ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

20~30キロ避難準備区域から1年帰還進まず

2012-09-30 14:16:39 | 日記
今日30日(中秋の名月)で解除から1年が経つ。原発から35キロの我が家のすすきやお団子など毎年のお飾り今年も諦め。
南相馬、田村市や広野町では住宅の除染も進み、インフラも復旧して2学期から広野小中は授業再開しても、5,500人のうちで戻ったには1割の500超だけ。毎朝、広野行きの大型バスを見ると悲しくなる。
また、避難指示解除の楢葉、小高など、政府で視察していたがインフラはゼロでボランチアが腐った畳を運び出す映像を見るに忍びない。
このように解除されても戻らない、指示解除されても、インフラがゼロ、特に南相馬は医師、看護師不足、その看護師の若い世代はわが子のために戻らない。
まず、除染をそしてインフラの復旧が待たれている。いわきでも線量の高い荻、志田名地区の除染田畑はすすんでも山林は手つかずである。

いわき小名浜に初サンマ水揚げ

2012-09-29 14:27:20 | 日記
待っていたとばかりに、昨日28日、小名浜に初サンマが水揚げされた。
9月に入って5,6回サンマ頂いていますが、気仙や岩手の水揚げでした。しかし、昨日は地元小名浜に水揚げ、関係者で活気が戻ってきました。
相馬双葉漁協での漁は3種から10種にそして、今までの漁場より南下しての操業が始まった。しかし、南相馬まで南下できればいいが、浪江請戸までは到底無理、浪江、双葉、大熊、富岡は5年以内の帰還できないから。仮の町の設置場所もまだ決まっていない。いわき、郡山、二本松、福島は候補地ですが・・・。

郡山の病院ですぐに内部被ばく検査が11月からわかる

2012-09-28 16:22:38 | 日記
先日、郡山で空港での身体検査の機器のような内部被ばく検査機器が導入されたと報じていました。
わが町の海から捕れるヒラメなど線量が高く食べられません。また、昨日、二本松の栗も高いと報道してました。
しかし、わが町の線量は朝刊には0.08と載っています。通学路でも平均0.66です。裏山では2,83μSv/hです。
以前ブログに、いわき市桶売の志田名地区高線量を載せました。毎日のテレビでもいわきの線量は0.05~0.75と報じています。田植えも出来ないのに・・・どうして、高い線量値の地区名で報道しないのかと。

わが町1年半後の環境放射能線量測定の結果

2012-09-27 15:09:10 | 日記
原発から35キロのわが町いわき市四倉町の線量を測定した。環境放射線モニタは10万円堀場製作所のRadi。
我が家の室内0.171~0.333μSv/h、外は畑0.306~側溝0.881(7.728mSv/年)高いね。しかし、今年6月ベランダ1.181が除染の結果、半年後は0.318に下がっていた。
また、鎮守の社、雷神は3,561が2.833に、愛宕1.252に、荒神0.612と下がっていた。半年前15区会館は0.25と県は発表、私が測定0.885から0.709に下がっていた。
しかし、通学路は1.181から0.625(除染で)、だが、他は平均0.641(5.662mSv/年)と高く保護者は心配。

94才大田尭先生のお話に感銘

2012-09-26 17:39:43 | 日記
昨日と今朝の2回にわたりNHKラジオ「明日へのことば」での大田先生のお話を聞いた。その中で
先生は東大付属中学校校長時代に受け持った授業での締めくくりの時、ある生徒から
  どうして人間は立って歩くようになったのか
の問いに答えられず・・・10日間も読書したりの調べをしても答えが出ずにいたが・・・出た答えは・・・分からないと言いながらふと「そんな気になったからではないかと思う」といった。
後になって、この答えに確信が持てたという。
教育は学校だけではない。自然の中で生きるためすべての生活が教育であり、命であると。
今の時代は金、物にこだわり、学校では点数に、心すなわち命をおろそかにしてきた。自然の中で生きる生活力が大切と。