サムライジャパン、世界一に！ やっぱりイチローはやってくれた

サムライジャパン、世界一に！

大激戦でした。
「こんな試合見たことがない」。
あの清原氏も語っていました。

アメリカのロサンゼルス・タイムズ紙も、
「まさに世界一決定戦にふさわしい世紀の名試合」
「あの試合を見なかった人は、歴史的なゲームを見逃したことになる」
とまで報じているそうです。それくらい素晴らしい試合でした。

興奮さめやらぬ昨日の読売新聞の『編集手帳』にこんな記事が。
とても感動したので転記します。
（2009-3-25付け　読売新聞『編集手帳』より）

■あれほど苦しみ、のたうつイチロー選手を見たことがない。
第２回ＷＢＣの開幕以来、幾度も凡退する姿には誰しも目を
疑っただろう。その人が決勝の韓国戦で“ここぞ”の決定打を
放ち、日本連覇の偉業を成し遂げる立役者の一人となった。

■痛める貝にのみ真珠は宿る、といわれる。
体内に入った異物を核にして、真珠は育つ。
天才と呼ばれる人でさえ、過ちと悔いを核にして
「痛み」の中から成長することを、赤く潤んだイチロー選手の目に教えられた。

■きょうもどこかの空の下で、「へたくそ」の声に傷つき、
歯を食いしばって球拾いをする少年がいるだろう。
明日の真珠たちに幸あれ。


サムライジャパンの「お荷物」とまで非難されたイチロー選手。
彼の精神的苦労をたたえる、素敵な記事だと思いました。