ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

年末、猫トイレの大掃除

2022年12月29日 14時13分18秒 | 日常

 とても古いタイプの猫トイレを使っています。正方形で、屋根はついていません。父の飼い猫「ねね」のものだったのか、それをずっと使わせてもらっています。いまどきは、別のタイプのトイレが多く、こういう形は手に入りそうにないのです。慣れたトイレが一番なので、目詰まりを竹串でつついてから、浴室で洗いました。もちろん、マスクして・・。そして天気がいいので乾かしていたところ、ハッチはどうもトイレをしたいようで、目で訴えてくるのです。大きなバットにペットシーツを敷いたものを代用で置いたのですが、どうも猫砂じゃないといやなようで。タオルも使って水けを取り、なんとかしつらえたらさっそくトイレを使いました。よかったです、間に合って。

 65になると、体も以前ほど動かないので、家の中の大掃除も大変です。きっちりやることができない。まあ、それでもいいかと諦めるしかないのかしら。猫トイレを乾かして、部屋に入れる時に思い切り頭を棚にぶつけてしまいました。とんでもない時に、転んだりぶつかったりするようになりました。これも年齢によるものでしょうか。まあ、あと3日したら新しい年が始まります。来年も無事に過ごせますように(まだ早いかな)。さっそく、猫トイレ掃除、始めなくちゃ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日歌壇12月25日

2022年12月26日 23時00分07秒 | 短歌

佐佐木幸綱選

ボケて名を思いだせないだけなのに旧友あわててマスクを下げる  大阪市 木村彰子

 名前って、なかなか思い出せないものですよね。わかっているけれど、名前がでてこない、このもどかしさは最近よく感じています。

高野公彦選

聞く力聞いてる振りをする力聞くだけ聞いて忘れる力      市川市 末長正義

大臣も国会議員も仕事中居眠ることができる生業(なりわい)  観音寺市 篠原俊則

 一首目、聞くというだけでこんなに種類があるものですね。二首目も、似たような感じでしょうか。議員ときたら、居眠りばかりしてお金貰って、こんなんでいいのかって思います。

永田和宏選

来世でも一緒になろうと約束の夫よトイレの電気は消して    酒田市 富田光子

 そういう人と、来世でもいっしょになれるとしたら、富田さんはとても心が広いお方。来世は来世の風が吹く、ですからね。

馬場あき子選

思い出の放課後はいつも茜色からんと落ちる高跳びのバー    松阪市 こやまはつみ

 夕方の茜色、教室の窓・・・、ああ、谷山浩子の歌を歌ってしまいそう。懐かしい思い出は茜色、ですね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日歌壇12月18日

2022年12月18日 21時38分17秒 | 短歌

馬場あき子選

満員の電車来たりて背のリュックくるりと前に回すひとたち  東京都 渋谷敬子

ぬばたまの星空走りひた走り天王星は月のピアスに      広島市 楯田順子

 一首目、私は普段からリュックを前にしています。お腹が隠れるし、冬は暖かいし。満員電車では、背中にあると、周りに迷惑をかけてしまいます。みなさん、前に回しているんですね。一斉に回す感じが面白いです。二首目、先日の皆既月食で、天王星が見えていたそうですが、肉眼では難しいのでは?知人が撮った写真を見せてもらいました。ほんの小さな、これが天王星?と思いましたが、ピアスというのは素敵な表現です。

佐佐木幸綱選

「しっかりと」「きちんと」「真摯に」普段からせぬ人なのか殊更に言う 登米市 菅原小夜子

『床スベリますご注意!』と貼ってあるラーメン店へ命がけで行く    延岡市 片伯部りつ子

 一首目、首相の言葉が本当に軽いものになってしまっていて、何も信じられなくなっていますよね。こんな国家でいいのでしょうか?全然説明責任果たさない内閣が、いつから続いていましたっけ?それも忘れてしまうほど、この国の政治への不信は根深いです。議員さんたち、わかってますか?二首目、そりゃ怖いですね。命がけで食べるラーメンを想像すると、なんだかおかしい。食べ終わってからも気を緩めることなく、店を出ないと・・・。

高野公彦選

わたしにはわたしの海があることを涙の味が教えてくれた        吹田市 赤松みなみ

夕飯は「アルモンデ」という料理よと冷蔵庫開け妻笑い言う       春日部市 前川秀樹

 寺山修司の短詩「なみだは/にんげんのつくることのできる/一ばん小さな/海です」から生まれた短歌です。涙を海とたとえるのが秀逸。すてきですね。二首目、最近結構聞くようになった「アルモンデ料理」。そうこなくっちゃです。値上げラッシュで買い物も控えたくなりましたもの。

永田和宏選

「ねぇ、マコト」の二語に込めたる幾千の亡妻(つま)の心のひだ未解析 仙台市 二瓶真

日韓の首脳の挨拶通訳が本人よりも頭を下げる       観音寺市 篠原俊則

 一首目、切ないですねえ。男性はけっこう女性の心の内を理解していない人が多い。攻め重話だけは聞いてあげてと言いたいです。二首目、そうだったんですね。やはり、それぞれプライドがあるから、相手よりも頭を下げないとか、これって、まるでコメディー。共に手を取り、旧統一教会や北朝鮮のミサイルについて、いろいろ話をしなくては。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日歌壇12月11日

2022年12月11日 20時46分04秒 | 短歌

永田和宏選

聞こえてるようで聞こえず聞こえないようで聞いている恩師を囲む 岐阜市 木野村暢彦

補聴器が欲しいと夫は言うのだが聞かせたくない愚痴もあるので  東村山市 さいとうすみこ

 一首目は佐佐木幸綱氏も選んでいます。こういうことって、よくありますよね。なんともちょっとほんわかしている雰囲気がとてもいいと思いました。二首目、同じようなことですが、こちらは奥さんが愚痴を言っている日常を、補聴器で拾われるのが困るというもの。わかります。でも、世の中には、わざと聞こえる様に愚痴や悪口を言っているようなケースもあるんですよ。私は転職してそういう会社に入り、ぞっとしました。女性社員がわざと聞こえる様に話しているんです。こういう状況の会社にはいたくないので、試用期間が終わって辞退したのでした。その時初めて、意地悪な人が世の中にいるんだなと実感したのでした。

馬場あき子選

日本で生まれ学校に行き学ぶクルドの子らに働く道無し     朝霞市 青垣進

ハッカ出るまで罐を振る懐しきサクマ式ドロップは昭和の甘さ  東京都 長谷川瞳

 一首目、本当に在留外国人には冷たい日本です。中島京子の「やさいい猫」を一気に読んで涙したことを思いだしました。大勢の人に、この日本がおどれだけ外国人に冷たいかを知ってほしいです。二首目、思いだすのはアニメ映画「火垂るの墓」です。あのサクマ式ドロップは製造終了になりました。私は以前、八王子に住んでいて、その佐久間の工場が徒歩圏にありましたよ。残念ですね。

佐佐木幸綱選

唯一の救いは死刑の命令を一度も下さず辞めたりしこと    観音寺市 篠原俊則

アクセルを踏めば会いたさ加速して次の次まで信号も青    徳島市 今津桃

 一首目、例の大臣のとんでも発言ですね。篠原さんは時事問題の短歌がものすごくうまいのです。今回も入りましたね!いつも楽しみにしています。二首目、若い人の恋なのでしょうか、高齢者なら、ブレーキと間違えてアクセル踏んじゃったりして・・。若い人の恋を応援しましょう!

高野公彦選

ロシアでもウクライナでも母たちの本音はきっと死ぬな殺すな 京田辺市 藤田佳予子

栗拾い終われば銀杏拾いあり縄文時代の女のように      安中市 岡本千恵子

 一首目、本当にその通りです。それは、世界中の、というよりも人類の母たちの願いですよ。どうしてこんな戦争が今も続いているのでしょうか。これで地球の寿命もどんどん短くなっていますよ。プーチンの罪は大きいです。そして彼を止められない罪も大きいと思います。何のための国連でしょうか、悔しい限りです。二首目、それならいっそ縄文時代に戻った方がいいのでは?そうです、ホモサピエンスが進化した人類でネアンデルタールが劣っているという通説もひっくり返りそうですから、縄文人の方がとっても素敵な生き方をしているかもしれません。科学はいったい、何のためにあるのか、原点に戻って考え直してほしいです。とはいえ、文系がほざいても何の効果もないかあ・・・。

 ああ、もう12月も上旬が終わってしまいました。あと20日で今年も終わりです。でも、なんでこの寒い時期に大掃除をするのか、私は理解に苦しみます。もっと気候がいい時に大掃除をするべきです。みなさん、無理して風邪ひかないよう、お気をつけてください。ついつい、年末最後のゴミ分別の収集日を気にかけるけれど、年明けにもまたあるってことをお忘れなく。365日はどうってことなく、ずっと同じように続くのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス飾り

2022年12月07日 22時04分35秒 | 日常

 今年ももうすぐ、クリスマス。今年は、久しぶりにしろくまさんも登場です。左上にはハッチの写真。

 先月から、夢中になって見ていたワールドカップ。日本チームは本当によくがんばってくれました。感動しましたよ。何より、ドイツとスペインに勝つなんて、私は全く思わなかったので、本当にごめんなさい。びっくりです。8強には進めなかったけれど、それ以上の活躍でした。夢を見ていたような気がします。きっとまた、4年後にも素敵な夢を私たちに見せてくれると信じています。何と言っても、若い人たちがよかった。

 しろくま君の隣には、ドンクのシュトーレン。そろそろ、食べ始めようかしら。賞味期限が25日なんです。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がんばりました、誇りに思って!

2022年12月06日 12時41分22秒 | 芸能スポーツ

 昨夜の対クロアチア戦、リアルタイムでフジテレビでずーと見ていました。夜中に大声出したりして、それも一人で。当然、ハッチは近づいてきません。ちょっとこいつ、おかしいなと思われていたようです。

 それにしても、延長戦まで戦って、本当に勝てそうな所まで行きましたよ。PK戦は、どちらかが先に進むためのもので、勝敗とはいえないと思います。あのイタリアのバッジョだって、PK戦で失敗したんですから。勝利の女神が、クロアチアに味方しちゃっただけです。ここまでがんばったことは、全世界が認めています。私も、スマホで記事を読んで、朝から三苫選手のように泣きじゃくりました。

 彼らは4年後もまだ20代、大丈夫、次を目指して、気持ち切り替えて先に進みましょう。私は忘れないよ、ドイツやスペインに勝てたなんて、本当にすごいことなんだから。今回、勝てても、次はブラジルだよ、怖いよ~。こっちがもうついていけないよ~。

 本当にお疲れさまでした。PK戦は運だから、絶対に実力じゃないから!私たちもくるしかったけれど、素敵なワールドカップの時間をありがとう!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日歌壇12月4日

2022年12月04日 23時40分20秒 | 短歌

高野公彦選

梨泰院(イテウォン)の雑踏に知る生き物の体の重さも凶器となること 観音寺市 篠原俊則

 あの事故は、忘れられません。大通りに勝手に建造物を追加して狭くしたり、違法なことをしたために、人の流れが滞り、おしくらまんじゅう状態になったんですよね。人の重さで胸がつぶれるなんて、とても信じられませんが、こんなに簡単に人は死んでしまうんですね。悲しい事故でした。

永田和宏選

頑丈な建物はなし地下もなしカーテンを引くJアラートに        新潟市 太田千鶴子

知りません覚えていません分かりませんそんな政治家もういりません   岡山市 伊藤次郎

 一首目、最近はよく北朝鮮のミサイルが飛んでくるから、頻繁に隠れなくてはいけなくなりました。でも、そうそう地下室があるところなんてないですから、つらいですよね。ロシアが勝手に戦争をして、それをいいことに、北朝鮮がやたらミサイルを飛ばす、こんな世界でいいのでしょうか?そして、ニ首目、こんな地球の危機なのに、国会議員はこれですよ。本当に情けないですよね。

馬場あき子選

大根の汁で新蕎麦すするとき至福と思う山形の秋       仙台市 沼沢修

 蕎麦はいいですよねえ。食べたいなあ。そういえば、去年の年越しそばを家で茹でただけでした。本当は、おいしいそばを食べに行きたいけれど、なかなか・・・。山形の蕎麦、食べてみたいです!そばがきも、おいしいですよねえ。夫が生きていたころはよくそばを食べに行きましたっけ。一人でも食べに行こうかな。

佐佐木幸綱選

ミサイルに電車の止まる北海道われの気分も緊急停止     札幌市 住吉和歌子

道端にごろんと一匹ススメバチこんな終わりも有りかもしれぬ 匝瑳市 木村順子

 一首目、先日は間違って東京でもJアラートが出てびっくりしました。なんでこんなに地域が離れていてと不思議でしたが、本当に来るとなったら、どうしていいのかわからないです。私はマンションの6階ですから。トイレに閉じこもるしかないのかな。このご時世だから、いつ本当に落ちてくるか、わからなくなってきました。二首目、人間だって、戦争が起きたらそうなってしまう。悲しい現実です。前回ワールドカップは、今戦争をしているロシアだったんですよね。たった4年で、こんなことになっちゃうんだ・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信じられない、スペインに勝った!

2022年12月02日 07時53分41秒 | 芸能スポーツ

 ごめんなさい、夕方にコンサート聴きに行くので、寝ていました。ただ、4時半にアラームで起きたとき、スペインに先制点取られていたので、すぐにまた寝たのでした。

 朝、日本が勝ったと知って、ありえない奇跡だと思いました。でも、ドイツに勝って、スペインに勝って、もう奇跡でもなんでもなく、日本は強いということですよね。この二つで、もう優勝したくらいに価値があると思います。日本がここまでやってくれるとは!若さってすごいです。

 ほかの分野でも、日本は動脈硬化状態なので、これを見習って、どんどん世代交代してくれないとね。とくに政治面では、老醜を引っ込めてと思いますよ。とはいえ、ろくな奴いないからね。お金儲けで政治屋になっている人が多いし、女性と言っても、杉田水脈なんかサイテーだし。

 ドイツコスタリカ戦は、主審も副審もみんな女性だったとか。素敵なことです。もっともっとこういうことが増えてほしい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする