かわせみ 山の学校

山登りの記録

かわせみ山の学校 2015年10月27日(火) 『伯耆大山(1709m)』

2015-10-27 23:32:14 | 日記
山の学校  『伯耆大山(1709m)』  2015年10月27日(火)    7人+1匹

 紅葉見頃の大山に挑戦。下山駐車場から登山道に入りました。
落葉広葉樹がすっかり紅葉した登山道の花は終わりなので木の実や草の実を観察しながらの登山。
ガマズミ、クロモジ、サワフタギ、コマユミ、ツリバナ、ヤマブドウ、カヤ、アクシバ等の実を試食。
「苦い」「渋い」「酸っぱい」「味が無い」「甘い」「まずい」などの声で賑やかに。
5合目あたりから風が強くなり、下山する人から「8合目から上はものすごい風」とのこと。
この日は南からの風で、山頂を越えて吹き降ろしてきた風が弥山尾根では東から吹いたり西から吹いたりで、
時折20m以上の突風。6合過ぎたあたりから雨もぱらつきだし、8合まで登ることに。
阿弥陀堂経由僧兵コースを回り下山しました。8合目まで約2時間45分。



阿弥陀堂


二合目付近


ムキタケ(食用です。毒キノコのツキヨタケに似ている)


クルマバソウ(アカネ科)


六合目の上にて、レオ


七合目にて


整備された登山道


八合目にて。


一合目付近


僧兵コース


利生地蔵


氷室跡(昔ここに雪を貯めて、雪のない季節に切り出し米子へ売りに行ったとか)


大山寺金門


コマユミ


南光河原から三鈷峰方面

かわせみ山の学校 2015年10月21日(水) 『公民館講座で若杉山(1021m)』     

2015-10-21 22:48:41 | 日記
かわせみ山の学校 『公民館講座で若杉山(1021m)』      2015年10月21日(水)

 津山市西苫田公民館の山歩き講座の今年第5回目。鳥取県の若杉山は三朝町にあり、
かつては茅葺民家のカヤの採草地であり、牛の放牧地であったであろうと思われる。
大谷集落のコミュニテイにバスを駐車して出発。県道を10分行き橋の所で左に入る。
少し行くと今は無人の家が数軒ある所を過ぎると砂利道。自然林の中を緩やかに上りきると、
目の前に草原と山の全望が開ける。花が多い。オキナグサの保護区を通り、ジグザグに草原を過ぎ、
急坂を登ると山頂。大山、蒜山、日本海等360°の展望。往路下山。上り約1時間45分、下り1時間15分。


ウメバチソウ(ユキノシタ科)


リンドウ(リンドウ科)


自然林を抜けた所から山頂の展望


マツムシソウ(マツムシソウ科)


ホソバヤマハハコ(キク科)


ダイコンソウの種(バラ科)


山頂手前から見下ろし


タムラソウ(キク科)アザミに似ていますが、棘がない。


カワラナデシコ(ナデシコ科)


名前が判らない。

かわせみ山の学校 2015年10月20日 『紅葉の若杉原生林から県境稜線歩き』

2015-10-20 22:11:46 | 日記
かわせみ山の学校『紅葉の若杉原生林から県境稜線歩き』2015年10月20日 2人+1匹

 以前県境歩きが途中で止めていたので再挑戦。若杉と千種の道の分岐に駐車。
若杉原生林に向かい20分程で入口(WCあり)。原生林の沢沿いに歩き分岐を左折。
ブナの原生林の坂道を40分行くと芦津の分岐。鳥取県境を2回アップダウンして峠手前の休憩所。
3分下ると若杉峠の十字路。地蔵がひっそり立っている。峠を直進して緩やかな県境稜線を行き、
林道を2回通過して三国平への分岐。宍粟50名山の三国平は文字通り平坦なブナ林。途中の江浪峠にも小さな地蔵がある。
分岐まで戻り、西側は植林帯、東側はブナやミズナラの原生林。快適な道を下り峰越峠。車道歩きで駐車地点に戻る。


オオモミジ紅葉


若杉天然林案内板


林内の遊歩道


ツタウルシの紅葉


ウリハダカエデの黄葉


芦津への分岐


林内の急な階段


若杉峠の地蔵


県境稜線の立ち枯れブナ


鹿の食害のナツツバキ


県境稜線の道


三国平山頂


三国平にて


江浪峠の地蔵


木の真ん中が抜けたブナ


巨大な杉の倒木


峰越峠の登山口


若杉~峰越地図

かわせみ山の学校 2015年10月18日(日) 『扇ノ山(1310m)と雨滝』

2015-10-18 21:05:59 | 日記
かわせみ山の学校 『扇ノ山(1310m)と雨滝』 2015年10月18日(日) 10人+1匹

 扇ノ山は中国山地第二の高峰氷ノ山の北西にあり、河合谷高原牧場が登山口。
標高は1000mあり山頂までは緩やかな稜線が伸びる。清水が湧く三叉路に駐車場があり、すでに10台の車とマイクロバス2台が駐車。
駐車場から南へ1分に登山口。山頂まではブナやカエデの自然林。小ズッコ、大ズッコを過ぎ、展望台に来ると山頂は目の前。
コの字型になった木の根の門を潜ると山頂の小屋。周囲の木が大きく氷ノ山等の南方面だけ展望できる。
この日は氷ノ山扇ノ山トレイルマラソンが開催されていました。山中の72㎞を走る鉄人レース。
食事後下山し、日本の滝100選の雨滝へ移動し、3つの滝を巡り、近くの豆腐工房雨滝経由で津山へ。
上り約1時間20分、下り約1時間。
雨滝、布引滝は駐車場から3分、筥滝は雨滝から約15分。


扇ノ山登山口(駐車場から1分)


登山道のブナ林。巨木はないけどすっきりした林です。


ハウチワカエデの紅葉


山頂小屋前の木の根の門


山頂の小屋。


山頂にて。


ブナ林をマラソンランナーが走ってきました。


布引滝。滝口は沢ではなく、岩の割れ目から水が出る珍しい滝。


雨滝と不動明王。


ジンジソウ(ユキノシタ科、花の形が漢字の人に似てるから)


キクバヤマボクチ(キク科、火打石から火を取るのに葉の綿毛を使った)


上下二段の筥滝(はこたき。)柱状節理の岩です。


ギンバイソウ(キク科、花が白梅に似ている)


柱状節理の岩壁

かわせみ山 の学校 2015年10月6日(火) 『日本三彦山の雪彦山(915m)~鉾立山~虹ケ滝~登山口』

2015-10-08 22:40:14 | 日記
かわせみ山の学校『日本三彦山の雪彦山(915m)~鉾立山~虹ケ滝~登山口』  
2015年10月6日(火) 7人+1匹

 日本三彦山(新潟県弥彦山、雪彦山、福岡県英彦山)の雪彦山に挑戦。登山口からいきなり急坂とガレ場の連続。
汗が出る頃、岩壁の全望が見える展望岩。ホッとしたのも束の間、出雲岩の鎖場。狭い岩の間を登ると覗き岩、
足元がすくむほど高い。太った人は通れないような狭い背割り岩を抜け、馬ノ背尾根を鎖頼りに登ると大天井岳。
展望が良く瀬戸内海の島々がよく見えました。縦走に移り、急坂を下り、上り返して天狗岩。
植林帯の小ピークを越えると雪彦山山頂。展望は無し。小さなピークを越えて鉾立山(960m)。
北面の展望が開け、氷ノ山、那岐山、後山、三室山などを見ながら食事後、鉾立山、虹ケ滝、大曲り経由登山口。
登山口~大天井岳約2時間、大天井岳~鉾立山1時間30分、鉾立山~虹ケ滝1時間20分、虹ケ滝~登山口1時間(休憩含む)
下りで沢沿いの道は荒れていて大変歩きにくく、標示を見ないとわかりにくく大変でした。


雪彦山の案内図


登山口のヤマルリソウ


植林帯の急な上りに汗が出ます


岩壁をバックに展望岩で


オーバーハングの出雲岩。岩にハーケンの跡がいっぱいついてます。


狭い岩の間の鎖の上り。リュックが擦れるほどです。


やっと通れる狭い背割り岩の出口


やせ尾根の馬ノ背


もう一息で大天井岳


大天井岳にて


岩場の下りは慎重に


天狗岩


オトギリソウ(?)葉っぱが長い


マツカゼソウ


地蔵岳の岩場


渓谷の登山道。赤ペンキがないとルートは判りにくい