かわせみ 山の学校

山登りの記録

かわせみ山の学校 2016年3月27日(日) 『播磨富士・明神山(667.9m)』 

2016-03-27 12:58:32 | 日記
かわせみ山の学校 『播磨富士・明神山(667.9m)』2016年3月27日(日) 8人+1匹

 明神山は旧夢前町(現姫路市)の北西にあり、山全体が花崗岩質の岩が多くスリルと展望が楽しめます。
登山コースはA、B、Cコースと小明神コースがあります。今回はCコースを登りAコースに下山。
登山口の駐車場を出発し、すぐに右折してBCコースへ。Bコースはすぐに左折。
Cコースは植林帯から自然林と岩場の多い尾根道へ。屏風岩、観音岩、クジラの背、合掌岩と面白いコース。
合掌岩を過ぎるとがまん坂と呼ばれる急な坂で一気に汗が落ちる。樹木や岩に掴まりながら登り山頂へ。
遠く那岐山から瀬戸内海まで見える360°の大展望。
Aコースの下りは莇野分岐までは自然林の木を掴みながらの急坂。尾根道を少し進むと西側が大岩壁の夢岩。
アップダウンして進み、向きを東に変えて急坂を下るとマンモスの背や大黒岩。
ザイルに掴まりながら下ると下の池が見える。沢を渡ると登山口は目の前。
Cコース上り 約2時間、Aコース下り約1時間30分


登山口から山頂遠望


ツブラジイ(ブナ科シイ属) スダジイに似てる


屏風岩


モチツツジ(ツツジ科) 花柄や新芽に触れると粘り気がある


狭い岩場の道。「通れるかしら」と言った人がいましたよ


岩場の尾根


クジラの背。シロナガスクジラくらいかな。


山頂見上げ。なかなか急です。


合掌岩


がまん坂。文字通り急な坂です。


ダンコウバイ


山頂にて


A・Bコース分岐


夢岩にて。岩壁に岩松がありました。


西の丸にて


マンモスの背


大黒岩

かわせみ山の学校 2016年3月22日 『大山道の三坂山(963m)』 3人+1匹

2016-03-22 23:19:33 | 日記
かわせみ山の学校 『大山道の三坂山(963m)』   2016年3月22日 3人+1匹

 大山の中腹にある大山寺は信仰が熱い人達が近郊近在ばかりでなく岡山からもお参りしていた。
真庭市追分の出雲街道から山を分け入り三坂山を通り湯原、蒜山を抜けて大山に至るのを大山道と呼んでいます。
真庭市三坂上から林道を行くと休憩小屋があり、ここが登山口。植林帯をゆるやかに高度を上げて行くと稜線付近から自然林。
展望台からしばらく行くと十石茶屋跡。大山道は山頂に行かず、右側をトラバースして三坂峠に。
茶屋跡から登山道は急になり汗が出る頃山頂。南方面は木立で展望はないが北東西は素晴らしい展望。
雪をかぶった大山、蒜山も眼前。三坂峠に下り、茶屋跡経由下山。
上り 登山口~山頂 約2時間。 下り 山頂~三坂峠 約20分、三坂峠~茶屋跡15分
茶屋跡~登山口1時間10分
(注)登山口から40分の間は植林帯の伐採で林道がたくさんあり、道が判りにくい所がある。
また伐採された枝が道にあり足元が悪い。山頂からの下りは茶屋跡へのほうが足元が良い。
三坂峠へは雨上がりだと非常に滑りやすい。


登山口


登山道。木の枝がたくさん落ちていて歩き辛い


登山道標識


登山道標識だけど山野草は見当たらない


展望台付近の標識。下山道とあるがそれらしき道は見当たらない


水溜りのカエルの卵塊


十石茶屋跡


山頂手前の急登


山頂から湯原、大山方面


山頂から摺鉢山方面


山頂にて


三角点にタッチ


三坂峠への急な下り


下り途中の岩場


セリバオウレン


三坂峠の道祖神


ミツマタの花

かわせみ山の学校 2016年3月15日(火) 『瀬戸内海一望の黒滝山白滝山』 

2016-03-15 21:46:57 | 日記
かわせみ山の学校 『瀬戸内海一望の黒滝山白滝山』 2016年3月15日(火) 17人+1匹
 
例年より早い春の訪れに誘われ、広島県竹原市の黒滝山(270m)白滝山(350m)を登山。
海抜0mの忠海港からスタート。町中から地蔵院、墓地を経て登山口。登山道に入るとすぐにさくら堂、
幸福の鳥居から地蔵院の奥の院の観音堂。観音堂の脇から一ノ鎖、二の鎖を登ると山頂。
石鎚神社、大峰神社、出雲大社の分院が祀られている。山頂から進み下ると白滝山への縦走路。
4ケ所の分岐を経て白滝山の駐車場。車道を10分で白滝山龍泉寺。左脇から山頂へ5分。
山頂手前から江戸時代に彫られたたくさんの磨崖仏が出迎えてくれる。山頂からは瀬戸の島々と光る海が一望できる。
下山は黒滝山手前まで往路、分岐から下山道でさくら堂まで。地蔵院経由で駐車場へ。
忠海港~登山口20分、登山口~黒滝山頂40分、黒滝山~駐車場40分、駐車場~白滝山頂20分、
白滝山~登山口1時間10分、登山口~忠海港20分



忠海案内図


黒滝山


さくら堂。天井に観音様の写真が飾っている。


幸福の鳥居


幸福の鳥居。う~ん通れるかな?


幸福の鳥居。レオは!(^^)!


十三仏


黒滝山の岩場


亀岩


黒滝観音堂


一ノ鎖


黒滝南峰。石鎚神社が祀られています。


黒滝山頂にて


白滝山への入口


ヤブツバキ


龍泉寺山門


白滝磨崖仏(1)山頂までの岩にほとんど彫られています


白滝磨崖仏(2)


白滝磨崖仏(3)


白滝山頂にて


黒滝山白滝山登山図

かわせみ山の学校 2016年3月12日(土) 『岡曽山(963.7m)』   

2016-03-12 23:08:26 | 日記
かわせみ山の学校  『岡曽山(963.7m)』   2016年3月12日(土)

 岡曽山はあまり聞きなれていない山です。森林公園の南にあり、
案内板もなくガイドブックにもあまり掲載されていないため静かな山歩きができます。
神原のコミュニテイに駐車。少し上の橋を渡り、民家の間が登山口。植林地から小さな沢を渡ると平たい林の中に岩が並べられている。
足元には鉄屑(かなくそ)がたくさんある。狭い急な谷沿いの登ると滝谷の滝。右側を巻き急斜面を登り、トラバースするとAコース分岐。
踏み跡がかすかについている。さらに行くとBCコースの分岐。Bコースは山頂への直登なのでかなり急斜面。木に掴まりながらの登山。
汗が出ると山頂。木々の間から三国山、泉山、花知ヶ山、津黒山等が見える。山頂稜線を南東に行くと覗き岩。岩に立つと足元に羽出の集落。
山頂に戻り、Cコースを下山。BCの分岐から往路下山。途中登山道が少しわかりにくい所があり、山頂直下がかなり急なので山慣れていない人には不向き。
登山口~滝約45分、滝~山頂45分、山頂~のぞき岩20分、山頂~登山口1時間10分


イカリソウ


落ち葉の登山道


鉄屑(かなくそ)。砂鉄を溶かす時、鉄が下に落ちて固まったもの。


たたら製鉄跡


滝谷の滝


洞窟(おそらく砂鉄を掘り出した跡ではないでしょうか)


イチヤクソウ


イワウチワの群落


Bコースの急な上り


山頂の三角点にタッチ


覗き岩にて


覗き岩から下界見下ろし


唐音の滝


マンサクの花。例年よりかなり早い。

かわせみ山の学校 2016年3月8日(火) 『今年の那岐山のイワウチワ』  

2016-03-08 10:40:12 | 日記
かわせみ山の学校  『今年の那岐山のイワウチワ』  2016年3月8日(火)

 那岐山の鳥取県側には数百メートルにわたり登山道の両側にイワウチワ(イワウメ科)が雪解けを待って咲きます。
イワウチワは岡山県中北部より西の地域にはない事から花を見に広島県以西や四国から来るほどです。
しかしながらその反面鹿による樹木や草花や野菜等作物の食害が目立つようになりました。
近畿地方で鹿による食害を防ぐため鹿の捕獲や柵の取り付けで鹿が岡山県に追われたため
岡山県での食害が増えたと思われます。那岐山のイワウチワもその例です。2年前までは目立った被害はなかったが、
昨年は非常に目立ちました。とりわけ花をつける成長したイワウチワが狙われ、
登山道の西仙コースのイワウチワは花がほとんど見られない全滅に近い状態でした。
環境省や鳥取県に保護の要請をした結果、今春花の防護ネット柵が一部取り付けられました。
しかし花の地域の一部なのでどこまで効果があるか少し心配です。
今年はイワウチワ以外にシャクナゲやネジキの被害も目に付くようになりました。
鹿の捕獲と樹木や山野草の保護施策を早急に考えないといけないのではないでしょうか。



ミツマタの花


西仙コースに取り付けられた鹿除けネット


西仙コースに取り付けられた鹿除けネット


食害にあったシャクナゲ


食害にあった樹木


イワウチワの葉(西仙コース)


イワウチワの葉(東仙コース)


東仙コースに取り付けられた鹿除けネット


ネット内のイワウチワの群落


マンサクの花が咲いていました