ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

永遠のゼロの高山が言うテロとは

2014-02-28 07:48:43 | 日記
神風特攻や人間魚雷などの行動から、高山のテロは自爆テロを指すものと思う。

イスラム過激派の行動を英訳Suicide bombingを日本語訳で「自爆テロ」としたが、自分も死ぬ覚悟で目標物に向かって殺人・破壊活動をするテロ犯罪をいう。技術やコストが格安で目標まで到達攻撃ができる。しかし、軍事施設や兵士への攻撃であるはずが、名目のジハードは「目標貫徹の自爆はあなたを天国に導く」という聖戦としての攻撃がインスタント教育の洗脳により貧者スマート爆弾がゆえに貧困層や子供など一般市民に向けられることが多い。

ジハードは信徒(ムスリム)の義務の奮闘努力することであり、戦争は含まれていない。しかし、異教徒との戦いや防衛戦であり、内のジハードは心の悪、不正義、欲望、自我、利己主義などと戦って内面に正義を実現する行為である。また、外のジハードは法的根拠の聖戦で防衛戦をいう。政教分離のキリストと違い、政教一体のイスラムは即決するので、せっかちな信徒には受け入れやすいものとなり、ドイツ国内にも現われ始めている。

9.11のように民間人を巻き添む自爆行為の結果から、日本では無関係無抵抗な民間人に向けられたテロというイメージが強い。
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若松85等PM2.5福島県初めて注意喚起

2014-02-27 09:49:10 | 日記
68年前の二・二六事件の昨日26日には福島県内PM2.5の微粒子大気汚染物質が飛散したことで外出など控える注意を喚起した。

26日午前5~7時までの平均値、会津若松85(97)、郡山、南会津73(79)、福島69(-)、白河62(77)、楢葉49(73)、平50(70)、小名浜53(65)などで、注意喚起の基準は1日平均70、新潟、富山、石川、福井、大阪、兵庫、香川が高く汚染物質が大気中に長く漂うことから福島県は午後になれば70を超える予想があり全県内に外出、屋外での激しい運動を控える注意喚起を要請した。

大気汚染PM10、PM2.5は主に燃焼で発生するもの、中国の石炭燃焼の煤、黄砂、工場の粉じん、排ガス、火山灰、たばこの煙、石油の化学変化などで発生する。WHOはPM2.5の1年の平均基準値10、日本は15で1日の平均は35μg/m³、注意喚起は70μg/m³である。また、WHOはPM10を70から30に下げれば、世界の大気汚染関連死亡330万人の15%50万人減らせるし、2010年PM2.5での肺がん死亡22万2千人と発表。

26日大気汚染はいわき市平で、PM2.5の平均(5~7時)50、しかし、今までの最高値22ということは、北京では560日本の16倍の高濃度から、西高東低の冬型気圧配置に起こる大気の流れで、明らかに汚染物質が流入50に跳ね上がったと考える。

ただし、粒子状物質PMとは、particulate matterのことで、1μm=0.001mm。かっこ内の数値は最大値。

永遠の0の特攻は美化か否定のテロか

2014-02-26 10:21:58 | 日記
靖国参拝支持、中国韓国に対して過去に過ちのない国はないと日本擁護、3.11菅首相を批判した児玉清氏が「永遠のゼロ」の解説で、感動と涙を流させる百田氏を褒め、本のテーマから、始め内容がつかめなかったが、日本の誇る戦闘機「零戦」の物語と分かり、国を守るため戦った兵士の心情と戦争の経過はなまじ歴史本より遥かに面白く戦争の実態を教えてくれると。

しかし、戦後60年が過ぎ、新聞社主催「終戦60周年プロジェクト」の高山は神風特攻隊をテロと位置づけたことに佐伯健太郎は疑問を抱き、特攻の祖父の生きざまを知るべく、母のためにもフリーライターの姉とともに健太郎は祖父を知る特攻隊員と面談してデータを集めた。祖父の終戦間際特攻志願の心情を探り想像するが、児玉さんも言うように読んでのお楽しみと。

探偵ナイトスクープを手掛ける放送作家百田尚樹(1956~)の作家デビュー「永遠の0」の小説は2006年書き下ろしで、発行を拒否されたが、運よく発行にこぎつけ2009年に講談社文庫本になり爆発的にヒットした。私はこれで知り、ゼロ戦の物語であるこが予想できた。

しかし、メデアから特攻美化、戦争肯定の批判にも百田自身「特攻は断固否定し、戦争を一度も肯定していない」という。また、テロか否かを論ずる前に1929年世界恐慌、31年満州事変、32年五・一五事件、36年二・二六事件(68年前の今日)から陸海軍の対立、そして、1903~1940の37年続いた日本海軍海外遠洋練習艦隊での見聞録の背景が欠落している。小説だから仕方ないが次回に。

こころの旅火野正平さんが見た二見ヶ浦

2014-02-25 08:42:09 | 日記
昨年11/18ブログ仙岩に、火野さんが小野新町からいわきの自転車旅を載せた。坂本さんが手紙に同封した08.1.1の二見ヶ浦の写真をもとに旅して、現状の景観をお届けするものである。

私はこころの旅のテレビを見て初めて二見ヶ浦の二つの岩山の一つが震災で欠けたことを知った。この二見ヶ浦はいわき市合磯海岸の岬の先に少し離れて二つの岩山があり、北に豊間海岸の岬に塩屋崎灯台が見える。今年2月3日中之作つるし雛まつり撮影の帰路合磯海岸により撮影した。が、天気が悪く思う写真は撮れなかった。

震災で南斜面が崩落してから3年ぶりようやく復旧、今月23日塩屋崎灯台が一般開放され見学し、合磯まで足を延ばして撮影した。

しかし、火野さんが見た二見ヶ浦の欠けた岩山には写真と似ても似つかぬ岩山が目の前にありどんな思いで眺めたことであろう。修復するのもいいが、あまりにも残った岩山が前より高くなりイメージからかけ離れたものになっていて、私は大変がっかりしている。修復には自然に近いイメージを壊さないものにしてほしかった。盛り上げたものをもとの高さに戻すことはやぶさかでないと思うから。

野口五郎「ギターと歌と今のボク」を聞いて

2014-02-24 09:31:56 | 日記
大人の生き方野口五郎のトークを聞いて、登山を経験している人は飛騨山脈野口五郎岳(2924m)を知っている。

1956年生まれ58才、歌手人生43年という紹介から始まった。ギターリストであり、いまラジオ深夜便の歌「でも好きだよ」が流れている。「甘い生活」「私鉄沿線」「針葉樹」ヒットチャート1位新御三家スターとしての野口五郎(本命佐藤靖)の出身地は岐阜県美濃市でとにかく音が好きという。

ヒット曲の陰では、すべてのジャンルの曲、クラシック、外国の曲、そして自分曲などに挑戦していた。3歳から歌いだし、親父が中古のギター買ってきて、狂ったキーで引いたり、ちびっこのど自慢で、天道よしみに対抗意識をもち、ひばりのリンゴ追分をホップ調で歌ったりしていた。

15歳で母と上京、堀越に入り変声期で少し休めと言われても、グループは嫌で個人として「博多みれん」でデビューした。親の仕送りの生活、上京した父に「もうだめだと」と言おうとしても父は振り返らず挫折を味わい、18歳で4chで音つくり、ドラムをやり、兄佐藤寛の作曲「私鉄沿線」のヒットチャート1位に恵まれたという。

クラシックでは高い音出しに1分間続ける努力(男性は出していけないし、胸部を鍛えると声が出なくなる)は、現状をキープしたいがため精神的にも進化したい。兄貴分の布施さんにも相談したとか。そして「でも好きだよ」ではボクじゃないような歌を唄いたいと・・・。