ポロゲーム最終戦＜１３５日目＞ ｉｎ ギルギット

　結局、今朝も５時過ぎに目が覚めた。というより、何度も目が覚めてそのたびに寒さでなかなか眠れなかったからほとんどまともに眠れていない。

　朝ご飯を食べた後、パラグライダーに乗せてもらえることになっていたので、サディックのテントへ行った。ちょうどエンジンの準備をしているところで横で見ていると、どうやら調子が悪いらしい。

　準備中。


　そして、結局、飛べなかった。せっかくタダで飛べるチャンスだったけれど、残念。

　テントに戻って出発の準備をした後、いよいよポロの最終ゲームを見るために会場へ移動した。
　出発の準備は完了。



　さすがに昨日よりヒトが多い。しかも今日はパキスタンの首相が来るらしい。荷物検査を受けた後（今日は女性に間違えられなかった）、適当な席に着いて試合開始を待った。

　しばらくすると選手が入場してきた。


　それだけですごい盛り上がり様。


　そして、いよいよポロのゲームが始まった。今日はギルギットＡチーム対チトラルＡチーム。


　前半は一進一退。互いに点数を取り合っていた。最初はおとなしく座っていた観客もほとんどが立っていたので、なかなか前が見えない。カメラで写真を撮ろうとしても、レンズを覗いていると、ボールがどこへ行ってしまうのかが予想できないので、かなり難しい。












　点数が入ると昨日以上の盛り上がり。



　ハーフタイムになると、音楽やダンスが始まった。そして、ヘリコプターがやってきて、ヘリコプターの降りた地点から車の車列が会場に向かってきた。たぶん、首相がやってきたんだと思う。パラシュートで会場に降りてきたり、昨日と違ってハーフタイムのパフォーマンスも賑やかだった。
　音楽隊。




　パラシュート。



　その後、何人かの関係者が演説？を始めた。もちろん何言ってるか分からない。最初はスグ終わるもんだと思っていたが、かなり長い。パキスタン人たちも痺れを切らしたのか、「ポーロ！！ポーロ！！」と叫んで試合の開始を煽っていた。

　３０分以上（ひょっとすると１ｈくらいかも…）経って、ようやく後半開始。なかなか点数が入らない。ようやくチトラルＡに点数が入って、４－３でチトラルＡがリード。その後も、しばらく膠着状態が続いたが、ついにギルギットＡが同点に追いついた。




　何かを投げて大騒ぎ。


　そして、立て続けにギルギットＡが点数を入れて６－４でリード。このころには、チトラル側の観客が帰り始めた。そして、最後は７－４でギルギットＡの勝利。ギルギット側から来たってだけでギルギットを応援していたので、勝って良かった。

　あまり良い写真が撮れなかったけれど、いくつか良さげな写真を載せておきます。









　その後、ギルギットへ向けて来た道を戻った。途中、ガクーチで行きのときと同じレストランで休憩した。すると、今回も蜂蜜をくれたオジイ達と再会。今回は２人とも。こんなことってあるんだなぁ～　チャイをご馳走になった。


　８時過ぎにようやくギルギットに到着した。この日はユウコさんとミワコさんとは別行動になっていたので、先に帰ってきているかと思っていたけれど、居なかった。途中の村で泊まっているのかな？。

　３日ぶりにシャワーを浴びたけれど、水が真っ黒。体から黒い水が吹き出しているみたいだった。色々あってホントに楽しい３日間だった。


　＜宿泊地＞マディナホテル　ツイン　４９０Rs
　ギルギットのバザールのそば。旅行者には有名やし、誰かに聞けばスグに分かる。雰囲気は良い感じ。

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