郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

「身近に忍び寄るコロナウイルス」

2020年04月14日 | 日記

 8日発売の「日刊ゲンダイ」でラサール石井が「身近に忍び寄るコロナウイルス」というタイトルで身近な感染例を紹介しています。

 生々しい報告で、医療機関が、感染を疑われる人の診療を拒否する例があることに驚きました。

以下、ラサール石井の報告をそのまま載せます。なお、(※ )は筆者の感想です。

 

「ゴルフした後サウナに行って、翌々日の朝、すごい悪寒で熱が39度まで上がった。日本では熱がある、味覚がない、ぐらいでは検査してくれない。そこで彼は自主隔離に入った。人とは全く接触せず、食べ物は知り合いにドアノブに掛けてもらう。医者からは『お水をたくさん飲んで、いっぱい食べて、いっぱい寝てくれ』とだけ。

昼頃に少し右肺が痛むので、知り合いの医者にコネを使って頼んでも、来るなと言われた。胸にサロンパスを貼り(※驚きですね!!)症状がひどくなれば救急車で。重篤な肺炎か軽度な肺炎かの判断だけは自己責任でお願いします(※これも驚き!!)

そんなことが素人にわかるだろうか。夜になってチゲ鍋を食べたら味がしない。においもしない。

 

2日目も熱は下がらず、倦怠感がすごい。『普通の風邪やインフルに比べ、こいつは起きたら体が鉛のように重い』らしい。

 

そして3日目の夜にピークが来る。『9ごろ39度を超え息苦しく、入院の用意をして119しようとした時』に熱が下がっていくのを感じた。そこから平熱。これで峠を越えたのかはわからない。

 

もう一人、ツイッター上で発見した感染者は、4日目まで熱が出てやっと検査。陽性で入院になり、CT検査したら2週間前から肺炎になっていたらしい。私の知人もおそらく肺炎だったのだろう。ピークの時に老人だったら、重症になっていたかもしれない。(※そうですよね。これは医療とは言えない。もう崩壊が始まっているのだろうか?)

知人の日記の最後は、『それにしても、同じ病状のやつがたくさんいるのには参った。近所でこんだけいるから、都内はめちゃめちゃおるやろな』だった。」

 

 

いや、なかなかすごい実態ですね。

マスコミは決して報道しませんが、これが本当なんでしょう。

検査をしないのは、「受け入れることができる医療機関が少ない、その準備ができていない(?)」という厚労省の元医系技官の発言を裏付けるようなものですね。

実態はここまで進んでいると思った方がいいかもしれません。

マスコミは知らせないから本当のことはわかりませんが。

 

最近よく言われるようになったのは、インフルの死亡率は0.1%に対し、コロナの死亡率は(今現在の数での計算で)5%。

日本の医師の数はあのイタリアの半分、医療機関も同様(だったと思います)というおそるべきもの。

 

その中でも千葉県は全国のランキングで医師・看護士の数も医療機関の数も下から数えて4番目か5番目という低さです。

(千葉県内の大学は今こぞって看護学部を新設して学生を勧誘しています)

財政力は上から5番目という豊かな県にもかかわらずです。

 

アクアラインなどの開発事業に膨大な予算をつぎ込んだあげくの結果だと思います。

 

3年前の知事選挙で私たちは森田知事に対し、高教組出身の候補者を応援しましたが出遅れたこともあり、思ったよりも差をつけられて負けました。

 

感染拡大の中で、この医療の現状がどのように作用するかはおのずとわかるというものです。

おたがいに自らの身は自ら守るしかないという当たり前の話に戻ってしまいます。

 

 

-S.Y-

 


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