かわせみ 山の学校

山登りの記録

かわせみ山の学校  2019年4月28日(日) 『イワウチワの伯州山(1044m)』  

2019-04-28 21:31:02 | 日記
かわせみ山の学校  『イワウチワの伯州山(1044m)』  2019年4月28日
 伯州山は15年ほど前に稜線に誰か道を作ってから、イワウチワの宝庫として登山者が多くなりました。
足元をしっかり見ずに歩くと花を踏みつけてしまう程。今回は稜線道から山頂に行き、
帰りは県境から赤和瀬川に下るルートで登山しました。
例年なら岡山県では最も雪の多い山ですのでスノーシューやアイゼンが必携ですが、
今年は雪がほとんど無く楽々登山です。連休の始まりで登山者が多い予想なので、
8時過ぎには登山開始。2時間弱で山頂に。食事をする頃には登山者が続々。
赤和瀬川からの下山は我々だけでした。駐車場に戻ると貸切バスや乗用車など約30台。


・キクザキイチゲ(キンポウゲ科)


・ショウジョウバカマ(ユリ科)


・ハウチワカエデ(カエデ科)赤い花がつきます


・イワウチワ(イワウメ科)


・イワウチワ


・ツルシキミ(ミカン科)猛毒です


・山頂にて


・ユキザサ(ユリ科)


・イワナシ(ツツジ科)初夏にナシの味の実がつきます


・下山道。かなり急でササや木にすがりながらの下山


・急斜面にもイワウチワの群落


・クロモジ(クスノキ科)良い香りがします


・シマヘビ。体温が下がったら日向ぼっこします


・イカリソウ。枝が3つに分かれ葉が3枚付きます

かわせみ山の学校 2019年4月21日(日) 『那岐山鳥取側ルート』  

2019-04-21 19:59:36 | 日記
かわせみ山の学校  『那岐山鳥取側ルート』  2019年4月21日
 1週間前に予定でしたが雨のため延期。那岐山でイワウチワの花があるのはこのルートだけ。
花を楽しみに出かけました。JR因美線那岐駅辺りから県道を行きJRのガードを潜ると左折。
途中道崩壊で迂回路から登山口へ。杉の樹林帯を通り幹線林道に出合う所が登山口。
林道を歩き橋の手前から登山道へ。
沢を渡り登山道を登るとイワウチワが5年ほど前はびっしりありましたが、
鹿による食害で絶滅の危機に。鳥取県にイワウチワの保護対策を連絡しましたが回答なしでした。
やむを得ず共同通信の記者にイワウチワの危機的状況を報道して下さいと頼んだところ
5紙の新聞で報道して貰いました。県も対策に乗り出し、
イワウチワ保護のネットを付けることになりましたが、
張られたネットの穴が大き過ぎて鹿が穴から首を入れて花を食べられる始末。
再度県に穴の小さいネットの取り付けを要請しましたがそのままでした。
以後何年かは絶滅状態でしたがようやく穴の小さいネットが付けられました。
おかげでイワウチワが少しづつですが復活してきました。


・ミツマタ(ジンチョウゲ科) 和紙の材料です


・ミヤマカタバミ(カタバミ科) 小さいけど癒される花です


・沢にかかる木橋


・ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)


・イワウチワ(イワウメ科)


・タムシバ(モクレン科)


・シャクナゲ(ツツジ科)花は6月頃


・鹿による食害の木


・三角点がもう目の前


・山頂にて


・稜線の残雪。例年よりかなり少ない


・岡山Aコースと鳥取東仙コースの分岐


・東仙コース。階段が多い


・イワウチワ


・ヤマトリカブト。猛毒です


・ハシリドコロ。猛毒です(新芽はフキノトウに似てます)

かわせみ山の学校 2019年4月16日(火)『秘峰の岡曽山(963.7m)』   

2019-04-16 19:45:10 | 日記
かわせみ山の学校 『秘峰の岡曽山(963.7m)』   2019年4月16日
 岡曽山は国道179号から森林公園方面に入り、約5㎞の神原で左に分かれる橋が登山口。
家の前に小さな登山口の目印がある。あまり知られていない山で登山道も判りにくい所が多いので経験者が必要。
道も狭く急な所がかなりあるので初心者には不向きです。沢沿いに急坂を上ると無名の滝。
滝の右横を上り斜面をトラバースするとA コースを過ぎると稜線の分岐。
ここから山頂に向かってかなり急坂を岩や樹木を掴みながら登ると山頂。展望は良くない。
山頂稜線を20分進むと大岩の展望台。真下に通ってきた県道や羽出の集落が見える。
下りは山頂の20m南に歩きやすい道があり、辿ると登って来た分岐に出る。
分岐からは登って来た道では無く尾根伝いに下る道の方が歩きやすい。
緩やかな所へ出ると道が判りにくいので要注意。上り約2時間、下り1時間45分


・イチヤクソウ(イチヤクソウ科)花は6月頃


・タタラ跡。砂鉄から鉄を取り出していました。鉄屑(かなくそ)がたくさん落ちています


・登山道。判りにくいので踏み跡をよく見ること


・登山道。右側は急斜面です


・イワウチワ(イワウメ科)この辺りがイワウチワの日本の西限です


・ゼンマイ


・トチの大木(トチノキ科)


・エンレイソウ(ユリ科)


・山頂手前の急坂。補助ロープなどはありません


・イワウチワの群落


・イワウチワ

・展望台からの眺め


・下山路


・ロープのように見えますが捻じれたフジです。


・ミヤマカタバミ(カタバミ科)


かわせみ山の学校 2018年4月7日~9日 『例年より早い春の訪れ』  

2019-04-07 20:57:33 | 日記
かわせみ山の学校 『例年より早い春の訪れ』  2018年4月7日~9日
 4月初旬で最高気温が22℃、最低気温が8℃と例年より5℃以上高い日が多く、
花の開花が早いのではと出かけました。
昨年も冬場の気温が高く花の開花が例年より2週間くらい早かったのですが
今年も昨年とほぼ同じ頃の開花となりました。
 カタクリの観察した時、70過ぎの男性がカタクリの花畑に入り座って写真撮影していました。
近年写真撮るために手段を選ばない非常識なカメラマンが目立ちます。
「花を踏みつけるから出るように」と注意しましたが聞く耳を持たず以後5分くらい撮影していました。
座っていた所を見るとやはり3~4本の花が踏まれていました。


 ・イチリンソウ(キンポウゲ科)道辺りの草の中に生えていました


 ・イチリンソウ


 ・カタクリ(ユリ科) 花の中に桜の花の様な模様があります


 ・カタクリ 斜面一面にカタクリが群生しています


・ショウジョウバカマ(ユリ科) 小さいが清楚な花です。葉の形が袴に似ています


 ・アマナ(ユリ科) 土の中の鱗茎が甘いそうです


 ・イワウチワ(イワウメ科) 例年より早いけどまだ蕾です


 ・イワナシ(ツツジ科) 初夏に熟れる実はほんのり甘く梨の様な味


 ・バイカオウレン(キンポウゲ科オウレン属)


 ・コチャルメラソウ(ユキノシタ科)花の形が楽器のチャルメラに似ています


 ・残雪。例年より雪は少ないけどまだまだあります


 ・ミズバショウ(サトイモ科) 春の象徴のような花です。

かわせみ山の学校2019年4月3日(水)『桜の大木5本』

2019-04-03 20:22:23 | 日記
かわせみ山の学校『桜の大木5本』2019年4月3日
津山の桜と言えばお城山は全国的にも知られていますが、
他に千光寺の枝垂れ桜や阿波の尾所(おそ)の桜も知られています。
これ以外にあまり知られていない桜の大木がありますので紹介します。

滝尾の桜 映画フーテンの寅さんのロケ地になった美作滝尾駅のホームに立っています幹回りが2m近くあります

・駅前から見た桜


・駅のホームにある桜


日本原の桜 日本原の自衛隊演習場入口の西の国道53号線の南側にあります。
 日本原の開拓が始まった頃に植えられたのではないかと思われます。幹回り2m位

・国道から見た桜、大きすぎて全景が入らない


・少し離れた所から全景


神楽尾山麓の桜 根元から3本に分かれています

・工務店の資材置き場から


・谷の反対側の林道から


山北の彼岸桜 鶴山中学の西側の墓地の中にあります。幹回り2m50㎝位。枝振りが綺麗で存在感があります。地元の方が夜ライトアップしています

・東側から


・北側から


小田中丘陵の桜 市営斎場の北東の個人の畑の中にあります。幹回り2m50cm位。樹高も高く遠くからも見えます。
今の所有者の3代前の方が植えたようで江戸時代の頃のようです

北側の車道から


西側の墓地から