昨日、下高井戸シネマで映画「ベルリンフィルと子どもたち」を見てきました。アンパンマンの映画のあとなので、映画館には子供たちがたくさん残っていました。このドキュメンタリー映画を見た観客は私を含めて35人程度だったでしょうか。
私は、サイモン・ラトルに興味があったし、ドキュメンタリーなので、きっと演奏風景もたくさんあるだろうと思って出掛けました。実際は、ダンスのワークショップに参加する子ども中心でしたが、ドイツが抱える社会情勢やいまのベルリンの様子がわかり、けっこう面白かったです。子供たちは、ダンススクールに通う子ども以外に、問題を抱えている階層的には下の子供たちに積極的に参加を呼びかけ、総勢250人とかが、ストラヴィンスキーの春の祭典をベルリンフィルの演奏で踊るという話です。
体の動きには内面が出るという考え、たしかにそうかもしれません。自然に動けなかったり、何か悩みがあったり、子どもとはいえ、いろんな問題を抱えています。実際に、ナイジェリアの内紛で両親を殺されて難民としてベルリンにきた男の子もいたし、一人一人の環境を考えると、本当に辛くなります。でも、体を動かすことで、未来への可能性を信じることが出来るし、何か、壁を越えることもできる。いい教育プログラムだと思いました。そういう活動に積極的にベルリンフィルが参加しているのも、素晴らしいことです。うらやましいですね。
サイモン・ラトルは素敵でした。彼も、イギリスという階級にうるさい国で、自分の才能を伸ばした稀有な指揮者です。苦労したと思います。クラシックは、一部の裕福な人たちのものじゃない、空気と同じ、みんなに必要なものだという信念。そのために、伝統にあぐらをかかずに前進していくという。日本も、もっと変りたいですね。
宗教や言葉を超えて、五線譜は世界共通です。きっと、何かができると思います。機会があったらぜひ、この映画を見て、自分達の未来を考えてください。そう、子どもは私たちの鏡なんだから。
それにしても、彼らがけっこう喫煙していたのにはちょっと驚き。ま、若い世代ってのは、そういうものかな・・?!夫も、早く禁煙してくれればいいのに、いい迷惑です(私も猫も被害者)。
私は、サイモン・ラトルに興味があったし、ドキュメンタリーなので、きっと演奏風景もたくさんあるだろうと思って出掛けました。実際は、ダンスのワークショップに参加する子ども中心でしたが、ドイツが抱える社会情勢やいまのベルリンの様子がわかり、けっこう面白かったです。子供たちは、ダンススクールに通う子ども以外に、問題を抱えている階層的には下の子供たちに積極的に参加を呼びかけ、総勢250人とかが、ストラヴィンスキーの春の祭典をベルリンフィルの演奏で踊るという話です。
体の動きには内面が出るという考え、たしかにそうかもしれません。自然に動けなかったり、何か悩みがあったり、子どもとはいえ、いろんな問題を抱えています。実際に、ナイジェリアの内紛で両親を殺されて難民としてベルリンにきた男の子もいたし、一人一人の環境を考えると、本当に辛くなります。でも、体を動かすことで、未来への可能性を信じることが出来るし、何か、壁を越えることもできる。いい教育プログラムだと思いました。そういう活動に積極的にベルリンフィルが参加しているのも、素晴らしいことです。うらやましいですね。
サイモン・ラトルは素敵でした。彼も、イギリスという階級にうるさい国で、自分の才能を伸ばした稀有な指揮者です。苦労したと思います。クラシックは、一部の裕福な人たちのものじゃない、空気と同じ、みんなに必要なものだという信念。そのために、伝統にあぐらをかかずに前進していくという。日本も、もっと変りたいですね。
宗教や言葉を超えて、五線譜は世界共通です。きっと、何かができると思います。機会があったらぜひ、この映画を見て、自分達の未来を考えてください。そう、子どもは私たちの鏡なんだから。
それにしても、彼らがけっこう喫煙していたのにはちょっと驚き。ま、若い世代ってのは、そういうものかな・・?!夫も、早く禁煙してくれればいいのに、いい迷惑です(私も猫も被害者)。