首都圏ローカルな話題。JTBによる観光ガイドブック「るるぶ」シリーズで、観光地というにはやや無理のある練馬区版、大田区版、川崎市版が出版されているのはご存知だろうか?いずれも自治体からの持込企画で、ある程度自治体が費用を負担しているようだ。面白いのは、これらが予想外に結構好評だったようで、練馬区版は6万部以上売れたという。
それまで「るるぶ」は「そこを訪れる人」に売れてきた訳だが、上記のシリーズは「そこに住む人」達にも好評とのこと。
個人的には地元志向。「我が街」という発想が好きなので、こういう企画は非常にうらやましい。るるぶ編集長によれば「どの街にも知られざる良さがある。話があれば前向きに検討したい」とのこと。我が街、中野区もぜひ、と思う次第だが、東京都内でも最悪レベルと言われる中野区財政では無理なのだろうか…
仮に本が出る、として中野の名所ってどこだろう。少し考えてみた。
まずは歴史。以前も少し紹介した徳川綱吉の「生類憐れみの令」により作られたお犬様収容施設跡。中野区役所前に犬の像と言う形でその名残を垣間見ることができる。実際の犬小屋は少し離れた中野警察学校跡にあったらしいが。
ちなみにこの警察学校跡。ここはかの「陸軍中野学校」の跡地でもある。旧日本軍のスパイ学校。あの小野田少尉もここでスパイ教育を受けていたところ。
他で思いつくのは吉良上野之介の墓。これは東中野の功運寺にある。あとこれも二度ネタとなるが、徳川吉宗の飼育した象が引き取られたのも中野。ただし件の宝仙寺。行ってはみたけれど、それらしき痕跡はなにもなかった。
現代については、なにはともあれ「中野ブロードウェー」。中野系の語源とも言えるこの建物。最近ではよく「外人さん」がこのビルをうろつく姿を見かける。中野が誇るワールドワイドな観光地といっていいだろう(実際、ここは一件の価値あり。たとえあなたが中野系ではなくても)。
そういえば、元ずうとるびのメンバーがマスターを勤めるバーが家の近くにある。入ったことはないけれど。
村上春樹の「海辺のカフカ」。前半は中野が舞台だった。もっともあれは創作なので、具体的な場所の情報提供は難しいけれど。
いま話題の相撲部屋も中野区、ですな…。
締めはやっぱり中野サンプラザ。あそこは上層階にホテルとレストランがあるので、風景を楽しむにはお勧め。あのビルの不自然な形、以前とある掲示板では、ビル自体が巨大な変形ロボでは、というネタで盛り上がっていたことがある。言われてみると、確かにへんな形だ。
いかんせん中野在住歴8年の若輩者。すぐに思いつくのはこの程度。掘り下げればネタはまだまだいくらでもあるはず。
いつの日か「るるぶ」中野版が刊行されることを願いつつ、とりあえずは中野区のお隣、練馬区版でも購入してみようかな。
それまで「るるぶ」は「そこを訪れる人」に売れてきた訳だが、上記のシリーズは「そこに住む人」達にも好評とのこと。
個人的には地元志向。「我が街」という発想が好きなので、こういう企画は非常にうらやましい。るるぶ編集長によれば「どの街にも知られざる良さがある。話があれば前向きに検討したい」とのこと。我が街、中野区もぜひ、と思う次第だが、東京都内でも最悪レベルと言われる中野区財政では無理なのだろうか…
仮に本が出る、として中野の名所ってどこだろう。少し考えてみた。
まずは歴史。以前も少し紹介した徳川綱吉の「生類憐れみの令」により作られたお犬様収容施設跡。中野区役所前に犬の像と言う形でその名残を垣間見ることができる。実際の犬小屋は少し離れた中野警察学校跡にあったらしいが。
ちなみにこの警察学校跡。ここはかの「陸軍中野学校」の跡地でもある。旧日本軍のスパイ学校。あの小野田少尉もここでスパイ教育を受けていたところ。
他で思いつくのは吉良上野之介の墓。これは東中野の功運寺にある。あとこれも二度ネタとなるが、徳川吉宗の飼育した象が引き取られたのも中野。ただし件の宝仙寺。行ってはみたけれど、それらしき痕跡はなにもなかった。
現代については、なにはともあれ「中野ブロードウェー」。中野系の語源とも言えるこの建物。最近ではよく「外人さん」がこのビルをうろつく姿を見かける。中野が誇るワールドワイドな観光地といっていいだろう(実際、ここは一件の価値あり。たとえあなたが中野系ではなくても)。
そういえば、元ずうとるびのメンバーがマスターを勤めるバーが家の近くにある。入ったことはないけれど。
村上春樹の「海辺のカフカ」。前半は中野が舞台だった。もっともあれは創作なので、具体的な場所の情報提供は難しいけれど。
いま話題の相撲部屋も中野区、ですな…。
締めはやっぱり中野サンプラザ。あそこは上層階にホテルとレストランがあるので、風景を楽しむにはお勧め。あのビルの不自然な形、以前とある掲示板では、ビル自体が巨大な変形ロボでは、というネタで盛り上がっていたことがある。言われてみると、確かにへんな形だ。
いかんせん中野在住歴8年の若輩者。すぐに思いつくのはこの程度。掘り下げればネタはまだまだいくらでもあるはず。
いつの日か「るるぶ」中野版が刊行されることを願いつつ、とりあえずは中野区のお隣、練馬区版でも購入してみようかな。