ブログ仙岩

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月遅れお盆

2015-08-13 10:00:51 | エッセイ
13日今朝の毎朝ラジオお便りでは、お手伝いに行くからと電話、電車バスと乗り継いで来た二人の孫の中学生には芝刈りをお願いした。

今はお盆を迎えるに当たり猫の手も借りたい忙しさ、迎え火の材料、盆棚を飾る笹やホオズキなど、新盆では1日門口に姓の名入り灯籠を立てたり、仏壇と別に盆棚にお飾りをする。だから、家の周りの除草まで手が回らないのが普通で、新盆でない家庭でも多忙である。

13日の仏壇のお飾りに、左に爪楊枝4本でキュウリの馬を作り早くご先祖様に来ていただきたいと、右手には、ナスの牛を作りゆっくり3日間過ごしてくださいと置く。

何と言っても、新盆の家に繰り広げられるジャンガラ念仏踊りである。もう近所の新盆家庭から太鼓と鐘の音が聞こえるので、急いで撮影(11:44)をした。いわき市内では、各団体の有志のグループが、新盆回りを15日までする。

また、お墓参りをして、道案内をしてご先祖様が迷わないように迎い火を焚き、お仏壇にお迎いする。

16日は送り火で、お飾りしたものを海へ流すが、今は汚さないためにゴミ収集車に捨てる。しかし、名入りや願い事を記入した灯篭を流す風習は各地に展開している。12日には、松川浦で流灯に鎮魂の祈りをこめ、津波犠牲者も含めての灯籠流しが早々に行われた。