鎌ヶ谷の、ちょっと気になる記事「さわやかプラザ軽井沢」

市の施設「さわやかプラザ軽井沢」。
利用された事のある方は多いのではないかと思います。

最近チラッと見た広告「街づくりかまがや」に気になる記事がありました。
それによると、入館者数が減少傾向にあるそうです。

2002年には1年平均1300人も利用者がいたそうですが、昨年の2005年は1180人にまで落ち込んだそうで、たぶん今年はもっと少なくなると予想されます。

原因としては、スーパー銭湯が市の周辺に多数建設され、競争激化しているとあります。確かに、新しい施設には、創意工夫されたお風呂や、休憩室、その他いろいろなサービスも付加されています。
要するに、お客様は「新しさ」を常に求めているのです。

そして、趣味は、お風呂とかいって「週末銭湯」を、ライフスタイルにしている人も少なくないと感じます。

施設産業は、どうしても新しいところに負けてしまうケースが多いのです。
新しいものには、適わない、という事ですね。

古くなる設備をいかに維持管理し、そして新たなナービスを導入し、展開する事が「さわやかプラザ軽井沢」にも求められて来ているのです。

市の施設だからといって、お客さんが振り向いてくれるわけではありません。
競争市場の原理の中で、お客さんに選ばれ続ける努力。市の施設にも、容赦なく襲ってきます。

約1億ほど出る赤字は、税金で賄うと記事にありました。公的施設の特権？　が、最新再生の足かせになる過去の事例が、とても気になるわけでして。

ようするに、民間会社では、誰も助けてはくれないのです。
血のにじむような、努力を経営者がやっています。

市民の一人としましては、なんとか赤字補填を最小限度に！
と願いたいところです。

なにか早急に対策を講じる必要があるのではないでしょうか。

では、どうしたらいいのでしょう？

ここはシンプルに、単純に考えましょう。
なぜ、お客さんが来なくなったのか、という経営側の視点。
なぜ、行こうという気にならないのか、という利用者の視点。
これがちゃんと合っているか、リンクしているのかが大事です。
それを踏まえ、戦略を考えてみることです。

ごく普通の戦略立案時の考え方の、ほんの一例ですが、

・「さわやかプラザ軽井沢」が、他店とどのように差別化ができるのか
・それをどう表現し、利用者の心をつかめるのか
・常に新しい企画を展開し、ハードではなくソフト面での「新しさ」を訴求する。
もうちょっと具体的に言いますと

・季節ごとのイベントなど、できないものか
・顧客の差別化によるサービスはできないものか
・団体さんの送迎やら、もっと「ききょう号」と、プラザとのコラボレーション
・企業向けサービスとして、宴会や会議施設の利用促進とか
・市民マラソンとコラボレーションできないか
・梨の名産地鎌ヶ谷と、さわやかプラザをフュチャーできないか
・ウオーキングイベントの出発＆到着地にできないか



ここはやはり、施設や設備に頼ると、負けるので「ソフト」で対抗することです。
ソフトとは、簡単に言うと「アイデア」の事です。
アイデアは、いろいろ実行して、初めてその効果がわかるわけです。

少ない予算でできることを、いろいろ考えてみて、より早く、よりたくさん実行するといいかと思います。
失敗したって怖くない、という気持ちでやればいい。

いかに早く、そしてプランを次から次へと実行に移せるのかが、再生復活のきっかけになるかと思います。

そして、お客様に「来て良かった」そして
「また来たくなる、さわやかプラザ」になって欲しいものです。

じつは、うちもよく利用していますよ。
そういえば、最近お客さんが少ない気がしていました。

市役所の方、また運営会社の方に、少しでも参考になればと。（誰も見ていないと思いますが）

楽しい企画、もっともっと、いろいろあると思いますよ！


さわやかプラザ軽井沢