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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

何のための改革?郵政民営化

2005年08月05日 14時40分29秒 | 社会
 私はよくわかりません、なぜ、郵政民営化が必要なのか。田舎の郵便局がなくなってしまうのか、困るのはマイノリティーだから無視するというのか・・。
 ライフラインという言葉があるように、一番大事なものは、資本主義の論理で自由競争していいというわけにはいかないと思います。かつて、カリフォルニアのあのシリコンヴァレーで電力不足が起きて大停電になりました。これって、ライフラインを民営化した結果だったのではないでしょうか。
 都市銀行の合併が相次ぎ、私が持っていた口座の支店もたびたび、合併で支店が変わり、通うのも不便になりました。こういうことが、実際に郵便局に起こったら、困る国民が多いはずです。そして、全国一律の郵便料金も、宅配便のように、地域によって料金が変わるとなったら、どうなります?
 ただがむしゃらに、改革だけを大きく掲げて、具体案も計画も何もないまま、ギャンブルのような政治をすることがいいとは絶対に思えません。裏ではアメリカの圧力があったのではないでしょうか、郵便貯金の大きな資金に対して。
 地方に住む高齢者の年金のためにも、郵便局は必要です。郵便事業は、貯金保険も含めて、ライフラインだと私は思います。合併ばかりしている銀行の冷たいことといったらないじゃないですか。サラ金と結託して、悪徳業者に成り下がっている気がしますね。郵便局も同じようになったら、悲しいじゃないですか。国のお金がないからと税金を増やしたり、福祉を削ったり、利益がないから民営化したり、本当に、都合のいいことしか考えない、目先だけの政治ですよね。あーあ、ばかばかしい。
 私は自民党がどうなっても、別に困らないけれど、きちんと国民のことを考えて政治をやってくださいよね、お願いだから。