先日、ALPHAでユズリハ(ユズリハ科)の冬の姿を見かけました。
5月ごろに若葉が出始めても古い葉が残り、8月から9月にかけて若葉が出そろってから古い葉がまとめて枯れます。その様子は、まるで子どもの成長を見届ける親のようであることから、ユズリハは子孫繁栄の象徴として、縁起物の木と扱われています。
5月ごろに若葉が出始めても古い葉が残り、8月から9月にかけて若葉が出そろってから古い葉がまとめて枯れます。その様子は、まるで子どもの成長を見届ける親のようであることから、ユズリハは子孫繁栄の象徴として、縁起物の木と扱われています。

葉柄が緑色の品種(アオジクあるいはアオユズリハ)がありますが、
「葉のつけ根が赤い」という特徴があり、
葉は互生。枝先に輪生状に集まってつきます。

冬芽の頂芽は狭卵形で紅色を帯び、葉柄が変化した多数の芽鱗に包まれ、
葉腋の小さなまるい芽は花芽。
阪急御影駅の東南の歩いて5分たらずの所にある弓弦羽(ゆずるは)神社、
ユズリハとの関連がきになりますね。

2023年1月
神戸の自然シリーズ(神戸市教育委員会編)によれば、境内にはヒメユズリハが一本あるそうです。
そして、どうやら社名は、文字どおり、弓と弦(つる)にまつわる史話から呼ばれるようになったと考える方がよいようですと、説明されています。