Heal-log

つれづれなるままに。

8-1-1。

2005年08月11日 | つれづれ
同期が会社を去ることになった。

入社4年目なのだから、別に珍しいことではないと思う。
最初は130人いた同期も何時の間にか100人を切ったが、ペース的にもきっと「そんなもん」なのだろう。
けれども、130人のうち同じ部署に配属されたのは8人だけで、その中の一人が抜けるのは、やはり少し淋しい。1年前に一人が辞めているだけに。

学生時代のクラブ、バイト、そして仕事。
組織があれば、退く人と残る人が出てくるが、私はいつも残る人だ。
残る方にもそれなりに考えることや辛さはあるけれど、辞めようかと悩んで行動に移す方が、何倍も大変だと思う。

彼女が少しばかり「しんどい」立場にいることを知らなかった訳ではない。
エリアやオフィスが違っても、顔を合わせる機会がなかった訳でもない。
何より、彼女が悩み事や不満を吐き出すタイプではないと知っていた筈なのに、どうしてもっと早くに話をしなかったのだろう。
少なくとも、次の職場を決めるまでは引き止められたのではないだろうか。

いつになく雄弁で饒舌な電話の声を聞きながら、そう思った。
勝手な良心の呵責だとは解っていても。


彼女と初めて出会ったのは、入社する前の年の夏だった。
当時私は内定を受けるかどうか迷っていて、内定者懇談会で同室だった彼女に相談したことを覚えている。
今の会社に入ることを決めた理由は沢山あるけれど、業種と同じ専攻を持つ彼女のアドバイスの影響は大きかったと、今でも思う。

「一緒に働けたらいいねo(^-^)o」
京都に帰った私の携帯に入ったメールがとても嬉しかった。

そんな彼女が、納得のいく新しい職場を見つけて元気を取り戻すことを、心から祈っている。