ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

宝くじの行くへ

2015-09-30 09:48:46 | エッセイ
枚数限定オータムジャンボ5億円宝くじが28日から来月16日まで、1等3億円X13本、前後賞各1億円、70周年賞70万円X1,300本と超豪華だ。

また、今年の冬の年末ジャンボ宝くじは、1等と前後賞を合わせて10億円と引き揚げられることになったという。

これまでの3億円をかなり上回るが、若年層の購入低迷で、減少傾向が続いていると。

しかし、福島民報あぶくま抄で、会津のホームセンターの売り場に、「出ました800000000円」を掲げると、幸運にあやかろうと売り上げが伸びたという。

買い求める日、天候、時間帯などの縁起担ぎのこだわりが多いが、公共施設のテント、送迎バスなどに「宝くじ」の文字が見えますが、これまた、東京五輪・パラリンピック関連の新たな財源にと売り上げの1%を当てる話が出てているとか。それよりも国立競技場とエンブレムを早く決めてほしいものだ。

お月見と十六夜

2015-09-29 12:56:11 | エッセイ
27日は旧8月の十五夜で中秋の名月、芋名月とも呼ばれます。

我が家では、凧揚げ大会と重なったため、その後、旧子どもの村からススキ萩、ガマズミを採りお飾りしました。菓子店から買った十五の饅頭となしりんごに里芋に代わり南瓜の煮つけをお供えしました。お月見は雲が多く7時過ぎに見えました。

また、28日の昨夜はスーパームーンと呼ばれ、地球に一番接近する満月で十六夜の月でしたが、はまなかあいづのテレビの始まりでは月を放映、その後雲でダメと、ここは全然見えません。しかし、7時過ぎ雲間から顔をだし、19:22撮影しました。三脚なしではっきりしませんが。

いわき凧揚げ大会

2015-09-28 11:18:21 | エッセイ
今年も、第20回いわき凧揚げ大会が、昨日27日芋名月十五夜の午後2時まで行われたました。

凧つくり大会とかいろいろのイベントがありましたが、朝から曇り空で、雨が心配されました。でも降らずに実施で来ました。

震災前は、全国から特に江戸凧揚げ会のメンバー沢山参加していましたが、震災後は参加者が少なくなりました。

今年は、復興の海岸工事で駐車場が狭くなり、会場も一部限られ大変だったようです。

震災後のいわき市の現状

2015-09-26 09:53:03 | エッセイ
昨夜8時から「東北Z」被災地福島県いわき市の現状のマップ作りでの旅を見た。

原発事故の影響で、年間1000万人が訪れていた観光客が風評などの影響で観光離れに悩む福島県いわき市の起死回生を目指し、NHKは市と協力して「裏マップ」作りというプロジェクトを始めた。
4人の女性たちが、"表"の観光マップには載らない、知られざる町の魅力を掘り起こしていくもので、小川の焼ねぎや湯本駅前の足湯の傍にはワンちゃんが居座り、回廊峨廊からブランコに乗り見える田んぼなどである。また、被災地を感じる場所として、久之浜漁港から船に乗り、原発のすぐ近くで釣りをして、小名浜で捕れたカレイの線量検査で、8ベクレルと基準値100ベクレルを大きく下回っていた。

津波震災があったからこそ生まれたお店、地産野菜からの手作りのビン詰めの味覚そして人との出会いがそこにはあった。被災地を真正面から観光地いわき市の現状を、原発事故などによって捻じ曲げられた名所を裏マップとして観光マップにした。掲載されていない地元の人に愛されている店や場所などの裏情報を紹介することで、地域の魅力を掘り起こすのがねらいのようだ。

さらに「被災地を感じられる」地図にするべく、震災後に生まれた絶品料理や、原発事故を生かした取材から、写真入りで身近に感じる手書きで、カードを作り折りたためた一枚のパンフにした。素晴らしい出来栄えで、これならいわき市にも観光客が安心してくることができると、4人のスタッフの努力を称えたい。

親離れと子離れ

2015-09-25 09:35:34 | エッセイ
明日が彼岸明け、今月5日に帰還した楢葉町の常磐線トンネルで一番長い上にある上繁岡地区での先祖墓参りの姿が放映されていた。ようやく先祖との絆が確かめられたようだ。

我妻も、毎日過去帳をめくりの先祖供養、そしてお祈りして絆を深めている。しかし、娘が来ると必ずコメを持たせる。子離れ出来ていない。

親離れと子離れ、どちらが難しいのだろう。天声人語に<どれだけの覚悟で言ったことなのか君は知らない「好きにしなさい」>今村こず枝。永田和宏氏の評は「なかなか怖い歌。一語に籠めた母親の覚悟と」。

事情を想像するしかないが、へその緒を再び切るような思いの一時が母親にあるのかもしれない。作家の森崎和江さんは「母性とは、抱く強さで放つもの」と書いている。

男親の私は、たまにしかわが子にメールしないが、妻は毎日やっている。母親の子離れは父の私には到底理解できないが、一般的に入学の付添いにしろ母親は昨今父親より熱心である。吉田松陰の辞世の歌にもあるように、「親思う心にまさる親心・・・」で、親の心子知らずは人生の順序として当然と思う。

アメリカにも「ヘリコプターペアレント」という言葉があり、頭上を旋回するヘリのように子を見守り、すぐ降りてきては指示や助け舟を出す親のことで、日本の大学生の親にも多いという。

へその緒つきの社会人が多くなっている今日、上司の叱り方一つにも注意が必要な時代である。ライオンはわが子を千尋の谷底に突き落とす諺が蘇える。