♪♪あまがえるのつぶやき♪♪

いろいろ音楽、特にウクレレとライブに行くのが好きな道楽主婦のはちゃめちゃ日記です。

異国で体験、結婚式。

2010-10-10 | おぼえがき
今回のペナン訪問の最大の目的・・・結婚式の日だ。

今日の新郎新婦のお二人は、私たち夫婦の友達の、そのまた友達でもあるが、私たちが
ペナン訪問の際には、車を運転してあちこちをご案内下さったり、食事も現地で評判のお店へ連れて行って下さったり・・の交流があった。
昨年にペナンを旅行した時に、話の流れで、彼らの結婚式が来年・・ということを知って、
チャンスがあれば、出席するよ・・なんて話をしていたら、本当に覚えて下さっていて
招待状が届いたのだ。

さて、その結婚式、クリスチャンの方なので、教会でとり行われた。教会はペナンの
ちょっとした高級住宅地の中にあった。どこの国の住宅地もだいたい日本と似たりよったりで、妙に落ち着く雰囲気のところだった。
12時ごろから親戚、友人の皆様が集まる。
12時30分からは、父親と腕を組んだ花嫁が入場・・。そして、讃美歌を唄ったり
誓いの言葉を宣言したり、途中で音楽隊の演奏があったり・・。と和やかに、式は
進行。日本の結婚式よりはリラックスした雰囲気で、厳かさというよりは、ハッピーな
この式を皆で分かち合い楽しむといった感じで、こちらも参加していて、緊張することなく
彼らの式を見守ることが出来た。

式の後、場を変えてホテルでの披露宴までは数時間、時間があった。私たちもホテルに戻りしばしの休憩。披露宴ホテルに宿泊したので、移動する必要はなくラッキー。
着物を着るのに悪戦苦闘したり・・ウクの練習をしたり・・ハズはスピーチの原稿を少し見直したり・・ソワソワ。

披露宴会場のロビーには、フィリピン系やインド系、マレー系の民族衣装や正装の方も
多く、私も着物でよかったかも・・と思った。なかなか華やかな雰囲気。
マレーシアは多国籍民族ということもあり、親戚の方も各国に散らばっているようで、欧米系の方もいれば
中国系の方も・・とにかく皆様、顔つきが実に色々で・・。このあたりが、島国日本で
住んでいるのとはまったく違った感覚で暮らし、生きている方々のたくましさというか
感覚の広さ・・のようなものを強く感じる場でもあった。

2人のミュージシャンの方が披露宴開始の音楽を唄ってスタート。新郎新婦の親戚の方が
司会をしたりで、手作り感がある中にも、だいぶん前からの入念な準備を思わせる
会だ。日本のようにスピーチがある、というのではなく、キャンドルサービスや
シャンパンサービスなどの盛り上げの儀式!?の間は各テーブル自由に食事を楽しむ。
司会の方が、waka-chanの演奏お願いします。と告げてきた。なんとトップバッターのよう。
でも最初に弾いてしまった方が気持ちも着物も崩れないうちでよかろう・・などと考える(笑)
お客様はなんと400名ほどだそうだが会場が細長めの会場で向こうの方の席の方の顔は
まったく見えない・・前には新郎新婦やその親戚の方が座っている。
舞台に上がり、暗譜出来てない曲の為に・・譜面台を用意。ハズがあれこれ必死にスピーチしている間にチューニングも済ませ・・。いざ演奏。
最初は暗譜出来ている、曲、ラブミーテン○ー。指のウォーミングアップも兼ねて、甘く弾いたつもり・・・。
アイ、ラブ、ユー♪のところは新郎新婦の顔を特に念入れに見て、ニッコリ・・いや、
もしかしたら、ニヤリ・・だったか・・な頬笑みを。
次はケカリ・ネイ・アウ・・これもユックリめに幸せを祈って弾く。

うーん、これも暗譜、必須だ・・・。ちょっとこれが残念。

でも両方とも、マズマズに弾けて、よかった。

翌朝、ホテルで朝食を取っていると、同じくホテルに宿泊の彼らの親戚の方に
昨日のプレイはナイスだった・・と言って頂き、半分以上はお世辞・・でも
がんばって弾いてよかった・・と思った・・・。音楽の力はすごいな。と痛感た
旅だった・・。