ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

フルーツトマト

2015-08-31 08:45:46 | エッセイ
我が家のトマトは殆んど終わりで、ここ数日の雨で、処分もしないでいます。

先日、朝のラジオで、農畜産物流通コンサルタント、食生活ジャーナリストの山本謙治さんのフルーツトマトのお話を聞いた。

毎日食べているトマトは生産から見ると夏が旬、しかし、旨さからは冬が一番という。それはトマトに水を制限してストレスを与えると、甘さが増す。寒さが加わるとますます甘いから冬のハウスのトマトは甘いのです。

では北海道でというが、山本さんは全国津々浦々の生産者を訪ね、名産品を食べつくす食の専門家です。なんと南国の高知県という。四万十川が有名ですが、仁淀川の上流の農家で栽培しているトマトを持ってきて食べていた。

トマトの旨さは、先端でなくへたにあり針でつつくように頂くことで、破裂を避けることができる。また、加熱しても美味しさは変わらないという。

寒冷地を利用した福島県南郷トマトは今人気抜群である。自然のトマトは雨に弱く割れが入るが、ハウス栽培はこの被害がないから安心できる。トマト美味しいよ。

角田信朗の世界

2015-08-30 08:59:59 | エッセイ
昨日、ラジオ大阪からの放送「かんさい土曜ほっとタイム」佐藤誠さんお何時もの軽快なおしゃべりといい掛け合いの千堂あきほさんの司会で、午後2時からK1空手、筋肉隆々の角田信朗さんのトークを聞いた。

ボデイビルやっているからこんな筋肉質になっているが、ボデイビルの究極をやっていると血糖値が大変いいという。

角田さんのいまはおっかない顔立ちだが、子どもの時はいじめられっ子で、父から強くなれの一言で、中学で少林寺拳法をやり2段になった。高校では極真空手をやった。

体重95kg・54才の角田 さんは大阪府堺市生まれ、正道会館最高師範(六段)、K-1競技統括プロデューサー、俳優として、大河ドラマで北条時宗、天地人では柿崎晴家を、竜馬伝では来島又兵衛など演じていると。奈良県立生駒高等学校、関西外国語大学外国語学部英米語学科卒。外国語(英語)の教員免許を所持しており、英語が堪能である。

出身の小学校で、課外授業をしたり、教員を目指していたが、免許取得の教育実習では、寝る生徒の起こし方とか、授業が面白いから生徒から授業終わっても続けてくれとせがまれたとか。しかし、担当教師にもっと世界に羽ばたく人であるからと諭され、母の反対を押し切ってこの道に進んだという。

世のアスリートはメダルを取ると、目標がなくなり将来の第2の人生が分からない人が殆んど、角田さんは、比延山?かな、修行で倒れてもまた起きて修行続ける姿から、自分との戦いを目標と定め、冗談に死んでも棺桶を割って出て来ると話し、肉体の限界に挑戦する心の強いアスリートであることを学んだ。

クロスワード9月号の解答

2015-08-29 08:17:15 | エッセイ
一昨日のクロスワード9月号の解答はキクノセックです。

これは、9月9日の重陽の節句で、5節句の最後の節句ですが、陰暦の9月で今年は10月2Ⅰ日の秋真っ盛りで菊の節句です。

ちなみに5節句には、1/7人日(七草)、3/3上巳(桃の節句、ひな祭り)、5/5端午(こいのぼり、男の子の祭り)、7/7七夕(星祭)、9/9重陽。


名作絵本は子育てから生まれた・・中川李枝子

2015-08-28 05:38:32 | エッセイ
明日への言葉アンコール(27.5.6)児童文学作家中川李枝子さんのトークを聞いた。

昭和9年札幌生まれ、4才で祖父の東京、小3で札幌、戦後福島市、高2から東京で、東京都立高等保母学院卒業後、昭和30年に保母となり、「子どもを楽しく遊ばせる」園長から言われたことを忠実に実行してきた。

中川さんは幼児から絵本が大好きで、小学入学祝に買ってもらったアンデルセン童話集、先生に非国民として外国の本のためと取り上げられたが誰にも話していないという。

勤めた保育園にはお金がありませんといわれ、ても、楽しく遊ばせるにはと絵本を要求、すべて買ってもらい、子どもの絵本を見て喜ぶ笑顔が嬉しく、しかし保育児にはやはりママが一番で、保母は2番目であることもつ付け加えていた。

保母としての子育てから、1960年「子犬のロクがやってきた」、1962年「やえやえん」が厚生大臣賞に、サンケイや野間文学賞など頂いて、代表作「ぐりとぐら」が生まれた。もう10か国語で翻訳されていると司会者が説明、また、となりのトトロやさんぽ、まいごの作詞もしていると。

ぐりは青い帽子と服、ぐらは赤い帽子と服の違いだけの双子の野ねずみの物語であり、中身はお料理と食べることである。これは、お金のない保育園の保母の時、フライパンでホットケーキを焼いて食べさせたところ、幼児から聞いた母親から評判になったと。こんなことが絵本の原点にあるという。

寒くなった蝉の声に思う

2015-08-27 09:13:22 | エッセイ
今朝は19度、昨日の午前は寒くて長袖の冬前の姿でしたが、午後小雨のなか行く夏を惜しむようにミンミンゼミの鳴き声が聞こえました。


もう蝉の声が聞こえないとこのブログに書いたばかりでしたが、お盆過ぎると、人にも景色にも夏の疲れが浮いている。

「蝉は鳴く 神さまが竜頭(ねじ)をお捲きになっただけ・蝉は忙しいのだ 夏が行ってしまわないうちに ぜんまいがすっかりほどけるよう」三好達治の詩に思わずうなずく蝉時雨である。炎天の蝉の声は暑さを倍加するが、昨日今日のように寒いと体感温度が下がり、余計に寒く感じる。

涼を通り越して寒いという表現がぴったりで、たたずまいやセンスの涼しい人に憧れる高齢者が多い。

向田邦子の一節に、「水羊羹の命は切り口と角であります。宮本武蔵か眠狂四郎が、スパッと水を切ったらこうもなろうかというような鋭い切り口と、それこそ手の切れそうなとがった角がなくては、水羊羹とはいえないのです」。

この夏の暑さで、水羊羹に大分お世話になった方も多いと思います。

昨夜のためしてガッテンで、夏バテ予防に高齢者はウナギが良いが、若い人のスタミナを左右するものは細胞内のミドコンドリアを増やすこと、これには食事を控え、1分間負荷をかけた歩行をすることとか放映していた。お試しあれ!