中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

午後の喫茶店にて

2005年06月28日 | 日常
うだるようなあまりの暑さに、午後ためしに外で仕事をしてみることにした。
パソコンがネットにつながるところがよいので、Yahooの無線LAN試行サービスが使えるルノアールへ。

ルノアールのすばらしいところは電源コンセントも自由につかわせてくれるところ。日本では店やビルの電源を勝手につかうと盗電になってしまう。バッテリーがへたったノートしか持たない身にはありがたい限り。

去年のアメリカ旅行でうらやましかったのは、向こうではスターバックスのような喫茶店、空港、本屋に至るまで、電源コードは公共のもの、とばかりに皆が自由に使っていること。正式にOKが出ているわけでもないようだけれど、基本的に誰も文句は言わないことになっているみたいだ。スターバックスでは(有料だが)かならず無線LANがあるので、ノートパソコンを広げている人が日本よりずっと多かった気がする。

中野北口のルノアールではさすがに平日の昼間。まったりとした雰囲気、いろいろな客層。人間観察をするとなかなかに楽しい。

見るからにサボっている営業マン。クールビズとも言っていられないのだろう。この暑さでも上下スーツにネクタイ。疲れきっているのか虚空をみつめ、ほとんど動かない。隣の裕福そうな老人は平家の落ち武者が住んだ村の話、を延々と若い女性に語っている。はたしてどのような関係なのだろう。少し離れたテーブルでは若い男性と年配男性が激しく口論。いったいどのような揉め事かわからないがとにかく土曜にはあわせろ、を繰り返す。一体彼らに何が起きたのか。

涼しく、ネット環境も手に入ったにもかかわらず、あまり仕事は捗らなかった。すべては自分が悪いのだが…