郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

外国籍の子どもたち

2024年06月10日 | 日記

こんにちは。

 

外国籍の児童の中には、イランからの子どもいます。(極少数ですが、香港からの子もいます。)

 

そんなわけで、今後は主に「ムスリム」の子ども達との相互理解が必要になるのかなと思います。

 

ここから、本題です。

 

 

実は、2カ月以上、ムスリムの児童とかかわってきました。

やはり「元気のいい子」に国籍は関係ないようです。

 

そこで、授業中など、たまに元気になりすぎるムスリムの児童には

「そういうことをすることは、アラーの神様が怒るんじゃないのかな?」

「それは、アラーの神様はどう思うかな・・・?」

などと、「アラーの神様」という言葉で、本人たちに行動を考えてもらっています。

(「考えてもらう」というより、「アラーの神様が怒るからやめよう」というものなのですが。私がきつく𠮟るよりも、効果的かと思って・・・。)

 

反応も様々で、

「日本にアラーの神様はいないよ。」

「別に、アラーの神様はそんなことでは、怒ったりしないもんね。」

「〇〇先生は、アラーの神様を信じているわけじゃないから、関係ないじゃん。」

等々。私がイスラム教を理解していないのをいいことに、いろいろ言ってきます。

 

でも、信心深い、深く信仰しているムスリムの家庭の子ども達は

「そうだね。すぐそばでアラーの神様が見ているんだよね。」

と、反省し、行動を改めてくれるか、または、改めようとしてくれます。

 

ムスリムの人々にとって、「アラーの神様」の存在をどう子ども達に伝えていくかは、「家庭教育」などというようなレベルではなく、

イスラム教そのものに対する、「信仰心の表れ」ともいえると思います。

 

 

ムスリムの児童の問題行動に対して「アラーの神様」を持ち出すのは、是非が問われると思います。

しかし、それをするからには、私自身の「イスラム教の学び、理解」が求められると思います。

さらには、宗教を超えたある種の普遍的な価値観、それをムスリムの児童に伝える必要があるのかなと思います。

 

そうなると、まずはイスラム教のわかりやすい入門書があるといいのですが・・・。

 

 

 

-K.O-


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