今日8月15日は70年目の終戦記念日

今日お盆の15日、太平洋戦争70回目の終戦記念日である。各地で戦没者のそれぞれの思いで追悼が行われることでしょう。

今朝4時台、明日への言葉で戦後30年に放送した、昭和20年に放送された空襲警報など神戸市の民間人が録音した大阪の情報を聞き、神戸に向かう米軍の市民への爆撃情報を聞いた。

また、7月10日の仙台空襲の様子を語る放送も以前聞いた。広島原爆は30％、長崎原爆は２６％しか投下の日を知らない現実、ましてや焼夷弾や機銃掃射で市民が犠牲になったり、焼け野原になったことなど知る人はほんのわずかになってしまった。

昨夜6時から、戦後70年の安倍首相談話が6時20分過ぎまで発表され聞くことができた。

あの強気の安倍総理が、中国韓国など近隣諸国を勘案して控えめな内容との批判が新聞に載っている、批判は有識者に任せるとして、70才以上の戦争体験した人は２０％で、戦後生まれが80％である。先の戦争の謝罪を子や孫にさせない区切りを我々がする決意には感動した。

70年も平和に慣れてしまうと、人は中東で起きているテロやISによる自爆テロ、爆撃が起きていても対岸の火事の如くになっている。戦争、争いは絶対してはいけないが、戦争争いが起きている現実、戦争のない理想の世界には住めない。人は理性の上に住めても理性の中には住めず、まして、理想の中には永久に住めない(岡　潔)から、動物の本能でわが身を守ること以外にはない。