かまがやライフ

かまがやライフを楽しみましょう

介護する人とされる人を考えたバリアフリー工事

2006-01-13 | ちょっといい話
わたくし事で恐縮ですが、うちには要介護5のほぼ寝たきりの母がいます。家を建てたのが約20年前。当時はオシャレで、い心地の良い家をと鎌ヶ谷市内に注文建築で建てました。

それから約20年。母と共に生活するようになって分かった事は、介護にはとても不便な家だと言う事です。

デイサービスを利用していますが、ベットからリビングを通り、玄関へ。そして玄関から道路へと車椅子で移動。段差ばかりでとても大変です。幸い、簡易スロープを2つ用意できたのでそれを毎回設置して、何とか事は済みます。しかし傾斜の角度がきつくクランク状になっていて女の人が車椅子を安定させて降りるのが、これがまた結構大変なんです。

新築の時からバリアフリーを考えた家にする方はまずいないと思います。20年近くたってみて、いろいろと考えることが出てくるものなのです。介護する方もされるほうも、生活が今より「ラク」になるバリアフリー改築を当社ではいろいろ考えています。

今の家をこれからどうするのか?
高齢化社会に向けた住まいのあり方とは?

地元、鎌ヶ谷のオオノ内装の研究テーマ の一つなのです。