沼津、二日目・・。
気になるお腹は、少しだけジ・・
とする時があるものの、なんとかおとなしくしてくれている。ホッ・・。今回泊まった宿は、以前も泊まったことがある宿。リピートの理由は朝食に鯵の干物が
食べ放題で・・焼いてくれる・・というのも大きい。
と、言ってもそんなに食べられるわけではないが、席に着いてから焼いて下さるので、
とても美味しかったのだ。
今朝もこの、鯵干物付きの朝食を楽しんで・・、今日は海水浴の予定
沼津の港へ出て、そこから高速艇に乗る。約５０分。土肥の海水浴場に着いた。
土肥は、初めてだった・・。子供の頃は関東地方に住んでいたが、西伊豆まではなかなか、
足を延ばして観光する機会がなく、そのまま関西に住んだので・・。
高速艇から見える、山肌がけっこう荒く、海岸線もキリキリと変化に富んでいて
見ていて見ごたえがあった・。
向こうには、夏山の富士山のシルエットがクッキリと見え、感激
やはり富士山は綺麗なお山だ・・。いつか登ってみたい。
五合目までは、観光バスで行ったことがあったが、その先はまだ・・。
土肥の船着き場から、海水浴場までは、ぷらぶら歩いて５分から１０分くらい・・。
海岸線に沿って古いホテルや比較的新しめ・・・と言っても数年は十分に経っている
ホテルに、民宿が並んでいて、いわゆる“海の家”というのは、案外少ない。あまりない。
賑やかな、色々な海の家が並んでいる、江の島海水浴場に比べると・・
とってものどか。
海の家が、あまりない理由が、少し歩いてわかった。
砂浜にもビーチパラソル
やら簡易テントが見えるが、松の木が植わっている、ちょっとした広場があり、そこに皆様、簡易テントを広げたり、敷物を敷いてくつろいでいる。松の木がちょうどいい日陰になっている。
奥にはちゃんと、簡易更衣室が数か所やコインロッカー、それにシャワーが何本も観光協会か町の手により、用意されてあり、設備はなかなか整っている。
わざわざ海の家を借りるまでもない感じ。私たちも、松の木の根元に敷物を敷きのんびり。
風がある日だったのか、海風が肌に心地いい。
この前は、HAWAIIのマカハの砂浜・・。今日は土肥だ。あぁ、今年は海辺でゴロリ年だなぁ・・と思った。
ふと頭に浮かんだ曲は
、なぜか、サンゴ礁のかなたへ・・・ビヨン・ザ・リーフ・・。関係ないか・・。海辺にはこういう曲が合うのだ
。海にビーチボールを持って入る。つかまりながらプカプカと波
に体をまかせる。泳げないが、これだけでも十分に気持ちいい・・。
日焼けがまた少し心配だが・・今年はあきらめた。
土肥の海水浴場から、戻り、一服してから、沼津第二回目の晩御飯へと
出かける。駅の南口へと回り、地元の居酒屋さんへ・・
。お神輿の飾ってある、人望のありそうな大将がやっているお店へ入った・・。
お馴染さんが次々と入ってくる。
静岡おでん、といって汁けがやや少なめで、見た目が割りと黒いめ！？のおでんや
黒はんぺん、これはこちらである、白いフワフワしたはんぺんでなく、どちらかというと、
かまぼこに、近いような灰色のはんぺん・・・を楽しんだり・・・
それに、めずらしいのでは・・イルカのベーコンを食べてみた。
大将が自慢げに『たぶんですがね・・これ出すの・・・日本でも世界でもウチだけやと
思いますわ・・』だそうな。
味はベーコンだから塩味はよく効いていて、身はクジラに似ているかも・・。珍味だから
好き嫌いが分かれるかもしれないが、日本酒と合う感じがした。
食べる時に、あの可愛いイルカ
の・・と思いもしたが・・クジラ
は平気で食べてイルカはダメ・・というのもなんだかな・・とも思い食べてみた。まぁ、なんでも
経験かな・・と思った。
