はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

秋を楽しみ過ぎたホシガラス 最終編

2010-11-16 13:57:38 | Weblog
 11月14日 曇り空です。歩くには丁度良い天気に思えます。

 神奈川県内の東海道を歩く会に参加し、今日は二宮から鴨宮迄で鴨宮では酒匂の渡し場跡
を見学します。
 9時に二宮駅に集まったのは約20名でした。
 出発前に駅前で恒例により準備体操です。



 先ず吾妻山(136.2m)に登る予定でしたが天気が曇りなので視界が悪い為、中止し
脇から吾妻神社に参拝することになりました。気楽に考えていましたが、大変な階段道です。
 それでも途中まで息を切らして附いて行きました。自分のペースで行くと段々に遅れて行
きます。啼いている鳥を見たりして歩きにくい階段を登って行きます。





 九十九折りの坂道が続きます。ついにはホシガラス一人になりましたが登って行きます。

 神社の案内を見ると、縁結びの神 となっているのを見た途端に力が抜けました。
 81歳のホシガラスにとって不老長寿の神とか家内安全の神様なら頑張って登って行き
ますが、縁結びの神様では所詮縁がありません。
 もう一折れの坂道を上がると山頂と言う処で皆さんが下りて来ましたので下山に合流し
ました。下りは楽です。地球の引力の偉大さに感心するばかりです。

 吾妻神社は昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折り三浦半島から海路上総
へ渡ろうとすると突如強風が吹き荒れ舟も波に呑まれそうになった時、武尊の妻の弟橘媛
命(おとたちばなひめのみこと)は海神を鎮める為、自ら身を海に投じました。間もなく
海は静まりその後、海辺に流れ着いた姫の櫛を吾妻山山頂に埋め、在りし日の姫を偲ぶよ
すがとしたのが吾妻神社とのことです。その為に縁結びの神社なのでしょう。

 その後は海岸線を離れて平坦の道を暫く歩きます。間もなく相模の国二の宮川勾神社
に着きます。



 石段を昇り鳥居を潜って拝殿に向かいます。菊花展が開催されていて見事な鉢植えの
大輪の菊が展示されていました。判らないなりに見事な菊でした。



 日柄が佳く、七五三で可愛い女の子が手を引かれて参拝に来ています。



 何の加減か神社の御神輿が開陳されていましたので撮りました。見事な御神輿でした。



 地名は判りませんが、ここにも一里塚がありました。





 道路のマンホールは小田原城と恐らく酒匂川の輦台渡しが描かれています。



 JR国府津駅の手前には大山へ行く道の入口が有りました。



 国府津駅を過ぎて間もなくの処に親鸞上人が説法をした真楽寺がありました。



 ここには天然記念物とされている菩提樹があります。元は親鸞上人お手植えとされて
おり当時は幹回り2.1mもあったそうですが、現在の樹はその後に植え替えられたもの
ですが根元が五幹に別れています。





 真楽寺から東海道線の小さなトンネルを潜ると菅原神社です。国府津の天神さんとして
親しまれているとのことです。



 境内には昔、曽我兄弟が父の仇 工藤祐経の鎌倉へ向かう行列を待ち受ける為に
隠れたと言う大きな石が有ります。



 童謡 天神さんの細道 発祥の地とのことです。

 再び東海道へ出て学習センターで昼食休憩です。12時7分になっていました。
 12時40分にセンターを出てお昼の体操をして出発します。親木橋の近くの蜜柑
売り場で皆さん買い物です。



 ひたすら東海道を酒匂川に向かって歩きます。僅かに残された小田原の松並木が
見えて来ました。



 気根が下がった大きな乳銀杏のある上輩寺に寄りました。お寺より銀杏が目当てとは
少し失礼かも知れませんがお許しの程を。高さ5m程の樹ですが気根が100本もあり
そのうち20本は長さ1mを超えています。







 間もなく酒匂川に出ました。酒匂橋の近くに今は無くなりましたが昔の渡し場の
旧跡碑が残っていました。昔はここから渡し舟が出ていたとのことです。



 東海道を少し戻って大見寺?の五重塔を拝観しました。高さ4mほどの小型ですが
荘厳と言いましょうか威風堂々と立っています。



 今日の歩きも最後に近づきました。最後は酒匂神社で終わりの体操をします。

 最初の川勾と、この酒匂では、わ が少し違っています。川勾の勾は中がムになって
いて曲がっているの意味です。勾玉の勾です。
 酒匂の匂は ヒ で匂いです。似ているようで違います。日本語の難しさです。

 さて体操をして解散しました。14時半を過ぎていました。



 鴨宮の駅まで歩き15時の東海道線で帰宅しました。帰宅すると万歩計は
24843歩となっていました。

 曇っていましたが暑くて大汗でした。早速シャワーで今日一日の汗を流しました。

 流石に少し疲れ気味です。秋を楽しみ過ぎました。