珍しくアメリカ映画を見にでかけました。アカデミー賞にノミネートされた興味ある映画だったのです。が、・・・・・、うーん、ちょっとがっかり。リストラ不況の社会に乗っかっただけじゃないの?と、ストーリー展開の最後で、うやむやにわだかまりが残る、後味が悪いような映画でした。
私がハリウッド映画を見たくなかったのは、これみよがしのハッピーエンドだからだとしたら、この映画を見るときにすでにそれを期待してしまったから、がっかりなのかもしれません。ま、悪いのは私か。でも、たまったスタンプでもらった招待券で見たから、実害はありません。
主人公のライアンが、女性に恋をしたところまではよかった。でも、恋した相手は、他のサイトの批評であったように、悪女といえるのかな?それには私は同意しません。
そこで、分析。アメリカだって、男女差別はないといいながら、本当は根強い男女差別があると思います。だから、ヒラリーはあえて攻撃的な発言をするのです。その、旦那も子どももいるキャリアウーマンが、ひっきりなしに出張している仕事についていられるのか、いくらアメリカでもそこまで子育て福祉面が充実しているとは思えません。もしかしたら、旦那がリストラされて主夫しているのか?それに、子どもがいるのなら出張でも、絶対に子どものことは考えるでしょう。息抜きとか平気で浮気するとはとても思えないのです。だから、あの設定はありえない・・・。そして、主人公ライアンの故郷にまで付き合うほどだったら、私は彼女は悪女だとは思えません。つまりは、矛盾だらけの人物なのです。
まあ、人を好きになって結婚も一度はしてみないと、人生はつまらないよ!だから、ライアン、これからきっと素敵な女性に出会って結婚してみてくださいね。
さて、次の映画はどうしようかな。批評に頼ってみるのもいいかも。
マイレージ、マイライフで面白い批評は、こちらとこちら。同じ映画でも、感想は十人十色。私は点数が低いほうに賛成。
ところで、下高井戸シネマ、館内の飲食は許されるけれど、飲酒はいけないんじゃなかったっけ?通路隔てたお隣男性二人組みの通路側の人、グリーン淡麗を飲んでいました。まあ、おとなしかったから我慢しましたけど。