今夜は「月の恋人」というキムタク主演の連ドラが最終回だそうで、夕方、その特集番組がありました。フジテレビはよく、最終回にあわせて再放送もしていますよね。以前、「風のガーデン」のときがそうで、最終回にあわせての再放送も見ていたのですが、最終回の再放送がなかったので、テレビ局に問い合わせしたら、予定はないとのこと。まあ、最終回を見させるための再放送だったから、よく考えれば当然のことです。
そしてこの、ドラマや映画のメイキング番組、フジテレビに限らず他局でもよくやっています。いつのころからか、それが当たり前のようになってしまいましたが、これって、よく考えるとおかしいと思いませんか?
ドラマは本放送のみで勝負すべきです。こういうことをするのは、視聴率を何とか上げたいからなのでしょうか?ドラマも映画も、セットは終わったら壊してしまうものです。もともと、作り物です。いくらお金をかけたからって、裏方をそんなに見せていいのでしょうか?なんだか、不思議です。というよりも、あざといとしか思えません。
つまりは、ドラマ制作費が集まらないから、いいドラマができないってこと?そして、その制作費ももったいないからメイキング番組を垂れ流すわけ?
昔はそんなドラマつくりはしなかった。倉本聰さんが嘆くのも、もっともです。
踊る大走査線の映画を土曜日封切だからって、W杯の特集番組の裏でこの曲を流すのって、ヘンではありませんか?
よほど、作るものがないのか、制作費を集められないのか・・・。作り手のモラルはどうなっているのでしょうか?