと本気になって米兵の性的な欲求をコントロールしてくださいと言った。
(風俗業が)必ず必要ではなくて、そういう活用も考えられると言った
(昼、記者団に)

【16日】

●当時は(慰安婦が)必要だったと考えられていたんでしょうけど、
とんでもないことですよと。
こういう制度があったのは申し訳ないし、恥ずべきことだ
(朝、テレビ番組で)

●米国のとらえ方とか宗教的な価値観とかそういうところで
そのワード(風俗業)を出すのは不適切だった。
女性の人権を蹂躙(じゅうりん)しているのではないかという批判は
真摯(しんし)に受け止める。
(発言を撤回しないのかとの質問に)「不適切」で十分じゃないですか
(夕、記者団に)

【17日】

●「女性の人権を」と言うなら、アメリカも何をやったかを直視してほしい。
世界各国で、
戦場の性において女性を活用していたのは厳然たる事実。
日本だけを非難することで自国がやったことにふたをするのではなく、
自分たちがやったことについても真摯に直視してもらいたい(夜、記者団に)

【21日】

●僕がいま主張していることは本当は自民党が言わなきゃいけない。
日本は慰安婦問題を受け止めなければいけないのに自民党では責任を
否定する人たちがいる。
世界各国が過去を直視し、女性の人権を尊重する世界をつくる。
この主張のどこがおかしいのか(昼、市議会委員会で)

【23日】

●(河野談話について)国家的な意思として(慰安婦を)拉致し、
強制連行したことを認めたのか認めていないのか、
はっきりしない。だから慰安婦問題が解決しない。
ごまかさずに明確化してほしい(昼、記者会見で)

【24日】

●(面会が中止となった元慰安婦の2人に)全体の趣旨をきちんと
直接お伝えしたかった。
僕自身が慰安婦制度を「必要」だと言ったわけではない。
僕の誤解を生んだ発言で傷ついたということであれば、
その点は本当におわび申し上げます、
ということはきちっと伝えたかった(夕、記者団に)

●僕の不適切な発言によって不快な思いをされたと思う。
27日の特派員協会の会見で、アメリカ軍、アメリカ国民の
みなさんにきちんとおわびをしたい(夕、記者団に)

【25日】

●(米軍と米国民に)きちんとおわびと発言の撤回は27日(の会見で)、
しっかりしなければいけない(朝、テレビ番組で)

●日本の自衛隊はすごいと思う。日本の自衛隊はこういうこと
(女性の人権侵害)の話は出てこない。
日本以外は各軍がまだ同じようなことを繰り返している(朝、テレビ番組で)

-------------

ここまで。


これが、大阪市の長という、いまの姿である。

これを指導することなく擁護する。

東京都前知事、石原慎太郎氏、あの中曽根氏に負けぬ人物である。

で、都合が悪い場面では出てこない、パフォーマンスだけの

岸という亡き政治妖怪の孫となるABE


彼らに共通するもの

その背後にあるものは、

戦争システムの容認であり、戦争の肯定である。

○戦争とは、人間性を捨て、理性をすて、暴走させ、人を殺めるのを戦争という。

 故に、私たち、先祖は、戦を否定して、

 世界にさきがけ、平和憲法を守ってきたのである。


 (松瀬 徹)

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憲法を考える 歴史がつなぐ知恵の鎖

2013年05月04日 06時03分03秒 | 我国の政治
この投稿記事は、

東京新聞TOKYO Web
【社説】2013年5月3日からの全文転載です。

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憲法を考える 歴史がつなぐ知恵の鎖

憲法改正を叫ぶ勢力の最大目的は、九条を変えることでしょう。
国防軍創設の必要性がどこにあるのでしょうか。
平和憲法を守る方が現実的です。

 選挙で第一党になる、これは民主的な手法です。
多数決で法律をつくる、これも民主的です。
権力が憲法の制約から自由になる法律をつくったら…。

 ワイマール憲法当時のドイツで実際に起きたことです。
国民主権を採用し、民主主義的な制度を広範に導入した近代憲法でした。
ヒトラーは国民投票という手段も乱発して、
反対勢力を壊滅させ、独裁者になりました。
憲法は破壊されたのです。

◆熱狂を縛る立憲主義

 日本国憲法の役目は、むろん「権力を縛る鎖」です。
立憲主義と呼ばれます。
大日本帝国憲法でも、伊藤博文が「君権を制限し、臣民の権利を保障すること」
と述べたことは有名です。

 たとえ国民が選んだ国家権力であれ、その力を濫用する恐れがあるので、
鎖で縛ってあるのです。
また、日本国民の過去の経験が、現在の国民をつなぎ留める“鎖”でもあるでしょう。

 憲法学者の樋口陽一東大名誉教授は
「確かに国民が自分で自分の手をあらかじめ縛っているのです。
それが今日の立憲主義の知恵なのです」と語ります。

 人間とはある政治勢力の熱狂に浮かれたり、
しらけた状態で世の中に流されたりします。
そんな移ろいやすさゆえに、過去の人々が憲法で、
われわれの内なる愚かさを拘束しているのです。

 民主主義は本来、多数者の意思も少数者の意思もくみ取る装置ですが、
多数決を制すれば物事は決まります。
今日の人民は明日の人民を拘束できません。
今日と明日の民意が異なったりするからです。
それに対し、立憲主義の原理は、正反対の働きをします。

◆9条改正の必要はない

 「国民主権といえども、服さねばならない何かがある、それが憲法の中核です。
例えば一三条の『個人の尊重』などは人類普遍の原理です。
近代デモクラシーでは、立憲主義を用い、単純多数決では変えられない
約束事をいくつも定めているのです」(樋口さん)

 自民党の憲法改正草案は、専門家から「非立憲主義的だ」と
批判が上がっています。
国民の権利に後ろ向きで、国民の義務が大幅に拡大しているからです。
前文では抽象的な表現ながら、国を守ることを国民の義務とし、
九条で国防軍の保持を明記しています。

 しかし、元防衛官僚の柳沢協二さんは「九条改正も集団的自衛権を認める必要性も、
現在の日本には存在しません」と語ります。
旧防衛庁の官房長や防衛研究所所長、内閣官房の副長官補として、
安全保障を担当した人です。

 「情勢の変化といえば、北朝鮮のミサイルと中国の海洋進出でしょう。
いずれも個別的自衛権の問題で、たとえ尖閣諸島で摩擦が起きても、
外交努力によって解決すべき事柄です。
九条の改正は、中国や韓国はもちろん、アジア諸国も希望していないのは明らかです。
米国も波風立てないでほしいと思っているでしょう」

 九条を変えないと国が守れないという現実自体がないのです。
米国の最大の経済相手国は、中国です。
日中間の戦争など望むはずがありません。

 「米国は武力が主な手段ではなくなっている時代だと認識しています。
冷戦時代は『脅威と抑止』論でしたが、今は『共存』と『摩擦』がテーマの時代です。
必要なのは勇ましい議論ではなく、むしろブレーキです」

 柳沢さんは「防衛官僚のプライドとは、今の憲法の中で国を守ることだ」とも
明言しました。

 国防軍が実現したら、どんなことが起きるのでしょうか。
樋口さんは「自衛隊は国外での戦闘行為は許されていませんが、その枠が
はずれてしまう」と語ります。

 「反戦的な言論や市民運動が自由に行われるのは、
九条が歯止めになっているからです。
国防軍ができれば、その足を引っ張る言論は封殺されかねません。
軍事的な価値を強調するように、学校教育も変えようとするでしょう」

 安倍晋三首相の祖父・岸信介氏は
「日本国憲法こそ戦後の諸悪の根源」のごとく批判しました。
でも、憲法施行から六十六年も平和だった歴史は、「悪」でしょうか。
改憲論は長く国民の意思によって阻まれてきたのです。

◆“悪魔”を阻むハードル

 首相は九六条の改憲規定に手を付けます。
発議要件を議員の三分の二から過半数へ緩和する案です。
しかし、どの先進国でも単純多数決という“悪魔”を防ぐため、
高い改憲ハードルを設けているのです。
九六条がまず、いけにえになれば、多数派は憲法の中核精神すら破壊しかねません。


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転載記事はここまで。




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さぁ 投票に行こう!

2012年12月16日 07時54分02秒 | 我国の政治
本日は、総選挙の投票日。

昨年の3.11以降 我々が何をみつめ、何を思い、行動してきたのだろうか。

 自分自身が問われる選挙でもあるわけだ。

確かな未来を創り上げるという、人として当たり前の行動が

求められている。

 その第1歩が、今日である。

 憲法9条の改悪を声荒げに叫ぶ輩も出てきた。

さぁ 投票に行こう!

 歴史の流れは、立ち止まってはくれない。

 傍観者では、何事も進まない。

 正しい選択こそが、正しい未来を構築する力となる。

(2012年12月16日 松瀬 徹)


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下の写真は、投稿記事には関係ありません。

10月26日の南阿蘇で、あえて逆光での撮影したもの

クリック画像拡大





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「震災がれき広域処理」は、慎重に!

2012年03月25日 10時46分35秒 | 我国の政治
九州の北九州市が一定の条件つけて、受け入れの可能性を示して以来、

国と要請もあいまって、各地で受け入れ表明が多くの自治体から

手があがっている。

「震災がれき受け入れ拒絶は当然のこと」2011。12.4投稿

にもコメントがあった。

 2012.3.25現在の私のコメント

投稿記事のタイトルに、「慎重に!」にと書いた。

その訳は、単なる「がれき」ではなく、放射線物質を含む「震災がれき」だからである。

「復興支援」に反対する人は、誰もいまい、私も復興支援推進者と思っている。

なぜ、復興が遅れているのか、それは、あまりにも「真実の報道」

「情報公開」が遅れていることであり、また、政府・与党の政治手法に問題が

あると思っている。(真実は、あとからあとからと報道されるこの現実)

 北九州市は、支援する被災地や廃棄物の種類、搬入時の放射線量、

運搬法などを専門家の意見を聞いて検討し、灰の埋め立て地での放射線量の

検査方法、健康や農水産物への影響、広報の在り方も協議するという。

 これらから解るように、「震災がれき」処理で、大きなウェイトを

占めているのは、「放射能物質」の処理問題である。

 「震災がれき」受け入れありきで、事をすすめては、放射能汚染を

拡散するだけである。

 流れだ、復興の支援だ、美辞麗句的な言葉に惑わされることなく、

しっかりと真実を知り、復興支援の妨げになっているのものの本質を

つかみ、その原因となるものを排除しつつ、真の復興の道を歩む必要が

ある。 

 コメントは終わるが、

大いに参考となる、ネット情報2点、転載します。

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東京新聞

がれき処理なぜ進まない お役所仕事が原因?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032002000067.html

東日本大震災で発生したがれきの処理が遅れている原因は、環境省や県の

「お役所仕事」にある可能性が浮上した。

焼却炉の新設を求める陸前高田市の申し出を岩手県が“門前払い”にしていたのだ。

野田政権は、がれきを全国の自治体で受け入れる「広域処理」に血道を上げているが、

被災地での処理体制を見直すのが先決ではないか。

2012年3月20日

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毎日JP
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20120324mog00m040021000c.html

福島第1原発:
「がれき焼却灰は事故処理用コンクリに」小出・京都大助教の講演から


京都市内で今月10日あった原発問題に関する市民集会「バイバイ原発3・10京都」で、

小出裕章・京都大原子炉実験所助教が演説や講演をした。

東京電力福島第1原発事故の影響や現状など、発言のポイントをまとめた。【太田裕之】


 ■事故を振り返って

 私は41年前から原発は危ない、撤退すべきだと言い続け、廃絶させたいと考えてきたが、

できないままここに至った。

私たち大人には原子力を容認してきた責任がある。

福島で今、放射能まみれの大地に子供たちが住んでいることを忘れず、

できることを探そうと思う。

私は非力だが、あきらめない。若い世代への責任だと思う。

 ■事故の大きさ

 日本政府がIAEA(国際原子力機関)閣僚会議に出した報告書で、

大気中に放出されたセシウム137は広島原爆の約170発分とされているが、

これは過小評価。世界の研究者が出している数字の大半は、その2~3倍の数百発分に相当する。

海への放出量も同程度あると思う。

 福島県の東半分を中心に、宮城、茨城、群馬、千葉、新潟、埼玉各県と東京都の

それぞれ一部地域が放射線管理区域以上に汚染された。

私の仕事場である実験所は放射線管理区域で、そこでは飲食も寝ることも、

子供の立ち入りも許されていない。汚染地域はまるで逆転した世界になっている。

 被曝(ひばく)放射線量には「これ以下であれば安全」という値はない。

どんなに微量でも危険というのが現在の学問の到達点だ。


 ■第1原発の現状

 4号機は使用済み燃料プールが埋め込まれた階まで破壊された。

使用済み燃料は膨大な放射能の固まりで広島原爆の4000発分だ。

プールがさらに破壊され水が抜けたり、崩れ落ちれば、防壁のないところで大気中に吹き出す。

そういう危険と隣り合わせで私たちは生きている。

 1号機は約100トンのウランなどが圧力容器の中から溶け落ちた状態。

格納容器の下の厚さ1メートルのコンクリートの床について東電は70センチは

壊れたが30センチは大丈夫と言うが、

近寄ることはできず測定器もない。

この床を突き抜ければ防壁はない。危機的状況が続いている。

 ■「原発」とは

 熱効率が33%に過ぎず効率の悪い蒸気機関で、生命体に圧倒的に危険な

核分裂生成物を出す。

出力100万キロワットの原発で毎日燃やすウランの量は3キロで、

広島原爆(核分裂したウランは800グラム)3~4発分。

また、原発は冷やし続けないと壊れるが、

300万キロワットの発熱量のうち21万キロワットは核分裂生成物から生じる

「崩壊熱」で、原発を停止しても止められない。

日本では66年の東海発電所の営業運転開始から今日まで広島原爆110万発分

の核分裂生成物を生み出した。事故がなくても原発は悲惨なのだ。

 ■除染とがれき処理

 政府は汚染地に人々が戻れるかのような幻想を与える「除染」と

いう言葉を使っているが、放射能は人間がどんなに手を加えても消せず、

放射性物質は無毒化できない。

できるのは汚れを移動させる「移染」だ。

もう戻れないのだと説明し、生活を補償すべきだ。

 私が最も訴えたいのは、事故に何の責任もない子供たちを守ることだ。

校庭など子供が集中的に過ごす場所の土は必ず取り除き、

東電の敷地にお返しするのが筋だ。

 政府はがれきの広域処理で、各自治体に、現行の焼却施設で燃やしたうえで

猛烈な放射能の塊となる焼却灰を処分させようとしている。

放射能は隔離し閉じ込めるという原則に反する。

汚染地に専用の焼却施設を作って処理するべきだ。

だが、政府の無策の結果、福島を中心とした汚染地にがれきが取り残されたまま、

現在も子供たちは被曝を続けている。

もはや子供全体の被曝をどう減らすかしか選択の道はなく、

全国の自治体が引き受けるしかないだろう。

 それには二つの条件がある。

一つは放射性物質が外に出ないフィルターなど特殊な装置必ず増設すること。

もう一つは、焼却灰は各自治体が勝手に埋めるのではなく、

東電に返すこと。

福島第1原発の事故処理には膨大なコンクリートが必要で、その部材にすればいい。

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参考 YouTube

だっげらいよんのがれきのうた【がれき広域処理はやめて!だっげ♪】

是非、クリックして覗いてください


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「分断」の時代、九州一体で 姜尚中氏が講演

2012年03月20日 09時03分20秒 | 我国の政治
この2週間のプライベート時間は、

2本のショートビデオ制作、そして、企業ポスターのデザイン

video2本は、制作終了し、現在ポスター制作である。

そのいうなか、興味のある新聞記事があった。

時期を得た、記事であったので、完全転載します。

ここから 転載記事。

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西日本新聞 3月15日 

「分断」の時代、九州一体で  姜尚中氏が講演

九州の企業や自治体の在京責任者でつくる「二水会」

(西日本新聞社主宰)

3月例会が開かれ、西日本新聞提言委員で

東京大学大学院教授の姜尚中氏
が講演。

 東日本大震災後の日本のこれから、九州の役割について

多角的に語った。

 姜氏は現状を分析するキーワードとして「分断」を挙げた。

震災では、津波や原発事故など被災の程度による隔たりがあり、

国内を見渡せば「がれきの受け入れ、安全保障、税と社会保障、

TPP(環太平洋連携協定)の問題など、利害関心がさまざまに

入り乱れ、これまで考えられなかった分断線が縦横、幾重

にも走っている」と指摘した。

 ドイツが進めている原発の廃炉作業やユーロ圏内での

電力融通の現状を視察した体験を踏まえ「中長期的な視点に立ち、

日本は韓国と原子力エネルギーの技術や安全の共同管理に

取り組み、将来的には相互のエネルギー供給体制をつくるべきだと」

と提案。

 九州においては「オール九州で県境を超えた

取り組みをしっかりデザインしなければならない。

日韓トンネル構想も本気で考えていいのでは」と語った。

(塚崎謙太郎)
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2月4日のTOKYO Web東京新聞

2012年02月05日 10時33分04秒 | 我国の政治
原子力規制庁 ムラから必ず切り離せ

【社説】
TOKYO Web 2012年2月4日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012020402000040.html

--------全文転載-----

原子力は多くの命を危険にさらすことがある。

それを監視すべき機関がこれまで実は、原子力ムラの一員だった。

新たに発足する原子力規制庁の最初の仕事は“独立”を示すことである。

 原発の規制を担う原子力安全・保安院は、原子力の旗振り役を務める

経済産業省の外局、つまり下部組織。

これが、そもそもの間違いだった。

推進と規制が同居する産学官のムラ社会の中で、すべてが決められ、進んでいた。

 緩い基準と規制のもと、国中に原発と、その安全神話をばらまいておきながら、

大事が起きれば「想定外」とほおかむり。

シンポジウムで推進をあおるような、電力会社へのやらせ工作もあった。

 保安院の無責任と偏りに強い不信を覚えているのは、福島の被災者だけではない。

看板をいくら書き換えても、中身が変わらなければ意味はない。 

 信頼回復に今最も必要なのは、規制庁の独立性だ。


 米国の原子力規制委員会(NRC)のように、なぜ政府から独立した機関にしなかったのか。

保安院から多くの職員が移るとされるが、それで本当に大丈夫なのか。

国民の不安はぬぐい切れない。

 原子力ムラから抜けられるかどうか、長官人事が最初の試金石になる。

経産省はもとより、官僚からの天下りや出向は、断じて許されないだろう。

 原子力規制庁の設置を含む関連法改正の基本理念は、

放射線の有害から人と環境を守ること。

規制と責任のあり方を、国民の目に見えるようにすることだ、という。

 政府はこれまで、原子炉の設置を認めたあとの安全対策は、

電力会社の自主的な取り組みに委ねてきた。

しかし、福島の事故を受け、直接規制に乗り出した。

 原発の“寿命”を法的に原則四十年に制限し、過酷事故への対策や、

最新の安全基準や技術を古い原発にも適用すること(バックフィット制度)を義務付けた。

 規制庁は法の理念にのっとって、国民の健康と命を守る独立した立場から、

原発や原子力に監視の目を光らせるべきだ。

そして評価や規制の内容を、国民に対してまず正直に、

次にわかりやすい言葉で報告すべきである。

 四十年寿命が確立すれば、老朽原発の廃炉、解体も大きな問題になってくる。

福島第一原発の残骸や溶け出した燃料の処分も気がかりだ。

規制庁は廃炉や核のごみからも目を背けるべきではない。

-----この記事はここまで-----

横浜・瀬谷で6・85マイクロシーベルト 小学校近くの排水路跡
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012020402000037.html
【社会】
2012年2月4日 朝刊

全文転載
--------ここから

横浜市は三日、同市瀬谷区二ツ橋町の使われていない排水路付近で、

市内の放射線量測定では最高となる毎時六・八五マイクロシーベルトを

検出したと発表した。

市の除染の目安は同〇・五九マイクロシーベルト(高さ一センチで測定)で、除染を急ぐ。

 排水路から高さ一センチで測定した。

この線量を一年間浴び続けると仮定した場合、

単純計算で外部被ばくは約六〇ミリシーベルトになる。

 同じ場所の地上一メートルでも同一・四五マイクロシーベルトだった。

付近の土壌からは放射性セシウムを一キログラム当たり

最大六万二九〇〇ベクレル検出した。

市は福島第一原発事故が原因とみており、

市の担当者は「排水がたまりやすい構造のため、

(放射性物質が)集まってきたと考えられる」としている。

 水路の隣には市立二つ橋小学校があり、フェンスで仕切られている。

フェンス近くの校庭では高さ五十センチで同〇・二一マイクロシーベルトの線量で、

市は校庭側のフェンスから五メートルを立ち入り禁止にした。

 二日夕方に、市民から市に情報提供があり、

市が三日、あらためて測定した。

排水路は幅約三メートルで、小学校と民有地の境界を通り、

以前は雨水を通すために使われていた。


--------------この記事はここまで

先日、開催された「脱原発世界会議」2012.1.15

パシフィコ横浜で行われた脱原発世界会議での俳優の山本太郎さんの発言。

(音声のみ)


http://www.youtube.com/watch?v=2iPS8B7_j8o

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ー幸徳秋水と堺利彦ー そして現代

2012年02月03日 07時48分27秒 | 我国の政治
第4回非戦と平等を求めて

ー幸徳秋水と堺利彦ー


日本人は何を考えてきたのか
http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/0129.html#logo

日露戦争にあたって非戦を唱えた幸徳秋水、堺利彦。

二人は日本の社会主義思想の始まりをリードしたが、

1910年の大逆事件で幸徳秋水は処刑される。

近年、大逆事件で処刑された人々の復権が熊野、岡山など日本各地で進むなか、

非戦と平等を唱えた幸徳と堺の再評価の動きがひろがっている。

フランス・ボルドー第三大学教授のクリスチーヌ・レヴィさんもその一人だ。

ユダヤ人の伯父を第2次世界大戦で失ったレヴィさんは、

帝国主義の時代が始まろうとする時、

「非戦」を唱えた幸徳と堺の存在は世界的に評価されると考える。

レヴィさんは幸徳の主著「廿世之怪物帝国主義」をフランス語に翻訳。

二人が非戦と平等の思想を生み出した背景を探っている。

大逆事件は当時、アメリカやフランスでも注目され抗議が行われたが、

幸徳ら12人が処刑される。残された堺は遺族を訪ね歩き、

「社会主義・冬の時代」を生き抜いていく。

文筆でなお「非戦」を唱え続けた堺にも新たな光が当てられようとしている。

番組ではフランス人レヴィさんの目で、

非戦を唱えた幸徳と堺の思想を世界史の中で見つめていく。

【出演】クリスチーヌ・レヴィ(フランス・ボルドー第三大学教授)、

山泉進(明治大学教授)、

三宅民夫アナウンサー

(2012・1・29放映)

☆☆

放映を観ての「松浦からFUKUOKAへ」の感想である

「大逆事件」については、それなりの見識はあったが、

まだまだ、学習不足であることを痛感させられた。次第である。

この事件は、日本の冤罪の原点とも言われる。

いわゆる社会主義への思想、信念そのものが、

事件の「動機」として、逮捕されてゆくのである。


100年前の1911年1月、幸徳秋水はじめ12人の人びとが処刑されました。

彼らの罪は、明治天皇を謀殺しようとしたという「大逆」の罪でした。

しかし、それはごく一部がそんなようなことを考えていたというだけで、

実際には権力のつくりあげた謀略でした。まったく無実の人びとを、

非公開・1人の証人もなしという暗黒裁判で裁き、絞首刑12名、

無期懲役12名という判決が下され、判決一週間後には、

国際的な非難から逃れるようにあたふたと死刑執行されたのである。


 処刑された人びとは、日露戦争に反対し、韓国併合を非難した人びとでした。

大陸への進出に乗り出した政府が、国内世論の反対派を封じ込めるために、

こうやって、「大逆事件」はつくり出されたのである。

そして、


事件を指揮したのが、後の首相となる、平沼騏一郎だ。

当時は司法省の局長だった。

 平沼は後に自身の回顧録で、被告のうち3人は陰謀に加わったのか確信が

なかったと書いた。

 また、当時の桂太郎首相の私邸を毎朝訪れ、事件の報告をしていたと記し、

政治の中枢が事件と密接にかかわったことを示唆した。

 テレビでは、「有罪を証明するものは何もない、だから、

無実である証拠も残さない」と平沼騏一郎




 今、時は、2012年、年を開けて1ヵ月たったいま。

大震災、福島原発事故によって、「いのちと暮らし」が

脅かされつつある今、

 このニュースである。

平沼氏「自主憲法を新党綱領に」 保守系議員の参加促す

2012年2月1日 17時43分  東京新聞 TOKYO Web
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012020101001629.html



たちあがれ日本の平沼赳夫代表の義父は平沼騏一郎である。


★参照★
ウィキペディア出典

自主憲法論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E4%B8%BB%E6%86%B2%E6%B3%95%E8%AB%96

自主憲法論(じしゅけんぽうろん)とは、日本国憲法を無効もしくは、

成立過程において不備があったために、日本独自で新しく憲法論議をし、

新憲法を制定(前憲法破棄)しようとする考え方。

復古的改憲論と同様のものであることがほとんどである。

日本国憲法第9条にある戦力・交戦権否定条項の廃止または修正が主眼とされ、

また非常時の人権制限である国家緊急権の制定、国民の義務に関する条項の追加、

天皇の元首性の明記、伝統尊重条項の追加などを盛り込んだ内容であることが多い。

政治運動

講和後まもなく鳩山一郎らによって主張され、自由民主党結党時に綱領として掲げられた。

自民党による自主憲法制定論は日本国憲法の改正手続きに則った憲法改正論であり、

護憲勢力が衆議院の1/3以上を確保したことにより挫折した。

なお、当時の参議院は政党に属さない保守系議員が多くを占めていた。

鳩山は衆議院の2/3を確保することを目的の一つとして小選挙区制導入を図るが、

これも失敗する。

現在ではたちあがれ日本や「新しい憲法をつくる国民大会」など

保守系・復古派の政党・政治団体などによっても主張される。

また生長の家など保守系宗教団体による支持もある。

-----------------★★

「松浦からFUKUOKAへ」創作品


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西日本新聞 あなたもか!?

2011年12月19日 07時07分21秒 | 我国の政治
信頼していたメディアの裏切りなのか?

取り上げられない 小さな事のようだか

全文を転載。

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asahi.com

2011年12月16日3時4分

原発批判を削除要請、発行直前に出版中止 西日本新聞社http://www.asahi.com/national/update/1215/SEB201112150063.html?ref=rss

九州でブロック紙を発行する西日本新聞社(福岡市)が、環境活動家に執筆を頼んだ
地域づくりに関する本を、九州電力玄海原発でのプルサーマル発電を批判した記述に
ついて削るよう求めたうえ、著者が応じたにもかかわらず、昨年12月に出版中止に
していたことがわかった。
担当編集者は著者に中止の理由を「上層部の意向」と伝えていた。

 編集の最終段階だった本の出版が中止になるのは異例。
西日本新聞社は朝日新聞の取材に応じていない。

 この本の著者は環境活動家の田中優氏(54)。田中氏や関係者の話を総合すると、
田中氏は2009年7月、地産地消や環境問題などについて福岡市で講演した際、
西日本新聞社の事業局出版部の編集者から「話を本にしたい」と出版を持ちかけられた
という。

 昨年2月に本格的に編集作業に入り、10月末の発売が決まった。
印税の割合も合意し、各地の書店からの予約注文も始まった。

 ところが、10月上旬に編集者が「社長決裁を受ける」と連絡した後から、
話が進まなくなった。
西日本新聞社は発売を11月末に延ばした上、原稿を印刷にまわす直前になって、
玄海原発に言及した「再処理工場は必要なのか?」と題した部分など計12ページ分の
全文削除を求めてきた。
削除に応じるか他社から出版するかを選ぶよう迫った。

 20冊以上の著作のある田中氏は「全文削除を求められたのは初めて」と驚いたが、
「書く機会はほかにもある」と、いったんは削除を受け入れたという。

 しかし、12月に入っても最終決裁は下りなかった。昨年12月16日、
編集者はメールで「新聞社としては少し荷が重すぎる」というのが「会社の結論」だとして、
出版の中止を伝えた。
田中氏に謝罪し、別の出版社からの発行を持ちかけたという。

 西日本新聞社にとって九電は、2番目の大株主で22万2千株(3.08%)を持つ。
西日本新聞社も九電株を3800株持つ(3月末現在)。
川崎隆生社長は九電子会社の西日本空輸の取締役も兼ねる。

 使用済み核燃料を再利用するプルサーマル発電をめぐっては、安全性への批判が
根強くある。
 田中氏は今年6月、削除した部分を元に戻し、子どもの未来社(東京)から「地宝論」として
発行し、あとがきに出版中止の経緯を記した。

 朝日新聞は、西日本新聞社に文書で、川崎社長には面会して、それぞれ取材を申し入れた。
だが、ともに「お答えしません」としている。(古城博隆)
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(写真は画像クリックで拡大)ー2011年12月17日の豊後高田の昭和の町の背景となる海
忘年会の翌日、別府から足を伸ばしての撮影。

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この出来事は、小さい事とは思えない。

言論の自由の危機、言論の統制への危険な動きには

反対して行きたい。




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時にはTVでの国会中継を

2011年12月07日 07時24分32秒 | 我国の政治
5日の朝、所用で、休み

NHKの国会中継を午前中観る。

恐らく何年振りだろうか!

中継された内容は、

ご存知の一川防衛相の追求で更迭のオンパレード

そのなかで、

好感を持てたのは、沖縄選出の

国民新党の下地幹事長の畳かけだ。

「罷免した方がいい」「永田町の論理でやってもダメ」

と単純、明快な提起。

それに対し、押し黙るドジョウさん。

いわゆる更迭の否定なのだ。

勤労国民不在、沖縄県民不在の政治は

続く。

自然界では、法則的に朝日を迎えるが、

こと、我が国の朝日の昇る兆候は

いまだ、見えず。


(クリック画像拡大)




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労働組合って何なのか!

2011年11月06日 12時26分04秒 | 我国の政治
5日の西日本新聞の三面の見出し(九電九州考)

「九電労組 九州に15議員」

原発事業地方とのパイプ役

活動資金、選挙支える


「生活者や労働者の声を地方政治に届ける役割を担う一方、

原子力行政に関しては推進の立場での発言が目を引く、

そして、地方議会と九電をとをつなぐパイプ役として、

電力事業を後押しする役割が垣間見える。と記事にしてる。



(画像クリック拡大)

そう、これが、全ての組合(単産)とは、言わないが、

連合に結集している大きな労組の実状ともいえる。

いわゆる企業内労働組合の限界であり、現在の日本労働運動の弱さである。

本来、労働組合は、組合員の経済的諸条件、とりわけ賃金を始めとした

労働条件の向上を第一義に捉え、前進してきた。

その組合が力を持ってくると、

支配階級、会社、経営者、マスメディアは

一斉に思想攻撃をかけ、

「企業あっての労働組合」、「雇用か失業?」を迫り、

御用学者・マスコミ・メディア達を活用し、眠りから覚めぬ、労働者を育成し続けたのである。

経済的要求は、当然、企業内での限界を超え、政治的要求へと発展していく

そのため、

第2弾として、「イデオロギー排除」、「階級的メッセージを死語へ」

その甲斐あって、

若者たちは、「階級的イデオロギー」の言葉がでると、

やばいという(ここでは、恐ろしいの意味)

言葉がでてきたのである。

この経験は10年前の事実である。

失われた20年のなかで、人間として、働くものとして、

大切なものが、歴史の隅に置かれ、

そして、3月11日を迎えたのである。




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九州人の悪さを持つ人はほんの一部

2011年07月06日 07時37分50秒 | 我国の政治
昨日、投稿した

あの人が辞任、ついでに、議員もやめればよかったのだが、

職場に行くと、案の定

もちきりだった。

「九州の恥」それが、ほとんど

あたりまえである

ついでに、いうと

福岡の恥である。

彼の初代までは、よかったと

私の記憶ではある。

なんと三代目、

鳩山さんにも共通することでもあるが、

ボンちゃんである。

やはり、この国の復興は、任せられない


(ゴメンナサイ、全く関係ない人です)


ならば、だれが、舵をとるのか、

適当な人はいま、いない。

政治家がいないのであるならば、

エコノミスト、

それもいない。


いま、この国は、まともな人を欲している




全国のみなさん、九州人は、数多くいる。

最低のひとは、ごく一部の人々と

断言したい。

九州は、温情で、口下手であるが、よか男

そして、女性がいる。

そのことは、いることは、まちがいではない。



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今、必要なもの、未来を見つめるハート

2011年06月22日 19時50分15秒 | 我国の政治
暫く休んでいたブログ投稿

限られた中での作品提出 当たり前

その余裕がないライフのなかで、

日々繰り返させられるマスコミ・メディアの報道

正直、NHKの報道姿勢すら、みえみえで

怒りが湧いてくる。

「脱原発」の力が大きくうねりを出し始めにもかかわらず、

その本質さえも、流さぬのである、

その傍ら、被災地の状況を流す。

管君の問題についてもしかりである。

開き直りが弱い管君にたいしても、

その心を反するような、「退陣時期」だけが問題化のように

流す、天皇 。そして、笑いと視聴率だけを中心とした民放各群

今日の夕方、7時のニュースなんて、その誘導線である。

そして、「原子力安全委員会」の再起動、同じメンバー構成で、

口もふさがらぬ、この委員会、

予想通り、東北を越えて、首都圏東京にも、その姿が見え隠れしている

今、

管君、もう、足掻きがあるとするなら、もう止めて

「己の道を進め」

その方向は、はっきりいえる「脱原発だ」

市川房江さんのもとで学んだものを生かせ!

いまは、曖昧なものは必要としない。

みんなが求めているその方向に対して、

総理大臣として、その道をしめす時だ。



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佐賀の玄海原発 -時代を捉える大事さ-

2011年06月10日 07時03分39秒 | 我国の政治
佐賀県玄海町の町長が玄海原発2、3号機の

運転再開に同意する意向を示した。

 誠に遺憾であり、情けないという気持ちが溢れ出る。

「東日本大震災」発生から

多くの欺瞞と真実が判明しているなか、

多くの国民が、振り返り、「脱原発」とその代わりとなる

電気エネルギーを模索し、「未来を守るため」

節電、生活の見直しが進められているなかでの

一、町長の発言である。

 この人には、青空を奪われた子供たちの姿が浮かばないのか!

復興の大きな妨げとなっている「福島原発事故」。

 玄海町だけの問題ではないのである。

近隣の市町村にも直接影響を及ぼす、原発事故

問題はひとつの町の問題ではないことだ。

 儲け第一主義、癒着の構造と拡大で、

虚の成長を成し遂げた、我が国の実体

 大義なしの政争を繰り返す繰り返す、情けない政党群

いま、国民ひとりひとりが見つめなおしている

アフター3・11。

 まだ、過去の柵に固執するようでは、

 いまだに・・・・・・



美しく勇猛な玄界灘は、ひとつの町のものではないのだ。



 案の上、福岡新知事の小川洋知事は、町長の運転再開の

同意について、「(原発に対し)どことなくすくんでいる

状況がある。局面が変わるきっかけの一つになればいい」

と前向きに受け止めた」との新聞報道。


 -やっぱし、官僚か?-



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とにかく福島原発を止めろ!

2011年06月03日 07時17分46秒 | 我国の政治
一枚のフォトが語る。今回の大義なき「内閣不信任案」提出とその結末。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/510253/slideshow/414562/

衆院本会議で内閣不信任決議案の賛成票を投じる松木謙公前農水政務官。
左後ろは厳しい表情の菅直人首相=2日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
産経新聞のWebサイト

顔に泥…怒り収まらぬ自民長老ら
ある派閥領袖「顔に泥、何もかもぶちこわしだ」

(読売新聞) 2011年06月02日 20時21分
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/82/a500a010f86974b9980dbd8e58c8baeb.html

残念ながら、これが、現在の政治家さんの(内閣不信任案で賛成した、議員の姿である)





未来を潰す福島電発の放射能物質

被災を受けた国民に対して、党利党略を先行し、喘ぐ自民党、公明、

たち・・・・、みらい・・・

悲しき姿であるし、怒りすら感じる。

仕掛けて、突如方向転換する鳩ぽっぽのおじさん、佐賀の原坊

そして、自分だけはさっさと欠席する、東北出のおじさん。

 岡田幹事長、さっさと今回で党の方針に従わず、賛成、欠席した

党員は厳しい処分を行い。

まず、福島原発を止め、復興プランの早急な具体的実現を図れ、

我国の危機は、そこまで来ているのである。



アフター3.11以降

党利党略を繰り返す各政党、利益第一主義に徹する電力会社

断じて許してはいけない。



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