~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

巨大で傲慢なキルギス人のオバチャン<151日目> in オシュ行き夜行バス

2011-07-25 23:00:00 | 中央アジア
 新疆時間の朝7:30にカシュガルの国際バスターミナルへ到着した。バスターミナルにはビシュケク行きのバスが停まっていた。これに乗れれば楽なのに外国人は乗れない。そして、オシュ行きのバスはまだ到着していなかった。

 バスは30分ほど遅れて到着して、それから荷物の詰め込みが始まった。結構な量の荷物があったのだけれど、ちゃんとバスの下部に収まった。でも、よくバスの中を見てみると後部座席の方には野菜が大量に置かれていた。さらに、乗客は荷物をバスの中に入れるので、通路は荷物だらけでメッチャ狭い。


 結局、荷物の詰め込みやパスポートの登録(国際バスだから?)に時間がかかって10時頃に出発した。座席は、野菜のスグ手前。というか、既に勝手にキルギス人のオバチャンが座っていて、どいてもらうのにちょっと手間がかかった。

 ようやく席を確保できたと思うと、今度は上からオバチャンの手が伸びてきて「席を代わってくれ」と言ってきた。ちなみに寝台バスなので上下の2段に分かれている。景色を見たいので「嫌だ」と断ったら、勝手に降りてきてミワコさんの席に強引に座ってしまった。そして、そこからは全然動かない。


 オバチャンは英語が喋れないので、その前に座っていた女の子(ちょっとだけ英語が喋れる)に通訳してもらいながら、どいてもらおうとしたが無理。「足が悪いから上はイヤだ」とか言ってる。そりゃーそんだけ太ってれば、足も悪くなるだろう。100kgはあると思うくらい巨大だった。

 正直、代わってもいいとも思っていたけど、あまりに強引な態度にムカついたので、代わるのはイヤだった。女の子も「足が悪いから代わってあげて」って言ってくるんだけれど、「じゃあ、あなたが代わればいいやん!」って言ったら「あたしは、どーのこーの…」と言って全然代わろうとしない。みんな結局、自分勝手だ。

 1hくらい経って後ろの野菜の隣で寝ていた日本人が上にいってくれた。これで、巨大なオバチャンが後ろに行けばいいのに、それでも全く動かない。なんてワガママで傲慢なんだ。結局、ミワコさんが後ろに移動した。

 その後、食事休憩があってバスに戻ると、おれの席まで占領されて勝手に野菜のそばの席に移動させられてしまった。マジでムカつく。

 もうどうしようもないので、そのままの席につくことにした。代わりに、オバチャン達がパンや桃を出すたびに「それ、くれ!」と言ってもらっていくことにした。それでも全然元を取れた気はしなかった。
 野菜もこれだけ重なると怖い。左下のがおれの足。


 中国での食事休憩で停まった村の風景。


 夕方になってイミグレに到着。中国側もキルギス側もホントにスムーズ。特別な荷物チェックもなく、素通りに近かった。これでようやく3ヶ国目。でも、パキスタンに入ったときほどの感動はない。オバチャンのせいで既にキルギスが嫌いになりかけている(笑)。
 キルギス側のイミグレの風景。


 キルギス側の景色はスゴくキレイだったんだけれど、残念ながらスグに日が落ちた。景色を見るためにも、国際バスじゃなくて乗合タクシーとかを使った方が良かったのかも…


 夕日にも映える。


 個人的に好きな写真。


 食事休憩がないままバスは走って、知らぬ間に寝てしまっていた。


 <宿泊地>オシュ行き夜行バス 570元
 カシュガルの国際バスターミナル発のオシュ(キルギス)への直通バス。新疆時間の朝7:30発。のはずが、実際は10時頃に出発。荷物が多く、席によっては不快。乗合タクシーやヒッチハイクなどで、イルケシュタム~(サルタシュ)~オシュなどと刻んで行った方が安くつくし、快適な気がする。


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