かわせみ 山の学校

山登りの記録

かわせみ山の学校 2017年6月下旬~7月初め 『神楽尾山の植物』       

2017-06-22 20:19:59 | 日記
かわせみ山の学校 『神楽尾山の植物』 017年6月下旬~7月初め
 里山の神楽尾山のササユリが終わり、本格的夏の植物の到来です。


・スノキ(ツツジ科) ナツハゼ(通称ヤマナスビ)に似ています。実はナツハゼより大きい。

 ・ノアザミ(キク科)
                
・ササユリの花の後。種が付き始めた。


・ネムノキ(マメ科)夜になると小葉が閉じるので名前が付いた。花は夕方から開く。

・ナツハゼの実(ツツジ科)ヤマナスビの別名。秋には食べられる。

・ハゼ(ウルシ科)の実と紅葉。実は和ロウソクの原料。

・オカトラノオ(サクラソウ科)誰かが植えたものですが、定着しました。

・キキョウ(キキョウ科)花言葉は変わらぬ愛だとか。 

・ヒヨドリバナ(キク科)とキアゲハ。花が咲くと渡り蝶のアサギマダラが来ます。

・ヤブカンゾウ(ユリ科)元は中国原産です。

・ユウスゲ(ユリ科)夕方に咲き、朝には萎む。蕾~開花までが時間かかります。元々神楽
にはない花で誰かが植えたものですが、今は存在感があります。


かわせみ山の学校 2017年6月18日(日)『パラグライダーが舞う大佐山(989m)』 

2017-06-18 21:17:02 | 日記
かわせみ山の学校 『パラグライダーが舞う大佐山(989m)』 2017年6月18日
 新見市大佐の大佐山は独立峰。山麓はキャンプ場等で整備された高原。晴天の日曜日とあって若い人達が多い。山頂からはパラグライダーやハングライダーで大空の散歩を楽しむことが出来ます。この日もパラグライダーが大空を舞っていました。登山道は意外と急傾斜。木や笹や岩を掴みながら登ります。上りは約1時間半、下りは1時間少し。山頂からは360°の展望。大山、蒜山、県北の山々が一望。花も多く楽しい一日でした。登山道の案内標識がほとんどないので道迷いの可能性あり。

・登山案内図。

・ノブキの群落

・イワカガミ(イワウメ科)

・イカリソウ?(メギ科)

・オオキヌタソウ

・山頂にて

・ミヤコグサ(マメ科)

・シモツケ(バラ科)


・シライトソウ(ユリ科)花をじっくり観察すると面白い

・イチヤクソウ(イチヤクソウ科)文字通り薬草。煎じて脚気に、葉や茎の汁は傷薬に。

かわせみ山の学校 2017年6月6日(火) 『花の泉山』     

2017-06-06 15:32:19 | 日記
かわせみ山の学校  『花の泉山』     2017年6月6日
 鏡野町奥津にある標高1208mの泉山は南北に長く、北の山頂、中の中央峰、南の南峰と3ケ所のピークがあります。稜線は笹原になっているため山野草が豊かです。今回は北の笠菅峠から登り、山頂、中央峰、南峰を縦走し、泉岩神社に下山。全行程約6時間。花はササユリが多く、まだ開花していませんでしたが、充分満足。ただ気になったのは登山道の両脇にもたくさん花があり、登山者に踏まれているのが多く見られました。


・アキグミ(グミ科)秋に熟れる実は少し渋みはありますが甘い。

・フタリシズカ(センリョウ科)花穂が3本や5本もあります。

・ヤマヤナギ(ヤナギ科)綿毛がたくさんつき種と遠くに飛んでいく。

・アカモノ(ツツジ科)夏に赤い実がつき、甘くて食べられる。

・急坂を登る

・タニウツギ(スイカズラ科)

・サラサドウダン(ツツジ科)泉山にはたくさんあります。

・サワフタギ(ハイノキ科)秋には瑠璃色の実がつく。ただし美味しくはない。

・ホウチャクソウ(ユリ科)アマドコロやナルコユリも同じ仲間

・ヤグルマソウの葉(ユキノシタ科)

・山頂にて

・ヒメハギ(ヒメハギ科)小さな花ですが、面白い形をしています。

・イワカガミ(イワウメ科)

・中央峰から南峰遠望。津山高校ヒュッテが見えます。

・ベニドウダン(ツツジ科)サラサドウダンより花は小さい

・ヤブデマリ(スイカズラ科)

・キブシの実(キブシ科)

かわせみ山の学校 2017年6月2日(金) 『神楽尾の花』  

2017-06-02 18:14:01 | 日記
かわせみ山の学校  『神楽尾の花』  2017年6月2日
 津山の里山神楽尾山は、年配の人の話によるとササユリが山一面に咲いていたと言われます。しかし花を切られたり、球根から掘られたりでかなり少なくなりました。5年前から保護活動を始め、登山者の協力もあり少しづつ増えてきました。しかしながら相変わらず盗掘がなくならないため、やむを得ず花の茎に通し番号を書いたビニールテープを付けました。効果があり盗掘はほとんど無くなりました。ところが今年は新たな問題が。ユリクビナガハムシというユリ科の植物を食べる害虫が発生。ユリの花芽や葉を食べ茎から樹液を吸い取り枯らしてしまう害虫です。花を小まめにチェックし、害虫を退治。全てのササユリが花を咲かせるのを楽しみにしています。

・ササユリ。今年一番早く咲いた花です。

・ササユリ。茎の途中に盗掘防止のビニールテープをつけました。

・ネジキの花(ツツジ科)幹の表皮が捻じれているので名前がついています。

・イヌツゲの花(モチノキ科)直径5㎜の小さな花です。

・ノギラン(ユリ科)この花も踏まれたりして数が少なくなりました。