かわせみ 山の学校

山登りの記録

かわせみ山の学校 2019年6月23日(日) 『駒ノ尾~後山』の予定が    

2019-06-23 22:06:38 | 日記
かわせみ山の学校『駒ノ尾~後山』の予定が   2019年6月23日 9名
 岡山県の最高峰後山を目指して駒ノ尾山から登山予定で津山を出発。
西粟倉の学校手前から引谷川に沿った林道に入ると「この先通行止め」の看板、
迂回路の予想でしばらく進むとフェンスで通行止め。
仕方ないので大回りだけど大茅先の林道から行けるかもの希望的観測で県境まで。
林道に入るやまたしても通行止めの看板にがっくり。
参加者の皆さんに千種高原のクリンソウと若杉原生林に変更を提案。皆さんの了解で若杉原生林へ。
千種高原のクリンソウはほぼ終わりでしたがクリンソウを初めて見た人も有り満足でした。
登山口から岡山県3大河川吉井川の支流吉野川源流に沿って若杉峠へ。
若杉峠はかつて美作と若桜を結ぶ要所。晴れていれば若桜、美作、播磨の山が一望。
峠の休憩所で昼食後遊歩道を園内散策。
ブナ、ミズナラ、トチ、ウリハダカエデ等の原生林が英気を養ってくれます。
若杉から西粟倉への道の途中の大茅スキー場付近の木立では、
7月中旬頃金ホタル(正式名はヒメボタル)を観察できます


・名残のクリンソウ


・エゴノキ(エゴノキ科)果皮をすりつぶすと泡立ち石鹸の代用に


・クリンソウ群落


・クマシデ(カバノキ科)


・モリアオガエルの卵塊 


・若杉峠への道


・もう少しで峠の頂上


・ミズナラの大木。


・足元にはブナの実がいっぱい


・ブナ原生林


・原生林にガスが


・ハウチワカエデ(カエデ科)葉は真っ赤に紅葉し目立ちます


・登山口に戻り記念撮影

かわせみ山の学校 2019年6月19日(水) 公民館講座『操山(169m)』  

2019-06-19 21:53:28 | 日記
公民館講座『操山(169m)』  2019年6月19日
 公民館講座今回は県南の操山へ。
最高地点は169mの低山。登山口は西端の護国神社。
護国神社~三勲神社跡~展望台~操山山頂~明禅寺城址~八畳岩古墳~円山不動尊~円山(昼食)~曹源寺~園芸連~旗振台~護国神社。操山をほぼぐるり一周しました。
低山ですが歴史も多く、樹種も豊富で皆さん十分に楽しめたようです


・ヤマモモの実 山全体にたくさんあり、熟すと甘い。今年は不作でした


・三勲神社跡で。三勲(和気清麿、楠正成、児島高徳)


・クチナシ(アカネ科)


・古墳跡。山全体に非常にたくさんあります


・操山東のピークの円山山頂で昼食


・曹源寺の門。曹源寺は岡山藩主池田公の菩提寺

かわせみ山の学校 2019年6月16日(日) 『雨の大山登山ガイド』  

2019-06-16 21:47:48 | 日記
かわせみ山の学校  『雨の大山登山ガイド』  2019年6月16日(日)
 山仲間の友人から依頼があり東京のツアーガイドを依頼されました。
三日連続で山登りの総勢14人、初日が石鎚山、二日目は剣山、三日目が大山と日本百名山を巡るツアー。
 朝10時に待ち合わせ。あいにく雲が厚い曇り空で今にも雨になりそうな天気。
全員に挨拶と諸注意、石鎚山、剣山とも雨で特に剣山は土砂降りだったとのこと。
天気回復を祈るが出発時にはすでに小雨のため視界は不良のため参加者に大山の花の観察しながらの登山と説明。
女性が多く大喜び。残念ながら大山もずっと雨でしたが参加者は満足して下さったみたいでした。
雨で写真は諦め見つけた花をリストアップしました。

マイズルソウ(ユリ科 葉の形がJALのマークに似ています)
タニウツギ(スイカズラ科 花の色がピンクと白があります)
アカモノ(ツツジ科 小さい花、実は熟れると甘い)
ギンリョウソウ(イチヤクソウ科 葉緑素がない)
イワカガミ(イワウメ科)この時期は大山の代表
ダイセンクワガタ(ゴマノハグサ科)7合目より上にあり、大山の代表的な花
ウリノキ(ウリノキ科)ウリの葉に似ている。花弁が巻き返ってユニークな花
ツガザクラ(ツツジ科)8合目より上の高山植物
ネバリノギラン(ユリ科)8合目より上の高山植物。花に粘り気。
ネジキ(ツツジ科)幹の皮が捻じれている。小さな白い花が連続
イボタノキ(モクセイ科)木にイボタロウ虫(家具の艶出しに使うロウを出す)が寄生
ヤマブキショウマ(バラ科)葉がヤマブキの葉に似ている
ウシカバ(モチノキ科)常緑の低木、木肌がカバノキに似ている
ヤグルマソウ(ユキノシタ科)5枚の葉が鯉のぼりの矢車に似ている
シモツケ(バラ科)赤い花で目立ちます。良く似た花でシモツケソウがある


かわせみ山の学校 2019年6月7日(金) 『神楽尾山の初夏』  

2019-06-07 20:51:35 | 日記
かわせみ山の学校 『神楽尾山の初夏』  2019年6月7日
 中世の山城があった神楽尾山は市民の憩いの場として親しまれています。
この時期はササユリが花を咲かせています。
ずっと以前には至る所にササユリがあったそうですが盗掘でかなり少なくなり、
保護活動を始めました。柵を作りましたが乗り越えて盗掘されるので、
やむを得ずササユリの茎に通し番号の書いたビニールテープを取り付けました。
これが功を奏し以後盗掘は無くなりました。今年も43本の花が山頂と二の段、
馬場辺りで花を咲かせています。
花が終われば種を採取し、山に蒔く予定です。花が咲くのは種を蒔いてから7~8年後です。


・栗の花


・スイカズラ(スイカズラ科)


・ササユリ(ユリ科)


・ササユリ。この場所は花がたくさんつきました。


・ササユリ。赤味がかった花です


・ササユリ。茎に通し番号を書いたテープをつけています


・ササユリ 山頂付近


・キキョウ(キキョウ科) 三角点にあります

かわせみ山の学校 2019年6月5日(水) 『千種高原のクリンソウ』 

2019-06-05 20:33:12 | 日記
かわせみ山の学校 『千種高原のクリンソウ』 2019年6月5日
 公民館講座『野草観察会』のお手伝いで参加。
クリンソウを最初に見たのは〃兵庫県の多紀アルプスでした。
道を間違えて進んだら見たことない花。調べたらクリンソウでした。
本州では兵庫県が西限の様です。西粟倉から大茅スキー場を過ぎ若杉原生林の分岐を右折、
兵庫県の千種スキー場を少し過ぎた所がクリンソウの大群落地。
園内は遊歩道が整備され、至る所にクリンソウが見ることができます。
道の高低差もあまりないので子供から高齢者まで楽しむことができます。
ぐるり1周で1時間半~2時間、入場料も不要です。


・タツナミソウ(シソ科)


・エビネ(ラン科)


・クリンソウ(サクラソウ科)


・コショウノキ(ジンチョウゲ科)実がコショウのように辛いので


・一面クリンソウです


・ツクバネウツギ(スイカズラ科)残った花穀と実の状態が羽根つきの羽に似ている