ブログ仙岩

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焦げつきやすい領土問題

2015-08-18 08:31:18 | エッセイ
今朝のラジオ、花は咲くのバックミュジックにのせて、愛知の女性が、3人の兄は戦死、一日でも早く北方に眠る墓参をしたいと伝えていた。

2年前の天声人語に、「魚というやつは面白い」と食通のの魯山人は言う。「じっと目を放さずに見つめていると、なかなか焼けない。ちょっとよそ見すると、急いで焦げたがる」。無人の領土も似ていて、政治が「放置」してきた尖閣諸島が黒煙を上げている。・・・・

豊かな海底資源を知った中国が、尖閣の領有権を言いだして約40年。日本政府は先方を刺激せぬよう、島に触らず触らせずできた。少しでも領有の実績を重ねていたら、と思う。韓国は頼まれもしないのに、わが竹島を「開発」している。・・・

戦争の傷跡は、今も国民の心に深く刻まれている。

30年後に残したい言葉いろり、縁側、隣組など、風化しやすいもので、戦争の本当の意味を知らない人も増えている。

昨日は、早稲田実、東海大相模、仙台育英、関東一が順々で勝ち進み珍しく関東東北の準決勝となった。今日は甲子園もお休み、個々の戦争体験を伝え継ぐ難しさを改めて思う夏でもある。