昨日は、例のおでんパーティーの時も最初に不在せざるを得なかった練習の本番がありました。
高尾の駅から見えるマンションの自治会主催のふれあいコンサートに、私たちカルテットが演奏したんです。
午前中、ファーストヴァイオリンのAさん宅で練習をし、それからピンチヒッターのチェロのTさんの車で高尾に行き、リハーサル。本番は、午後2時から3時半まで。私たちは、3グループのうちの2番目でした。
ほかは、声楽だったので、心配していたとおり、譜面台は用意されていませんでした。曲順も、みんなで歌うのを私たちのコーナーではなく最後に持っていったので、こちらも予定が大幅に狂ってしまいました。自治会関係者のOさんも、実は3番目の出演者だったため、詳細を打ち合わせるひまもなかったのでした。
譜面台は、こちらから3本用意していたので、1本を探してもらうだけで無事解決。ただ、昨日は気温があがるはずが、けっこう風も強くて寒かったので、集会室のステージは裏から入るために一度、外に出て待機。それがつらかったです。
最初は上白、下黒の衣装だからロングスカートを考えていましたが、女性3人とも、パンツスタイルで着替えなしにしたのが、面倒がなくて結果的によかったです。私はパンプス持参しましたが、寒いのでソックスに紐靴。最後までそれで通してしまい、持っていったのも無駄でした。
本番は、やはり緊張します。小さなミスは数え切れないくらいでしたが、大きな失敗はなく、なんとか無事、演奏できました。ほっとしましたね。右手親指の付け根も、それほどの痛みがなく、無事でした。ただ、弓をもっとしっかり握りたかったのがそうできなくて、演奏上で問題もありました。右手、つまり弓のコントロールは、左手の音程の押さえに負けず、ものすごく大事なんです、とほほ。
そして、コーラスグループを後ろに控えての歌の伴奏は、今までに経験したことのない、ド迫力。普通、歌の伴奏をすると、素人の方の歌がどんどんテンポが遅くなっていくのですが、さすが、訓練しているコーラスグループ、声量もさることながら、テンポがしっかりしていて、こちらが引っ張ってもらっているようになるくらい。弦を鳴らしても歌とかぶっているところは全然音がなっていないような感じでした。
でも、楽しかったです。そして、歌っていいなー、と思いました。なんたって、体が楽器なんですもの、うらやましい限りですよ。
最初のグループは、八王子の小学校の音楽の先生たちの合唱、そして最後のグループは、女性だけのアカペラグループ、バーバーショップスタイルの「
スイート・アデラインズ」、ふたつとも素敵な演奏でした。私たちは、果たしてどう聴こえたのでしょうか、不安です。
カルテットのうち二人は用事で先に帰り、私はファーストのAさんと、同じ会場での打上げに参加して、夕方からご機嫌にビールも飲んで、家路につきました。けっこう、楽しかったです。ちゃっかり、アカペラメンバーの杉並在住の方に、せっせと展覧会の案内状を渡してきました。
歌は、多少酔っても歌えるから、いいですよね。弦楽器は、そうはいきません。うーん、本当、いいよねーー。