ブログ仙岩

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楽しき辞書との毎日

2015-08-10 05:33:06 | エッセイ
毎日の日記で1度や2度必ず電子辞書にお世話になっている。

天声人語に、初めて辞書で引いた言葉を今でも覚えている。それは「死にものぐるい」。小学校の何年生だったか、買ってもらった辞書を広げ、大分時間がかかった記憶がある。以来どれほどお世話になったか。今も辞書は座右の相棒、いや先生である。・・・

子どもを辞書に親しませるには、本棚にしまわず、箱から出しておくのが肝要という。なるほど、開くまでに一動作多いだけで、つい面倒臭くなるのは大人も変わらない。

例えば、「政界」という語は、(不合理と金権が物を言う)政治家の社会と説明する。8月14日安倍総理の70年談話には、知識人や学者の御意見からどんなものになるのか楽しみである。

私も英和、和英、国語、漢和と百科事典、園芸辞典などを置いている茶の間で利用していたが、震災後は建物が頑丈なオーディオの部屋で過ごし、小学館の大辞泉と電子辞書にお世話になっている。勿論書斎には、英悟、ドイツ語スペイン語やことわざなどの成語林、一番高価な数理科学辞典や、広辞苑は初版本と第4版のもの、その他漢和大辞典、学研の日本美術全集、小学館の世界美術大全集、日本・世界大地図館など書庫に入っている。

書をやるので、五体辞典、揮毫辞典、中国の書の歴史やカナなどの書体、変体仮名帳や賞状や表彰状の書き方などが書庫に見える。

利用は毎日で、机の周りのすぐ手の届くところにあるから、分からないところや文字言葉は何時もお世話になっている。今も道に迷っているときは、辞書に、そしてこの辞書で埒が明かないときは、パソコンのネット検索でことを得ている。最近はネット検索が最終解決になることが多い。