かわせみ 山の学校

山登りの記録

かわせみ山の学校 2018年9月27日(木) 『中谷富士・天ケ山(765.8m)』  

2018-09-29 10:16:33 | 日記
かわせみ山の学校『中谷富士・天ケ山(765.8m)』  2018年9月27日(木)
 国道179号線の院庄ICから鏡野方面に向かうと正面に富士山のような山が目に入ります。
これが中谷富士の天ケ山です。県道82号線鏡野町の近衛殿から北に入り楠谷へ。
途中にカタクリの自生地があります。ポンプ場の横に駐車。楠谷の登山口から山道へ。
左側の最奥民家裏が登山口。登山者が少ないので道は荒れ気味。
急で石がゴロゴロの林道を登って行くと楠谷滝。ここからは沢沿いの道。
ガレ場なので足元に注意。沢を詰めると右側の斜面に取り付くとすぐに尾根。
尾根から少しで主稜線。15分で山頂。地蔵がひっそりと立っている。
展望は東と南が開け、奥津湖や泉山が見える。下りは南に急な下山道が。
植林帯に入ると道が判りにくいので要注意。植林帯から楠谷滝の少し上に出る。
以前は滝から下山道があったが今は崩壊している。元の道を戻る。
全般的に道が判りにくく足元も悪いので経験者と登ったほうが無難。
上り約1時間半、下り1時間10分。


・麓の大倉から見た天ケ山(左側)


・登山道入り口


・登山道。登山者が少ないので草が伸びている


・コバノガマズミ(スイカズラ科)


・楠谷滝の地蔵?ここからは沢沿いの道


・キバナアキギリ(シソ科)

 
・ツリフネソウ(ツリフネソウ科)


・すぐ上が稜線


・山頂の主稜線の右側はミズナラ等の自然林


・山頂


・眼下に奥津湖


・泉山遠望


・植林帯の下り道。はっきりしない所が多いので注意


・楠谷滝 落差15mくらい


・ジャコウソウ(シソ科)


・登山地図

かわせみ山の学校 2018年9月22日(土) 『鯉ケ窪湿原の秋』  

2018-09-22 22:00:41 | 日記
かわせみ山の学校 『鯉ケ窪湿原の秋』  2018年9月22日(土)
 「秋の連休でどこかへ行こう」の声。前の日に鯉ケ窪のニュースがあり即話がまとまり出発。
久世の店で格安弁当(中身はたっぷり)買って新見から旧哲西町の道の駅で食事。
鯉ケ窪までは10分足らず。鯉ケ窪の湿原には四季に多くの植物を見ることができます。
入り口でパンフレットをいただき出発。湿原から鯉ケ窪池をぐるりと回り入口に戻ります。
土曜日でしたが人が少なくのんびり観察できました。一周2~3時間、
入場料一人200円。
帰り道キノコ学習をしました。キノコは生半可な知識はダメです。良く調べて下さい。

【湿原の花】

・アケボノソウ(リンドウ科)


・サワギキョウ(キキョウ科)


・ヒツジグサ(スイレン科) 午後2時頃(ひつじの時刻)に咲きます


・シラヒゲソウ(ユキノシタ科)


・ツルリンドウ


・ビッチュウフウロ(フウロソウ科) 備中(岡山県西北部)や広島県北部に多い


・タムラソウ(キク科) アザミのような棘はありません

【キノコ編】食用

・タマゴタケ 見た目は毒キノコに見えますが美味しいキノコです。


・タマゴタケの笠が出たばかりです


・アミタケ 津山地域ではズイタケとかよばれています。裏側が網状です


・アカヤマドリ 食べられますがどうも食べる気がしないキノコ

【キノコ編】毒キノコ

・テングタケ 大量に食べると中枢神経が侵されるが死ぬことはないそうです。


・ドクツルタケ 猛毒キノコです。死亡例が多い


・タマゴテングタケ 猛毒キノコです


・ハナホウキタケ 毒性は弱いが食べない事

かわせみ山の学校 2018年9月19日(水) 『秋晴れの上蒜山(1203m)』  

2018-09-19 22:57:55 | 日記
かわせみ山の学校 『秋晴れの上蒜山(1203m)』  2018年9月19日
 公民館の山歩き講座です。バスで旧スキー場の駐車場へ。準備体操して出発。
15分で登山口の牧場。牧場の柵を越えて登山道に。植林帯の急坂の階段を登ると2合目。
滑りやすい坂を我慢して登ります。5合まで来ると景色が開ける。左はナラガシワの林、
右はススキ原。8合目は展望の槍が峰。大山、烏ケ山、甲ケ山、毛無山、中蒜山、下蒜山、
三平山~金ケ谷山等が一望。槍が峰から約30分で1203mの三角点。上蒜山山頂へはササの藪。
現在は三角点を山頂にしています。槍が峰に戻り昼食して下山。
駐車場~槍が峰 2時間、槍が峰~山頂 30分 
急坂が多く雨上がりは滑りやすいので注意


・上蒜山に多いカシワ(ブナ科)


・マツムシソウ(マツムシソウ科)

 
・イヌツゲ(モチノキ科) イヌは役に立たないの代名詞


・タムラソウ(キク科) アザミに似ています。

 
・烏ケ山と曇る大山


・8合目前から見下ろし。蒜山盆地が一望です


・ツルニンジン(キキョウ科)


・中蒜山(手前)と下蒜山 蒜山全山歩くと約7~8時間


・ホツツジ(ツツジ科)


・下りの5合目で


・リスが松ぼっくりを食べた跡。形がエビフライに似ています。


・ハナホウキタケ(ホウキタケ科) 毒キノコです 

                    
・ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

かわせみ山の学校 2018年9月17日(月) 『里山神楽尾山の秋』    

2018-09-17 22:48:16 | 日記
かわせみ山の学校 『里山神楽尾山の秋』    2018年9月17日
 里山は集落のすぐ近くにあり人々の生活と切っても切れない関係でした。
風呂を沸かし、炊事するための薪や暖房用の炭を作るため木材を伐採し、
落ち葉を集めるのに山はなくてはならない存在でした。ガスや電気が普及し、
今は薪や炭はもう必要ではなくなりました。山に人が入らなくなり、
雑草や雑木で密生し人が入れなくなり、今は鹿や猪、猿等の動物の棲家となっています。
人が入っていた頃は草刈や伐採でキノコや山菜が豊富でしたが、今は雑草や低木が密生し、
光が差し込まなくなり、キノコや山菜は昔の夢となりました。



・アカヤマドリ(イグチ科) 食用です。大きくなり20cmくらいに。


・ヤマドリタケ(イグチ科) 食用です。茎が太くなります


・ドクツルタケ(テングタケ科) 文字通り猛毒で食べると3日以内に死亡です


・ヒガンバナ(ヒガンバナ科) 文字通り秋の彼岸の頃に咲きます。根は有毒です


・ネコハギ(マメ科)

 
・アケビの実(アケビ科) もうすぐ食べられます

かわせみ山の学校 2018年9月11日(火) 神楽尾山で見つけた花 

2018-09-11 22:19:44 | 日記
神楽尾山で見つけた花       2018年9月11日
 高清水高原から帰り、いつものように神楽尾山に登ったら小さな花を見つけました。
葉がナスビの葉に似ているので調べたらヒヨドリジョウゴでした。
花の直径がわずか5mm、花びらはそり返っています。
実が熟すとヒヨドリが好んで食べるそうです(実はついてなかった)


・ヒヨドリジョウゴ(ナス科)